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NEWS 海外レース タグ 記事一覧

RACE

2022.01.05

ワールドツアーチーム「BikeExchange-Jayco」とパートナー契約を締結

GIANTは、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ(Team BikeExchange-Jayco)との新たなパートナーシップを発表し、世界をリードするサイクリングブランドとしてUCIワールドツアーレベルのプロロードレースへの復帰を果たしました。 男子チームは2024年までGIANTのバイクとギアを使用し、グランツールやワンデイクラシックなど世界各地の主要なロードレースを中心に参戦します。女子チームには、GIANTの姉妹ブランドであるLivがスポンサーとして参加します。 ワールドツアーで11シーズン目を迎えるチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコにとって、GIANTとのパートナーシップは大きな節目となるものです。ブエルタ・ア・エスパーニャ2018年総合優勝のサイモン・イェーツ(イギリス)やツール・ド・フランスでグリーンジャージを獲得したマイケル・マシューズ(オーストラリア)など、新人とベテランが混在するチームは、スプリンター、クライマー、タイムトライアルスペシャリスト、総合クラス争いの選手など、多彩な顔ぶれを誇っています。 「GIANTブランドは20年以上にわたってプロロードレースの最前線で活躍してきました。このたび、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコと共にワールドツアーに復帰できることを嬉しく思います」と、GIANTグループの最高ブランド責任者(CBO)であるフィービー・リューは述べました。「トッププロレーサーやサポートスタッフと協力することで、世界中のライダーに最高のサイクリング体験を創造しつづける、イノベーションのリーダーであり続けることができます。」 今年のチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコの男子チームには、12カ国から29名のライダーが参加しています。イェーツとマシューズに加え、58勝を挙げているオランダのスプリンター、ディラン・フルーネウェーヘンもチームに加わります。 今年の新戦力は、アメリカのタイムトライアル チャンピオン、ローソン・クラドックとイタリアのタイムトライアル チャンピオン、マッテオ・ソブレロ、そしてトラックのスペシャリスト、ケランド・オブライエン(オーストラリア)とキャンベル・スチュアート(ニュージーランド)、さらに若手のアレックス・バルマー(スイス)やヘスス・ダビド・ペーニャ(コロンビア)、ヤン・マース(オランダ)などがいます。 チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのゼネラルマネージャーであるブレント・コープランドは、「GIANTが男子チームのテクニカルパートナーになることを大変嬉しく思います。すでに、彼らがチームに与えてくれたサポート、そしてリソースの数は信じられないほどで、多くの興奮を与えてくれています。私たちのパートナーシップは、強い共通の目標を持って始まり、その目標に到達するために必要なことはすべて一緒にやっていきます。自信とモチベーションを持って2022年シーズンをスタートして、この素晴らしい道のりを楽しみにしています」 と語っています。 チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのライダーは、あらゆるレースに対応できるよう、GIANTのバイクをフルラインナップで用意します。すべてのバイクには、CADEXホイールシステムとSHIMANOドライブトレイン・コンポーネントが装備されます。 また、GIANT のRev ProやPursuit TTヘルメットも年間を通して使用します。さらに、チームはGIANTのプロダクトデザイナーやエンジニアと協力して、今年後半に導入される最先端の新製品を開発・テストします。 チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのライダーがシーズンを通してレースで使用する主要なGIANTバイクを紹介します。 TCR ADVANCED SL DISC 「トータルレースバイク」として知られるこのオールラウンダーは、20年以上にわたってレースパフォーマンスの限界に挑み続けています。ブエルタ・ア・エスパーニャでの総合優勝、ジロ・デ・イタリアでの表彰台、ツール・ド・フランスで複数のステージ優勝を果たしたサイモン・イェーツをはじめ、ステージレーサー、クライマー、オールラウンダーにとって、長年にわたり数多くの勝利を収めてきたTCRはナンバーワンの選択です。クラス最高レベルの効率性、優れたエアロダイナミクス、高いコントロール性を実現するために設計され、厳しい山岳ステージ、険しいクラシックコース、困難な地形での長いトレーニングにも最適です。   PROPEL ADVANCED SL DISC このエアロロードは、ツール・ド・フランスでの数々のステージ優勝、モニュメントでの勝利、世界中のスプリント勝利に貢献しています。ツール・ド・フランスでグリーンジャージを獲得したマイケル・マシューズ、ジロ・デ・イタリアのステージ優勝者ルカ・メズゲッツ、ツール・ド・フランスで複数回ステージ優勝経験のあるディラン・フルーネウェーヘンらチームスプリンター達が、Propel Advanced SL Discを駆りスプリントを制する日を期待してください。   TRINITY ADVANCED PRO タイムトライアルの世界チャンピオンの要求に応え、CFD解析と風洞試験を駆使して設計されたこのTTバイクは、実際のレースコンディションで優れたエアロ性能を発揮します。ローソン・クラドックやマッテオ・ソブレロといった、タイムトライアルナショナルチャンピオンが、最も重要な場面でタイムを短縮できるよう、AeroSystemチューブ形状を採用しています。   チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ 男子チーム、およびLivがスポンサーを務める女子チームの詳細については、こちらをご覧ください。 2022年 チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコ メンバーリスト Alex Balmer【アレックス・バルマー(スイス)】Jack Bauer【ジャック・バウアー(ニュージーランド)】Sam Bewley【サム・ビューリー(ニュージーランド)】Lawson Craddock【ローソン・クラドック(アメリカ)】Kevin Colleoni【ケヴィン・コッレオーニ(イタリア)】Luke Durbridge【ルーク・ダーブリッジ(オーストラリア)】Alex Edmondson【アレックス・エドモンソン(オーストラリア)】Dylan Groenewegen【ディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)】Tsgabu Grmay【ツガブ・グルメイ(エチオピア)】Lucas Hamilton【ルーカス・ハミルトン(オーストラリア)】Michael Hepburn【マイケル・ヘップバーン(オーストラリア)】Damien Howson【ダミアン・ハウソン(オーストラリア)】Amund Grøndahl Jansen【アムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェイ)】Kaden Groves【ケイデン・グローブス(オーストラリア)】Chris Juul-Jensen【クリス・ユールイェンセン(デンマーク)】Tanel Kangert【タネル・カンゲルト(エストニア)】Alex Konychev【アレックス・コニシェフ(イタリア)】Jan Maas【ヤン・マース(オランダ)】Michael Matthews【マイケル・マシューズ(オーストラリア)】Cameron Meyer【キャメロン・マイヤー(オーストラリア)】Luka Mezgec【ルカ・メズゲッツ(スロベニア)】Kelland O’Brien【ケランド・オブライエン(オーストラリア)】Jesús David Peña【ヘスス・ダビド・ペーニャ(コロンビア)】Callum Scotson【カラム・スコットソン(オーストラリア)】Nick Schultz【ニック・シュルツ(オーストラリア)】Dion Smith【ディオン・スミス(ニュージーランド)】Matteo Sobrero【マッテオ・ソブレロ(イタリア)】Campbell Stewart【キャンベル・スチュアート(ニュージーランド)】Simon Yates【サイモン・イェーツ(イギリス)】

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2021.12.24

他の追随を許さない:クリスティアン・ブルメンフェルトの歴史的な1年を支えたバイクたち

クリスティアン・ブルメンフェルトは、年初に大きな目標を掲げました。東京オリンピックや初のフルディスタンス・アイアンマンレースに出場し、2021年を自身のブレイクイヤーにすると計画していたのです。 オリンピック金メダル、トライアスロン世界選手権での優勝、初のアイアンマンレースでの圧勝など、歴史的なシーズンを振り返ると、ノルウェー出身27歳のブルメンフェルトの、すべての準備とハードなトレーニングが報われたことは明らかです。 オリンピックに向けて勢いに乗ったブルメンフェルトは、集中したトレーニング体制で2021年をスタートさせました。さらに今年は、オリンピックディスタンス用のPropel Advanced SL Discと、アイアンマンディスタンス用のTrinity Advanced Proという2つの秘密兵器も追加したのです。 ブルメンフェルトのために特別にデザインされたカスタムグラフィックが2台とも施されています。また、どちらのバイクもCFD解析と動的風洞試験によって、あらゆるヨー角でエアロ性能を最適化するGIANTのAeroSystem Shapingテクノロジーを採用しています。 ここでは、ブルメンフェルトが2021年を忘れられない年にするために使用した、2台のマシンを詳しく紹介します。   PROPEL ADVANCED SL DISC Photo: Charly Triballeau オリンピックやスプリントディスタンスのトライアスロンでPropel Advanced SL Discを選んだブルメンフェルトは、人生最大のレース「東京オリンピック」でもこのバイクを使用しました。オリンピック前に、世界トライアスロン選手権シリーズ横浜大会や世界トライアスロンカップのポルトガル大会などでPropelに乗り優勝したブルメンフェルトは、最高の自信をもってオリンピックに臨みました。 Photo: Tommy Zaferes Propel Advanced SL Discは、高性能なエアロロードマシンとして2つの役割を担っています。単独で走行しているときも、スプリントやアタックで、もちろんオリンピック・トライアスロンで勝利を狙うときにも、ライダーにあらゆるエアロアドバンテージを与えるよう設計されています。GIANTの最高級フレーム素材であるAdvanced SLコンポジットによって、すべてのチューブ形状と角度を最適化し、空気抵抗を最小限に抑え、実際の走行状況下で機能するAeroSystem Shapingテクノロジーを採用して設計されています。 Propelのフレームデザインは、計算流体力学の研究と風洞試験の結果によって生み出されたものです。CADEXホイールやContact SLRエアロコックピットとの組み合わせにより、様々なヨー角において空気抵抗を最小化し、エアロアドバンテージを実現しています。 ドラフティングが許可されたレースでブルメンフェルトは、フロントに42mm、リアに65mmのCADEX WheelSystemを選択します。Shimano Dura-Ace Di2で組まれたディスクブレーキ専用設計のバイクは、強力な制動力とコントロールを実現し、あらゆるコンディションや天候で性能を発揮します。フロントとリアのスルーアクスルは、剛性を高め、ハンドリング性能の向上に役立っています。 ブルメンフェルトのオリンピック金メダルバイクのフレームセットには、日本のアートやファッションによく見られる「七宝文様」からインスピレーションを得た特別なグラフィックが、ダウンチューブのロゴに採用されています。重なり合う円や形は調和と幸福を象徴し、5色の組み合わせは勝利を追い求める動きとスピードを表現しています。   TRINITY ADVANCED PRO 短距離のトライアスロンで目標を達成したブルメンフェルトは、すぐに新たな目標を掲げました。フルディスタンスのトライアスロンに初挑戦することです。112マイルのフルディスタンスでエアロダイナミクスと快適性を最大化するためには、今までと異なるライディングポジションが必要となるため、ピュアトライアスロンバイクでありTTマシンでもあるTrinity Advanced Proで、数ヶ月の準備期間中にトレーニングを開始しました。 2022年にコナで開催されるアイアンマン世界選手権を含む、より長距離の大会を目標に、ブルメンフェルトはメキシコのコスメル島をアイアンマンデビュー戦に選びました。彼はアイアンマン・コスメルで好調なスタートを切り、2.4マイルのスイムをトップから2秒差の2位で泳ぎ切りました。 そこからブルメンフェルトは、新しいマシンで圧倒的な走りを見せ、レースのトップに躍り出ました。CADEX Aero WheelSystemとGIANT Rivet TTヘルメットを装着した彼は、この日の最速タイムとなる4時間2分40秒でバイク区間を走り抜け、2位のRuedi Wild(スイス)に15分以上の差をつけ、圧倒的な強さで優勝を飾ったのです。 実際、ブルメンフェルトはアイアンマン史上最速のタイム(7時間21分12秒)を記録し、トライアスロン界に衝撃を与えました。その後、スイム中にダウンカレントがあったことが分かり、プロトライアスリート協会はこの世界記録を撤回しましたが、ブルメンフェルトが完全にレースを支配していたことは否定できず、アイアンマンの世界記録を塗り替えそうな勢いがあったことは誰の目にも明らかでした。 今月初め、ブルメンフェルトはフロリダの有名なモータースポーツ会場であるデイトナで開催された中距離イベント、CLASH Daytonaで再び大きな勝利を収め、シーズンを締めくくりました。高速道路を何周もする90マイルのバイク区間で、彼は再びCADEX Aero WheelSystemを搭載したTrinity Advanced Proを使用しました。 Photo: @dnarrowgate ブルメンフェルトは、動的マネキンによる風洞試験によって設計されたTrinity Advanced Proのエアロアドバンテージを、明らかに気に入っています。エアロエンジニアリングに加え、一体型デザインのハイドレーションとベントーボックス、ウォーターボトルなど、ロングに特化した機能を備え、エアロ性能の向上に寄与しています。また、幅広い調整機能を備えているため、112マイルにおよぶアイアンマンのバイクパートでも、快適性と効率性のためにフィット感を高めることができます。 Photo: Mikal Iden カスタムグラフィックは青から黒へのフェードで、選手が水中を進む様子や、路面で風を切り裂くような動きを表現しています。メインカラーに筆で描かれたグラフィックは、CADEX Aero WheelSystemのデザインにも反映されています。また、ホイールにはブルメンフェルトのサインと、彼の座右の銘 "It hurts more to lose"が刻まれています。 Photo: Mikal Iden 夢のようなシーズンを終えた今、ブルメンフェルトはすでに2022年に向けての準備を始めています。 ひとつだけ確かなことは、きっと面白い展開になる、ということでしょう。

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2021.11.25

ブルメンフェルトがアイアンマンの世界記録を更新!

東京オリンピックで金メダルを獲得したクリスティアン・ブルメンフェルトが、初挑戦したフルディスタンスのアイアンマン・コスメルを7時間21分12秒の驚異的なタイムで走り切り見事優勝!フルディスタンスの世界記録を更新したブルメンフェルトは、アイアンマンで再びトライアスロン界に旋風を巻き起こしました。 ブルメンフェルトは、Trinity Advanced Proで112マイル(約180キロメートル)を4時間2分40秒で駆け抜けました。@lalobadillo_ photo これまでブルメンフェルトは、スプリントやオリンピックディスタンスの大会に出場し、7月の東京オリンピックで金メダルを獲得後、8月の世界トライアスロン選手権カナダ・エドモントン大会でも優勝しました。その後、ブルメンフェルトは初のアイアンマンディスタンスイベントに照準を合わせます。 2022年にコナで開催されるアイアンマン世界選手権を含む、より多くの長距離レースに挑戦する計画の一環として、ブルメンフェルトはメキシコのコスメルをアイアンマン初戦に選びました。ブルメンフェルトは、2.4マイル(約3,900メートル)のスイムをトップのポール・シュスター(ドイツ)からわずか2秒差の2位で終え、幸先の良いスタートを切ります。 その後、ブルメンフェルトはTrinity Advanced Proで圧倒的な走りを見せ、状況を一変させます。CADEX WheelSystemとGIANT Rivet TTヘルメットを使用し、112マイル(約180キロメートル)の距離を4時間2分40秒という圧倒的な速さで走りきりました。 初めてフルマラソンの距離に挑戦したブルメンフェルトでしたが、ミス無く26.2マイル(約42キロメートル)を2時間35分24秒という驚異的なタイムで走りきり、勝利を手にしました。 ブルメンフェルトの記録は、2位のルディ・ワイルド(スイス)に15分23秒もの差をつけました。ドイツのシュスターは20分20秒差でゴールし、3位となりました。 東京オリンピックでの金メダル、世界選手権での優勝、そしてアイアンマンでの勝利と記録更新。ブルメンフェルトが2021年のトライアスロン界のスターであったことに、疑いの余地はありません。

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2021.11.10

グスタブ・イデンがアイアンマン・フロリダで優勝!

ジャイアントがスポンサーするトライアスリートのグスタブ・イデン選手が、パナマシティビーチで開催されたアイアンマン・フロリダで優勝いたしました。アイアンマン70.3の世界チャンピオンに2度輝いたイデンですが、この大会が彼にとって初めてのフルディスタンスだったこともあり、大きな話題を呼びました。さらに、7時間42分57秒のコース新記録を樹立し、勝利に華を添えました。 2019年のアイアンマン70.3を23歳で制したイデンは、史上最年少の世界チャンピオンとなりました。翌2021年大会でも連覇したイデンは、ショートディスタンスの分野ですでに世界トップの実績を上げています。7月に開催された東京オリンピックをトップ10で終えたイデンは、次にフルディスタンスのアイアンマンに照準を合わせます。当初予定していたアイアンマン・カリフォルニア大会が天候不良で中止になったため、フロリダ大会に方向転換しました。 パナマシティビーチで開催されたレースで、2.4マイル(約3.8キロ)のスイム前半は荒波のコンディションに苦戦するも、2周目に力強い泳ぎでトップグループとの差を縮めたイデンは、バイクへのトランジションを1位で通過しました。その後、カナダのライオネル・サンダース選手がバイクでトップに立ちましたが、イデンは「GIANT TRINITY ADVANCED PRO」と「CADEX AERO WHEELSYSTEMS」を使用して上位に食い込み、112マイル(約180キロ)を4時間05分11秒で走破しました。 数マイル走った時点で、イデンとサンダース2人の優勝争いになることは明らかでした。「ライオネルに離されるか、僕が彼を引き離すかのどちらかだと思っていたから、最後まで混戦になるとは考えてなかったよ。」と、イデンは言います。 2人は残り約10マイルまで一緒にいましたが、イデンがペースを上げるとサンダースはそれに応えることができませんでした。イデンは2時間34分51秒という驚異的なタイムを記録し、従来のコースレコードを1分17秒更新しました。 レース後、140.6マイル(約226キロ)のアイアンマンに今後も挑戦するかどうか聞かれたイデンは、「時間をかけて検討したい」と答えました。「初めてアイアンマンに参加した後、皆『もう二度とやらない』と言うと思うし、今はそんな感じだよ。僕にはハード過ぎたから、数時間後には考えが変わるかもしれないけど、今はもう充分さ。」 2022年にどの距離のレースを目標にしたとしても、イデンはトライアスロン大会で注目され続ける存在になるでしょう。

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2022.10.01

シクロクロススキル by マイケル・バンデンハム

10月に入り、シクロクロスのシーズンが到来。国内でも今週末からレースが順次開催されます。 幅33mm以下のタイヤとサスペンションのついていないドロップバーバイクでオフロードを走行するシクロクロスは、わずかなスキル差がタイムに大きく影響します。 GIANT TCX ADVANCED PROに乗るカナダのシクロクロスチャンピオン「マイケル・バンデンハム(Michael van den Ham)」が、コーナリングやバニーホップ、急な上りまで、レベルの高い走りへと導くスキル習得のコツを動画で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。   コーナリング シクロクロスでラップタイムを縮めたい。グラベルライドでテクニックを向上させたい。自信をもってスピーディーにコーナーを抜けたい。 そんなあなたに、カナダのシクロクロスチャンピオン、マイケル・バンデンハムがコーナリングのティップスをご紹介します。   バニーホップ トップレベルのシクロクロスレーサーは、あらゆる自転車競技のスキルを持ち合わせています。その完璧な例はバニーホップでしょう。 マウンテンバイクではごく普通のスキルですが、ドロップバーのシクロクロスやグラベルバイクでのバニーホップは、経験豊富なライダーでも躊躇する難しいテクニックです。 この動画では、カナダのシクロクロスチャンピオン、マイケル・バンデンハムが、レースでも日常でも優れたツールになるバニーホップ習得のポイントをお伝えしています。   クライミング シクロクロスのレースにおいて、たびたび含まれる急でテクニカルな上り区間を攻略するためには、単に力いっぱいペダルを踏むのではなく適切な重心位置とバイクの操作が秘訣です。 この動画では、カナダのシクロクロスチャンピオンであるマイケル・バンデンハムが、滑りやすく急な上りをクリアするポイントをお伝えしています。

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2021.08.24

ブルメンフェルトが世界トライアスロン選手権で歴史的なタイトル獲得!

カナダのエドモントンで開催された世界トライアスロン選手権シリーズ最終戦で、オリンピックチャンピオンに輝いたばかりのクリスティアン・ブルメンフェルトが勝利を収め、男子トライアスロン界の頂点に立ちました。 この歴史的な勝利により、ブルメンフェルトはオリンピックの金メダルと世界タイトルを同じ年に獲得した史上初の選手となりました。 ブルメンフェルトは、ライバルであるアレックス・イー(イギリス)に次ぐ総合2位で最終戦を迎えます。今年の世界トライアスロン選手シリーズの総合順位は、横浜、イギリスのリーズ、カナダのモントリオール、東京オリンピック、そしてエドモントンで開催されたシリーズ最終戦を含む計5戦の内、上位3大会を合計して争われました。横浜大会と東京五輪で優勝したブルメンフェルトは、エドモントン大会でライバルのイーを上回ってゴールすれば、タイトルを獲得することができます。 1.5kmのスイム区間で最速だった、現世界チャンピオンのヴィンセント・ルイス(フランス)、マーテン・ヴァン・リエル(ベルギー)、マーク・デヴェイ(ハンガリー)ら3人の先頭グループの後ろで、ブルメンフェルトは追走グループに入ります。 40kmのバイク区間でブルメンフェルトは、エアロロードバイクPROPEL ADVANCED SL DISCを駆り、トップグループに迫る追走グループを牽引します。CADEXホイールシステムを使用し、GIANT PURSUITヘルメットを被ったオリンピックチャンピオンは、総合を争うイーにタイム差をつけていきます。 10kmのラン区間に入る2回目のトランジションで、ブルメンフェルトは先頭に10秒差まで迫っていました。「アレックス・イーが後ろの第2集団にいるのを見て、とにかく先頭のマーテンを逃がさないようにしようと思ったよ。でも、マーテンはランでもとても強かったから、まさか自分が最後勝てるとは思ってもみなかったさ。」とレース後ブルメンフェルトは語りました。 7人の先頭集団で走りながら、ブルームメンフェルトは最終3周目でペースを上げます。その結果、最初に2名が脱落して、その後さらに2名が集団から遅れを取りました。最後の1kmに入ると、先頭はブルメンフェルト、ヴァンリエル、レオ・ベルジェール(フランス)の3人に絞られました。ゴール手前の最後のブルーカーペット区間に入ると、ブルメンフェルトが鋭いアタックを決めてレースを制しました。 「今年は本当に良い年だったよ!シーズン前は、自分は年をとっているし、タイトルもないと思ってた。でも今、自分はオリンピックチャンピオンと世界チャンピオンになったんだ!」 とゴール後にブルメンフェルトは喜びを語りました。

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2021.08.17

クリスティアン・ブルメンフェルトが東京五輪トライアスロンで金メダルを獲得!

クリスティアン・ブルメンフェルト(ノルウェー)は、オリンピック出場を長年夢見てきました。そのための終わりのないトレーニングや様々な犠牲は、7月25日に最高の形で報われました。オリンピックでの金メダル獲得です。 東京の高温多湿の環境下、ブルメンフェルトは一生に一度のレースで圧倒的な強さを証明しました。また、ノルウェーのチームメイトであり、ジャイアントがサポートするグスタブ・イデンも8位入賞でトップ10入りを果たします。ブルメンフェルトの勝利は、ノルウェーに2012年のロンドンオリンピック以来の金メダルをもたらしました。 ブルメンフェルトのキャリアを決定づけたこの勝利を、サプライズと見る人もいます。しかし、この意欲的な27歳のアスリートにとって、これは計画の一部でした。長年、東京での金メダル獲得を目標にしていたブルメンフェルトは、スイムスタート前に桟橋に立ったとき、勝利以外は何もいらないと思っていました。「メダルが欲しかったし、当然金メダルが良かった。金以外だったら、失望していただろう。」と彼は語ります。 その自信は、万全の準備によるものでした。2021年の初め、ブルメンフェルトはGIANTとチームを組み、バイクパートのパフォーマンスを向上させました。今年の春、国際的なトライアスロンレースがようやく活気を取り戻し始めると、ブルメンフェルトはオリンピックの優勝候補の一人として浮上しました。東京五輪のプレビューと言われた、5月の世界トライアスロン選手権シリーズ横浜大会で優勝したブルメンフェルトは、その1週間後にはポルトガルで開催されたワールド・トライアスロン・カップで再び勝利を収めたのです。 ブルメンフェルトは、この2つのレースで同じような展開で勝利しました。それは、バイクパートでの力強い走りに続いて、ランの最終局面でアタックを仕掛けるというものです。長い間レースから遠ざかっていたブルメンフェルトは、新たなレベルに到達していました。Propel Advanced SL Discとともに、スムーズで自信に満ちた走りを見せて先頭集団でしっかり走り、横浜大会では4番手でスタートしたランパートで10秒差をつけて優勝しました。翌週のポルトガルでも同様の展開で8秒差をつけて勝利しました。 東京に向けての最終準備は、スペインのシエラネバダやフランスのフォン・ロムーなどの高地で行われました。ブルメンフェルトとイデンは、スポーツ科学者のチームと協力してトレーニングを行いました。ブルメンフェルトは、「私はいつも、通常よりタフなトレーニングも、喜んで受け入れてきたと言えます。若い頃に大きな結果を残せなかったので、もし自分に一流になる才能がないのなら、もっと努力しなければならないと考えたのです。トレーニングに励み、毎日自分を追い込むことが、私の好きなことです。」と言います。 東京大会では、その努力の精神が世界に向けて発信されました。タフなスイムを終えたブルメンフェルトは、26位でバイクをスタート。Propel Advanced SL Discで、40kmのバイクパートを快調に走り抜けました。ブルメンフェルトが乗った Propel Advanced SL Discのフレームには、調和と幸福を象徴する日本の伝統的な七宝文様を採用し、5色の組み合わせで勝利を追求する動きとスピードを表現する特別なグラフィックが施されました。 このフレームセットは、GIANTのプレミアム素材であるAdvanced SLコンポジットで作られており、GIANTのエアロシステム・シェイピング技術を用いて設計されています。フレーム設計は、徹底的な流体力学解析と動的マネキンによる風洞テストの結果によるものです。チューブの形状は切り詰めた楕円形で、Contact SLR AeroコックピットやCADEX WheelSystemなどのエアロコンポーネントと組み合わせることで、様々なヨー角で抵抗を最小限に抑えることができます。 GIANT Pursuitヘルメットを着用したブルメンフェルトは、すぐに集団の中で順位を上げていきました。T2(バイクからランへ移行するトランジション)では8位まで順位を上げ、10km地点ではレースリーダーのアンドレア・サルビスベルク(スイス)と23秒まで差を縮めました。前方には、銀メダルを獲得したアレックス・リー(イギリス)など、走力に定評のある選手がいました。しかし、ブルメンフェルトは、そのような選手を一人ずつ抜いていきました。最後の1kmでは、ブルメンフェルト、リー、ヘーデン・ウィルド(ニュージーランド)の3人の争いになりました。ブルメンフェルトは、走りの速さで知られる2人に勝つには、ラストスパートをかけられる前に逃げるしかないと考えていました。 ブルメンフェルトはゴール後、ロイター通信に「スプリントになったら彼らに勝つスピードが足りない。だから、残り5分くらいの距離から全力でロングスパートするしかないと思ったし、それで勝てることを願ってたよ。」と語っています。 ブルメンフェルトは、リーとウィルドの間を全力で走り抜けました。彼らがいなくなると、長年に渡って思い描いてきたオリンピックの栄光を手に入れる、ブルーカーペットの上でゴールテープを切るという瞬間を味わうことができました。ラインを越えたとき、彼は歓声を上げ、ゴールテープを掴んで崩れ落ちました。 「長年、夢見てきた瞬間です」とブルメンフェルトは言います。「ゴールを見て、ブルーカーペットを見て、テープを触って。あの日、夢を実現できたことを本当に誇りに思っています。」

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2021.04.08

“RIDE UNLEASHED“ ストーリーを公開

GIANTと歩みをともにするサポートアスリート達が自らの自転車への思いや現在の活動などについて語る、“RIDE UNLEASHED” ストーリーを公開いたしました。 2020年は世界レベルのアスリートにとっても苦難の年となりましたが、GIANTがサポートするアスリート達は、そんな状況下でも自らの課題に挑み続け、新たな一歩を踏み出しています。レースだけではない彼らの取り組みや日常をご覧いただくことで、彼らをよりリアルに、より身近に感じていただければと思います。また、往来が難しい今日も、海外のアスリートが私たち同様にサイクリングへの情熱を持ち続けているのだと実感いただくことで、私たち自身のモチベーションにもつながるのではと思います。 本コンテンツでは、GIANTアスリートの活動をレースシーンに限らず幅広くお届けしてまいります。今後もぜひご高覧いただき、 私たちとともに「気持ちや能力が解き放たれたような最高のライド体験」を共有しましょう。 #RideUnleashed

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2021.02.24

GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAM 2021年の体制を発表!

GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMは、2021年のチーム体制を発表しました。ワールドカップ上位選手やナショナルチャンピオン、ベテランから期待の新人まで多様な14名の構成となっています。チームは、ダウンヒル、エンデューロ、クロスカントリー、グラベル、E-MTBなど、様々なオフロード競技に参戦します。 今年の重要な新加入選手は、2020年のUCIマウンテンバイク世界選手権で銅メダルを獲得したフランスのダウンヒルプロライダー、レミ・シリオンです。ワールドカップで計6回の表彰台獲得と、2013年には初優勝を果たしている31歳のシリオンは、マリボルで開催されたワールドカップで2位に、世界選手権では表彰台を獲得するなど、好調に2020年シーズンを終えています。 「GIANTに加わり、共に戦えることを楽しみにしています。シーズンが始まるのが待ち遠しいです。ハードなトレーニングをして、新しいバイクとギアを調整してきました。レース活動と製品開発の両方の面で、このチームでの新たなチャンスにワクワクしています。」 チームのテクニカルスペシャリストであるセバスチャン・ボイトンは、シリオンがワールドカップレベルのレースで上位を目指すチームにとって、実績とベテランならではの経験をもたらしてくれると語ります。「レミはワールドカップレベルで常に注目されていて、今年はレースでもレース以外でも彼の活躍に期待している」 チームは、シリオンに加えて、昨年から継続のコアメンバー達、そして期待の若手であるアメリカ人XCレーサー、ルーク・ヴルーウェンベルダーを新たに迎え入れてます。   2021 Giant Factory Off-Road TeamJosh Berry (USA), Gravel 【ジョシュ・ベリー(アメリカ)、グラベル】Josh Carlson (AUS), E-bike 【ジョシュ・カールソン、オーストラリア、E-MTB】Stephan Davoust (USA), XC 【ステファン・ダブースト、アメリカ、クロスカントリー】Carl Decker (USA), Gravel/XC 【カール・デッカー、アメリカ、グラベル/クロスカントリー】Youn Deniaud (FRA), Enduro 【ユン・デニアー、フランス、エンデューロ】Jacob Dickson (IRE), DH 【ジェイコブ・ディクソン、アイルランド、ダウンヒル】Reto Indergand (SUI), XC 【レト・インデルガンド、スイス、クロスカントリー】Antoine Philipp (FRA), XC 【アントワーヌ・フィリップ、フランス、クロスカントリー】Matt Sterling (USA), DH/Enduro 【マット・スターリング、アメリカ、ダウンヒル/エンデューロ】Rémi Thirion (FRA), DH 【レミ・シリオン、フランス、ダウンヒル】Tristan Uhl (USA), Gravel/XC 【トリスタン・ウール、アメリカ、グラベル/クロスカントリー】Cameron Wright (AUS), XC 【キャメロン・ライト、オーストラリア、クロスカントリー】Mckay Vezina (CAN), Enduro 【マッケイ・ヴェジーナ、カナダ、エンデューロ】Luke Vrouwenvelder (USA), XC 【ルーク・ヴルーウェンベルダー、アメリカ、クロスカントリー】   2021 Giant Factory Off-Road Team sponsors Suspension forks/shocks: FOXWheels: GIANTTires: MaxxisPedals: HTDrivetrain & Brakes: ShimanoBar/Stem: PROSaddle: GIANTSeatpost: FOX dropper and PRO seatposts Grips: ODIChain guides: MRPTire insert: CushCoreCycling shoes: GIANTRace kits: CuoreCycling eyewear: 100%Helmet: GIANT & 100% (full-face)Protection: 100% Gloves: 100%Other: Honey Stinger nutrition, Park Tool, Finish Line lube and cleaning products, Stan’s tire sealant, GoPro cameras, Thule gear   ダウンヒル/エンデューロ ダウンヒルチームには、アイルランド男子ダウンヒルナショナルチャンピオンに3度輝いた、ジェイコブ・ディクソンにシリオンが加わります。ディクソンは、世界的なパンデミックの影響でほとんどの主要イベントがキャンセルされた2020シーズンを経て、国内選手権を含む2つのレースで優勝するなど、好成績をおさめた2019年の調子を取り戻したいと考えています。 ダウンヒル陣の3人目のメンバーは、アメリカ カリフォルニア出身のマット・スターリング。19歳のスターリングは2019年の米国ジュニア男子DHナショナルチャンピオンで、昨年はクランクワークス インスブルックで開催されたジュニア男子ダウンヒルで優勝しています。今シーズンからスターリングは、エリート男子クラスに挑戦します。 シリオン、ディクソン、スターリングは主にFOXサスペンションを搭載したGLORY ADVANCEDを使用して競技に臨みます。また、3名のライダーは、GIANTの製品開発者やチームの技術スタッフと密接に協力して、次世代のダウンヒルバイクやギアの開発とテストを行います。 エンデューロチームでは、短い2020年シーズンのエンデューロワールドシリーズ(EWS)をトップ10でフィニッシュした、フランスのトップタレントのユン・デニアーが、今年も参戦します。デニアーは2018年に「EWSブレイクスルー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しており、今年もEWSでの表彰台を目指します。 デニアーと共にEWSに参戦するのは、北米コンチネンタルエンデューロシリーズで2019年に優勝した25歳のカナダ人、マッケイ・ヴェジーナ。ヴェジーナの2020年シーズンはカナダでのレースに限定されていましたが、クランクワークス サマーシリーズでは3つのレースでコンスタントにトップ10入りを果たしていました。 デニアーとヴェジーナは、FOXサスペンションを搭載したREIGN ADVANCED PRO 29と、一部のイベントでは、ショートトラベルのTRANCE X ADVANCED PRO 29トレイルバイクを使用する予定です。 エンデューロチームには、ベテランのジョシュ・カールソンも在籍します。オーストラリア人のカールソンは、昨年E-MTBレースへの転向を果たし、地元ではREIGN E+ PROでトレーニングと競技を行っていますが、特定のレースでは、TRANCE X E+ PRO 29も選択肢に入ります。 彼は2019年の第1回オーストラリアEエンデューロナショナルチャンピオンシップで優勝し、今年はエンデューロワールドシリーズのEバイクイベントを目標にしています。   クロスカントリー 今年のチームは、クロスカントリーとエンデューロのライダーを増員してワールドカップレースに参戦します。エリート男子カテゴリーには、スイスのレト・インデルガンドとフランスのアントワーヌ・フィリップが。オーストラリアのキャメロン・ライトはアンダー23クラスでレースに復帰します。 29歳のインデルガンドは、元スイスナショナルチャンピオン(U23)で、スイスのバイクカップシリーズでは2度の優勝(2016年、2017年)を果たしており、国際的で豊富な経験がチームの強みになることが期待されています。23歳のフィリップは、2019年にU23フランスナショナルチャンピオンを含む活躍を経て、今シーズンはエリートクラスへのジャンプアップします。 20歳のライトは、上昇気流のような勢いのある選手です。複数回ナショナルチャンピオンを獲得しており、オーストラリア代表チームとして、この夏の東京五輪出場を狙っています。昨年はオーストラリアMTB選手権のU23で優勝し、ナショナルチャンピオンのジャージを獲得しました。2021年、XCワールドカップシリーズの最初の2戦は、オリンピック代表選考レースとなります。 XCワールドカップに出場する3選手に加え、アメリカを拠点とするステファン・ダブーストとルーク・ヴルーウェンベルダーは、北米のXCイベントにチームを代表して出場することになります。ダブーストは2019年シーズン、USAサイクリングマラソン全米選手権で銀メダルを獲得。また、ダウニービルクラシックとグラインデューロという2つの米国の人気イベントで総合優勝を獲得するなど、注目を集める選手です。 ヴルーウェンベルダーは、大学で6度の全米チャンピオンを獲得しており、アメリカのクロスカントリーにおいて、若手のトップ選手の一人として注目されています。彼はUS カップのサーキットでトップ10の成績を残し、2018年のプロXCナショナルズでは、表彰台を獲得しました。 紹介したすべてのクロスカントリーライダーは、主にハードテールのXTC ADVANCED SL 29とフルサスペンションのANTHEM ADVANCED PRO 29を使用します。   グラベル 今年のGIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMは、ジョシュ・ベリー、トリスタン・ウール、カール・デッカーの3名が、グラベル競技に参戦します。アメリカを拠点とする3名のライダーは、カンザス州のアンバウンド・グラベル、ベルギー・ワッフル・ライドシリーズ、レベッカズ・プライベート・アイダホなど、北米の主要なグラベルイベントをターゲットにしています。3名ともREVOLT ADVANCED PROで競技を行う一方、GIANTの次世代グラベルバイクやギアの開発にも協力します。   チームパートナー FOXサスペンション、Maxxisタイヤ、Shimanoドライブトレイン/ブレーキコンポーネント、MRPチェーンガイド、HTペダル、PROコックピットコンポーネントなど、2020年からのパートナーシップの殆どを継続しています。その他のコンポーネントやギアには、GIANT WheelSystems、サドル、ドロッパーシートポスト、さらには新しいクラッチツールシステムなどのアクセサリーが含まれます。 アパレル面においては、クロスカントリー、グラベル、グラビティレーサー向けのレースキットを供給するCuoreとのパートナーシップを継続しています。また、次世代のパフォーマンスアパレルの開発とテストを行うために、Cuoreとの強固な協力関係を続けています。100%は再び、フルフェイスヘルメット、ボディプロテクション、アイウェア、グローブを供給し、GIANTはRAIL SX、REV PRO、PURSUITを含む、XCおよびグラベル用のヘルメット、さらにCHARGE PRO XCシューズ、LINEトレイル/エンデューロシューズ、SHUTTLE DHシューズを含む、フットウェアを供給しています。   GIANT FACTRY OFF-ROAD TEAMの最新情報は、InstagramとFacebookからご覧になれます。

BIKE

2020.12.07

BIKE CHECK : マイケル・バンデンハムのカスタムTCX

3年連続でカナダチャンピオンタイトルを獲得しているマイケル・バンデンハム(EASTON-GIANT Team)が今期使用する、特別なデザインのTCX ADVANCED PROが公開されました。 今年は北米でのレースが制限されているので、ヨーロッパで開催されるワールドカップレースとスパープレスティージュに出場するため、マイケルはこのTCX ADVANCED PROと共に渡欧します。 ペイントハウスカスタムによるこのユニークなデザインは、1950年代にカナダで開発された超音速迎撃機「アブロアロー」をモチーフにしたものです。 政治的な決定により開発がストップしたアローは、最初のテスト飛行から2年も経たないうちにプロトタイプが破壊されてしまいます。

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