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NEWS マウンテンバイク タグ 記事一覧

RACE

2023.07.31

MTB全日本DHIで新型GLORYに乗る及川選手がマスターズチャンピオンに

2023年6月7日に世界同時発表となった2024年モデルの新型GLORY ADVANCEDは、GIANTファクトリーオフロードチームが数年間開発に関わり、ワールドカップで好成績をおさめている高性能ダウンヒルバイクです。 新型GLORYの国内デビュー戦となったのは、7月23日に岐阜県郡上市のウイングヒルズ白鳥リゾートで開催された「全日本選手権マウンテンバイク選手権 2023」で、男子マスターズに参戦した及川功申選手が予選からライバルを圧倒するタイムで優勝しました。 全日本選手権のために整備されたウイングヒルズ特設コースは、ハイスピードコーナーや激しいロックセクションが存在する国内でも高難度のダウンヒルコースで、試走で転倒し負傷してしまう選手が続出する中、及川選手も前日の公式練習前半で肋骨と肩を負傷してしまいます。 その後、セッティング幅の広い新型GLORYをコースに合わせてベストな状態に調整した及川選手は、怪我の痛みに耐えながらも前日のタイムドセッション、レース当日の予選、決勝すべての走行でタイムを短縮して、初のマスタークラス全日本チャンピオンの称号を手にしました。   及川功申選手コメント 「全日本選手権への出場に向け、3か月間本格的にトレーニングを行ってきました。痛みに耐えながらのレースとなりましたが、優勝できてホッとしています。新型のGLORYは総合性能が高いだけでなく、調整幅が広いのでコースに合わせて簡単に乗り味をカスタマイズできるのが魅力です。特にコーナーでの反応性が良いので、今回のレースで自信をもって攻め切ることができました。3つのFLIP CHIPシステムで細かくポジションが設定できるため、最初はセッティングに苦労するかと思いましたが、各々の特徴がわかりやすいので、自分に最適なポジションをすぐに見つけることができました。」   及川選手 GLORY ADVANCED セッティング サイズ:S/Mサイズホイール仕様:マレット(前29インチ、後27.5インチ) FLIP CHIPポジションBB:HighREAR DROPOUT:LongHEADSET:Short(-5mm) フロントフォークエア圧:69psiHSC:0LSC:1LSR:15戻しHSR:6戻し リアショックスプリング:400lbsHSC:0LSC:1LSR:11戻しHSR:2戻し タイヤ前:Maxxis Assegai 29x2.5 WT 3C MaxxGrip DH(1.6bar)後:Maxxis Assegai 27.5x2.5 WT 3C MaxxGrip DH(1.6bar)   及川功申 プロフィール 2004~2006年にTEAM GIANTに所属してダウンヒル(DHI)のエリートクラスで活躍。 選手引退後は監督兼メカニックとしてTEAM GIANTに5年間携わり、選手2名をダウンヒルチャンピオンに導く。 2012年にジャイアントストア港北を開業した後、現在ではジャイアントストア3店舗を経営中。

RACE

2023.07.05

カーター・ウッズがチームを率いてワールドカップで勝利!

カナダのカーター・ウッズ(Carter Woods)がイタリアのバル・ディ・ソーレで行われた最新のMTBワールドカップで圧倒的なパフォーマンスを見せ、U23男子カテゴリーのショートトラック(XCC)とクロスカントリー(XCO)のレースで優勝しました。ウッズは、2023年のワールドカップシーズン前半において、あらゆるMTBレースの種目で成功を収めており、GIANT Factory Off-Roadチームの存在を輝かせています。 ウッズは、今年チームに加入した新人ライダーであり、現在のカナダナショナルチャンピオンとして、クロスカントリーレースの若手トップ選手の一人として台頭しています。22歳の彼は、スイスのレンツァーハイデで行われたXCワールドカップ第2戦でXCOでは2位、XCCでは3位となり、2つの表彰台を獲得しました。今回のイタリアでの2つの勝利により、ウッズは現在、XCCランキングで2位、XCOランキングで3位となっています。 ウッズは、木曜日のXCCレースで強力なスプリントを見せ、バル・ディ・ソーレでのレースを制しました。彼はAnthem Advanced Pro 29、Giant Rev ProヘルメットとCharge Proシューズを使用し、ペースの速い20分間のレースで常に先頭集団にいました。最終周回では4人のライダーによるバトルが展開され、ウッズが最も強力なスプリントでフランスのルカ・マルタンとアドリアン・ボイシュを抑え、それぞれ2位と3位に入りました。 「テクニカルなロックガーデンがあり、ギャップが形成されていたので、エネルギーを節約するかただ前に行くか迷いました」と、勝利後にウッズは語りました。「しかし最後の周回の展開を見て、私はただ前に進むことにし、小さなギャップを作りました。上りでアタックし、そのギャップを保ったまま最終のストレートに入り、最後まで突き進みました」。 2日後、ウッズはXCOレースでも再び躍り出ました。「XCCで優勝して自信がついたので、クロスカントリーでも挑戦したいと思っていました。厳しいスタートの後、自分が追いかける立場になりましたが、数周後には先頭集団に入ることができました。1人の選手が先頭からアタックしましたが、私は安定したペースで行くことを選びました。このテクニカルなトラックでは、小さなミスだったとしても、そこからあっという間に戦えなくなってしまうことがあるからです」。 ウッズはポジションを保ち、最終周回で攻撃を仕掛けました。「3位にアタックして、先頭が見える中で2位を確保した時、最後の半周しか残っていないところで『前輪がパンクした』という声が聞こえました。それから私は全力を出して勝利しました。XCCとXCOのダブル優勝を達成するのは信じられないことです。今は1か月後の世界選手権に向けて集中しながら、故郷で過ごす時間を楽しみにしています」。   男子エリート XC 今年新たにチームに加入したベルギーのイェンス・シューマンス(Jens Schuermans)も、オーストリアのレオガンでは4位、バル・ディ・ソーレでは5位と、ワールドカップシーズンの前半から安定した成績を残しており、第4戦を終えて現在はランキング13位に位置しています。現在のベルギーナショナルチャンピオンであるシューマンスは、シーズン後半に向けてワールドカップでの表彰台を目指しています。 エリート男子カテゴリーのチームのもう1人のライダー、フランス人のアントワーヌ・フィリップ(Antoine Philipp)は、チェコ共和国のノヴェメストで行われたXCOワールドカップシリーズのオープニングラウンドでクラッシュし、左親指の骨折を負ったため次のラウンドを欠場しました。フィリップは懸命にトレーニングを重ね、順調な進歩を見せています。彼はオーストリアの第3戦で復帰し、XCOで50位でフィニッシュ、バル・ディ・ソーレの第4戦では23位に飛躍しました。 Photos: Robin Nevrala   ダウンヒル GIANT Factory Off-Roadチームは、ダウンヒルレースでも新たな選手を迎えています。オーストラリアの兄弟、ルーク・マイヤースミス(Luke Meier-Smith)とレミ・マイヤースミス(Remy Meier-Smith)が加わりました。現在のオーストラリアのエリート男子DHナショナルチャンピオンであるルークは、タスマニアで行われた初のワールドカップエンデューロレースで歴史的な勝利を収め、ワールドカップのダウンヒルレースに向けても意気込んでいましたが、残念ながらスイスのレンツァーハイデでのトレーニング中のクラッシュで鎖骨を骨折してしまいました。ルークはスコットランドで来月開催されるUCI世界選手権での復帰を目指して、リカバリーに努めています。 一方、ルークの弟であるレミは、エリート男子クラスでの初のワールドカップダウンヒルシーズンを、印象的にスタートさせました。新しいGlory Advancedチームバイクに乗るレミは、バル・ディ・ソーレでトップ10フィニッシュを果たし、エリートとしてのワールドカップ参戦がわずか3回目ながら、素晴らしいパフォーマンスを見せました。18歳のレミは、シーズン後半にトップ20ランキング(総合19位)をキープし、成績を上げ続けることを目指しています。 「前回のレオガンでの19位から、順位を上げることを期待してバル・ディ・ソーレのレースに臨みました。決勝ラン直前に雨が降り始め、心配せずにはいられなかったです。途中で大きなミスをしてほぼクラッシュしかけましたが、そこから一層頑張ってゴールまで突き進み、順位を取り戻しました。タイムは保たれ、エリートワールドカップで3回目のレースで、10位でフィニッシュすることができました。この結果をとても嬉しく思い、努力を続ければさらに上位を目指せると感じています」と、レミは語りました。 チームの3人目のDHスペシャリスト、フランス人ライダーのレミ・シリオン(Rémi Thirion)も、バル・ディ・ソーレでの最後のラウンドで素晴らしい結果を残し、15位でフィニッシュしました。   エンデューロ 今年初めてUCIワールドカップに組み込まれたエンデューロレースでは、ユン・デニアー(Youn Deniaud)がチームのリーダーとしてReign Advanced Proチームバイクで活躍しています。このフランス人ライダーは安定した走りを見せ、最初の5戦で4回の総合トップ10フィニッシュを果たしました。デニアーは現在、シーズン後半の最後の2戦に向けて総合ランキングで8位に位置しています。 デニアーのチームメイトであるカナダのマッケイ・ヴェジーナ(Mckay Vezina)も国際的なエンデューロレースで強さを見せ、好調なシーズンを送っています。彼は数回のトップ20フィニッシュを果たし、7戦中5戦終了後の総合ランキングで17位に位置しています。   E-MTB 最後に、チーム唯一のE-MTB競技者であるオーストラリア人のジョシュ・カールソン(Josh Carlson)は、E-EDRワールドカップで素晴らしい成績を収めており、エリート男子総合ランキング10位に位置しています。彼はTrance X Advanced E+ E-bikeに乗り、最後のラウンドであるイタリアのバル・ディ・ファッサで自己最高位の4位フィニッシュを果たしました。 Photos: Sven Martin

EVENT

2023.07.03

第31回 シマノ・バイカーズフェスティバルに出展いたします

GIANTとLiv、CADEXは、7月29日(土)、30日(日)に長野県富士見パノラマリゾートで開催される「シマノ・バイカーズフェスティバル」にブース出展いたします。 ブースでは、先月発表になったばかりの新型「GLORY ADVANCED」を、展示いたします。 また、トレイルライドを身近にするEマウンテンバイク「TRANCE E+ PRO」の試乗車をご用意。パワフルながら自然なアシストを試乗コースでご体験いただけます。 その他、リアサスペンションシステムを再設計し、ジオメトリが3段階で調整可能で、29インチまたは27.5インチのリアホイールを装着するマレット仕様にも対応する新型「REIGN」や、海外サイクリングメディア「BikeRader」のグラベルバイク オブ ザ イヤーを受賞した「REVOLT X」をはじめ、試乗車を多数ご用意。 ジュニア用ハードテイルMTBの「STP」シリーズは、20インチから26インチまで全サイズを試乗いただけます。お子様のバイク選びの参考に、ぜひお役立てください! CADEXブースでは、CADEXグラベル用コンポーネントはもちろん、その他下記リストにある多数のCADEX製品も展示。実際に手に取ってご覧いただける、貴重な機会となっております。 さらに、シマノ・バイカーズフェスティバル期間中ブースにて試乗いただいた方限定で、SNSキャンペーンを実施いたします。試乗後にバイクの感想をブランドアカウントのタグ付きでSNSに投稿いただいた方に、GIANTステッカーキットをプレゼントいたします。プレゼントは無くなり次第終了とさせていただきます。 イベント期間中は、ぜひGIANTブースへお立ち寄りください。   試乗車 日時:7/29(土)9:00~17:30、7/30(日)9:00~13:30 ブランド モデル名 サイズ GIANT REVOLT X ADVANCED PRO 0 450(S) GIANT REVOLT ADVANCED PRO 1 450(S) GIANT REIGN 1 400(S) GIANT ANTHEM ADVANCED PRO 29ER 2 420(M) GIANT STP 26 340 GIANT STP 24 300 GIANT STP 20 260 GIANT TRANCE E+ PRO 405(S) Liv DEVOTE ADVANCED 2 390(XS) Liv INTRIGUE LT ADVANCED PRO 1 370(XS) Liv LURRA 1 360(XS)   展示車 ブランド モデル名 サイズ GIANT GLORY ADVANCED 430(S/M)   CADEX展示製品 ブランド モデル名 サイズ CADEX CADEX 50 ULTRA DISC TUBELESS ー CADEX CADEX 36 DISC TUBELESS ー CADEX CADEX AR 35 DISC TUBELESS ー CADEX CADEX AR TUBELESS 700x40C CADEX CADEX GX TUBELESS 700x40C CADEX CADEX AR HANDLEBAR 420mm CADEX CADEX GX HANDLEBAR 440mm CADEX CADEX RACE HANDLEBAR 400mm CADEX CADEX BOTTLE CAGE ー CADEX CADEX BOOST ー   SNS投稿キャンペーン 日時:7/29(土)9:00~17:30、7/30(日)9:00~13:30 試乗をお楽しみいただいた後、SNSで感想を投稿しスタッフに見せていただくと、先着で「GIANTステッカーキット」をプレゼントいたします。投稿には「@GIANT JAPAN」のタグを付けてください。※ノベルティには数に限りがございます。あらかじめご了承ください。

BIKE

2023.06.07

2024 新型「GLORY ADVANCED」を発表

GIANTは2024モデルとして、新型ダウンヒルレーシングMTB「GLORY ADVANCED(グローリー アドバンスド)」を発表いたします。第5世代となる新型GLORYは、DHレーサーの競争力を高めるためにゼロから再設計され、前世代よりも軽量、高剛性なフルカーボンフレームに独自のシステムを搭載し、ジオメトリ、リアホイールサイズ、フィット感やポジションを容易に調整することができます。 日本国内では、スペシャルデザインのフレーム・フォークセット「GLORY ADVANCED FRAME FORK SET」がS/MとM/Lの2サイズ展開、完成車の「GLORY ADVANCED」は国内限定1台(※)の販売です。※S/Mサイズ GIANTのエンジニアと製品開発者は、GIANTファクトリーオフロードチームのレーサーやそのメカニックと共に数年の歳月をかけて何度もプロトタイプを作り、世界で最も過酷で困難なDHトラックでテストしてきました。フランス人のレミ・シリオンは、過去2シーズンにわたりプロトタイプを操り、ワールドカップで複数回トップ10入賞、そして、ルーク・マイヤースミスが最終プロトタイプで2023年オーストラリア選手権エリート男子を制してナショナルタイトルを獲得しています。 「GLORY ADVANCED」の心臓部は、Advancedグレードのコンポジットでハンドメイドされた、軽量で強靭なフレームです。新型GLORYは、初めて消費者に提供されるフルカーボンDHフレームで、わずか3200g(S/Mフレームセット)の軽量性、高剛性、そして速さは、前世代よりも優れています。 アップデートされたフレームには、新しいマエストロリアサスペンションシステムと、ジオメトリ、リアホイールのサイズ、フィット感、ポジショニングの調整を可能にする3つのFLIP-CHIPを備えています。標準では、フロント 29、リア 27.5 インチのミックスホイールセットアップで、スピードと操作性をバランスしています。 また、リアドロップアウトの2ポジションフリップチップにより、29インチのリアホイールに交換することも可能です。 GIANT グローバルオフロードカテゴリーマネージャーのJan Cees Schellenbachは「5世代目となる新型GLORYは、一般消費者向けに初めて前後フルカーボンフレームを採用したDHバイクで、前世代よりも大幅な進化を遂げています。私たちは、さまざまなライダーや地形に合わせてバイクのパフォーマンスとハンドリングを調整するための新しい方法を開発しました。また、マエストロサスペンションシステムのアップデートにも多くの時間を費やしました。小さなバンプでも非常にスムーズなフィーリングを得られるようにレバレッジ比を改善し、同時にミッドストロークとエンドストロークのサポートも強化しました」と語っています。   新型「GLORY」の特徴 1. RACE-READY SUSPENSION 新型のマエストロ・リアサスペンションシステムは、200mmのスムーズでアクティブなトラベルが特徴です。そして、戦略的に配置された4つのピボットポイントと2つのリンケージが連動し、1つのフローティングピボットポイントを作り出します。 リアサスペンションには、強度と剛性を高め、フレーム全体の重量を軽減するAdvanced Forged カーボン製の新しいアッパーロッカーアームが採用されています。これにより、荒れたテクニカルなトレイルでのハンドリングが向上し、高速でのコーナリングやコーナーからの加速がスムーズに行えます。 75mmストロークの225mmトラニオンマウントショックとの組み合わせで、リアサスペンションはよりスムーズでアクティブなフィーリングを提供します。また、新型GLORYで再調整されたレバー比が、ボトムアウトのないスムーズなエンドストロークを実現しています。 リアサスペンションは、203mmトラベルのフロントフォークと組み合わされ、高速での大きなドロップオフ、激しい衝撃、極限のDHハードランディングに至るまで、あらゆる衝撃を吸収します。   2. ULTRA ADJUSTABLE 新型GLORYの特徴のひとつは、ライディングスタイルや地形に合わせて、アングルやリーチの調節、ホイールサイズのオプションを選択できることです。この調節機能は、3種類のフリップチップによって実現されています。 1つ目は、マエストロサスペンションシステムの上部ロッカーアームにあり、3つのポジション(LOW、MID、HIGH)でハンドリングを調節することができます。また、 ボトムブラケット下がりを5mm単位(13mm、8mm、3mm)、ヘッドチューブ角(61.6度、62度、62.3度)、シートチューブ角(78.4度、78.8度、79.1度)を同時に変更できます。フリップチップをハイポジションに設定すると、地面とのクリアランスが大きくなり、ヘッドチューブとシートチューブの角度が急になり、クイックかつ反応性の良いハンドリングを実現します。また、リアホイールに27.5ホイールを使用する「マレット」セットアップで、スムーズに高速でシングルトラックを走るのにも適しています。ミッドポジションは最も汎用性が高く、Giant Factory Off-Road TeamのDHライダーが最もよく使用するポジションです。ローポジションは、急勾配でテクニカルなダウンヒルに最適です。また、前後29インチホイールで走行する際の安定したハンドリングに適しています。 2つ目は、リアドロップアウトにあるフリップチップで、ホイールベースとリアセンター長を2段階に変更できます。ショートポジションでは、よりクイックで俊敏な乗り心地となり、タイトで曲がりくねった地形に最適な選択肢です。ホイールベースとリアセンターがタイトになることで、レスポンスの良いステアリングと軽快なハンドリングを実現します。一方、ロングポジションは、ホイールベースとリアセンター長を広げ、高速走行時のコントロール性を高めています。このセッティングは、長いストレート、高速コーナーを含むオープンでハイスピードなDHコースに最適です。 3つ目は、ヘッドセットアングルを3段階に調整可能なフリップチップで、リーチをショート(-5mm)、ミドル(0mm)、ロング(+5mm)に5mm刻み3段階で調整できます。ショートポジションは、リーチが短く最もアップライトなポジションで、タイトでテクニカルなダウンヒルコースに最適です。ミドルポジションは、地形が変化してもバランスよくハンドリングできるよう、ニュートラルなリーチで、変化する地形でもバランスのとれたハンドリングを実現します。ロングポジションは、最も長いリーチで高い安定性をもたらします。   3. REAR WHEEL OPTIONS リアホイールは29インチと27.5インチの2種類から選択可能です。「GLORY ADVANCED」完成車は、ジャイアントファクトリーオフロードチームのライダーがよく選択する「マレット」セットアップで工場から出荷されます。外径の小さな27.5インチのリアホイールを装着することで、キビキビとした俊敏な走りを実現するとともに、バイク後部のサドルとタイヤのクリアランスを確保します。 また、前後29インチホイールセットアップの走破性、スピード、安定性を好むライダーは、より大きな外径の29インチリアホイールとタイヤを購入することで簡単に交換することができます。   <製品プレゼンテーション>   新型「GLORY」ラインナップ 究極のDHマシン「グローリー」が、前後フルカーボンフレームに最新テクノロジーを搭載して、より軽く高剛性に生まれ変わって新登場。GIANTファクトリーオフロードチームと2シーズンかけて開発した第5世代のグローリーは、200mmトラベルマエストロサスペンション、ジオメトリ、リアホイールサイズ、フィット感やポジションの調整を容易にするマルチFLIP CHIPシステムを搭載して、最先端のDHパフォーマンスを実現。 「GLORY ADVANCED」完成車スペックは前29インチ/後27.5インチホイール。また「GLORY ADVANCED FRAME FORK SET」は、GIANTとともに活躍した歴代のレジェンドDHライダー達をたたえるビンテージデザインを採用した特別仕様。   GLORY ADVANCED 標準価格 : ¥1,155,000(税込)サイズ : 430 (S/M) mm 重量 : 16.7kgカラー : ショアライン>>詳しくはこちら   GLORY ADVANCED FRAME FORK SET 標準価格 : ¥935,000(税込)サイズ : 430 (S/M),450 (M/L) mm カラー : レジェンド>>詳しくはこちら  

BIKE

2023.04.12

「REIGN ADVANCED PRO 0」を追加ラインナップ

GIANTは、2023モデルでフルモデルチェンジを果たしたエンデューロMTB「REIGN(レイン)」シリーズに最上位モデル「REIGN ADVANCED PRO0」を国内限定1台※で追加ラインナップいたします。※Sサイズ 前170mm、後160mmのロングトラベルカーボンバイクのREIGN ADVANCED PROは、トレイルライドはもちろん、エンデューロレースに最適なモデルです。GIANT FACTORY OFF-ROADチームもエンデューロワールドシリーズ(EWS)で使用し、ルーク・マイヤースミスが2023 EWSワールドカップの初戦で優勝するなど、デビュー以来世界最高峰のレースでも性能を証明しています。 シリーズ最上位モデル「REIGN ADVANCED PRO 0」のフルカーボンフレームには、コントロール性を向上させる寝かせたヘッドアングル、ペダリング効率を向上させる立ち気味のシートアングルを特徴とするアップデートされたジオメトリとライディングシチュエーションやスタイルに応じてジオメトリを3段階で調整可能な最新リンクシステム「FLIP CHIP MAESTRO 3」を採用。また、リアサスペンションシステムは、前世代よりも14mm長い、160mmのトラベルを備えています。 リアサスペンションユニットには、REIGN用にカスタムチューンされたFOX DHX2 FACTORYショックを採用。フロントフォークには、潤滑性に優れ、摩擦係数を低減するカシマコートを施した170mmトラベルのFOX 38 FACTORY GRIP2を採用しています。 ダウンチューブにはインテグレートされたストレージスペースを確保し、ライドに欠かせないツールやスペアパーツを携行可能に。ウォーターボトルの取り付けも可能。 GIANT FACTORY OFF-ROADチームのルークも、EWSレース中の万が一のトラブルに備えて、チューブ、CO2ボンベ、工具類を携行するのにストレージを活用しています。 ドライブトレインには、無線コンポーネントSRAM EAGLE AXSを採用。 ホイールには、高い耐衝撃性能と滑らかな乗り心地が特徴のZIPP 3ZERO-MOTOホイールを採用。また、リアルタイムでタイヤ空気圧をモニタリングし、最適な空気圧を導き出せるTyreWizセンサーを搭載。 ハンドルバーには、ワイドなハンドル幅でも高い剛性を確保するハンドルクランプ径35mm規格のCONTACT SLR TR 35カーボンハンドルバーを採用し、確実なコントロールを実現します。     REIGN ADVANCED PRO 0 標準価格 : ¥1,815,000(税込)サイズ : 400 (S) mm カラー : メシエ>>詳しくはこちら

RACE

2023.04.02

MTB XCO竹内遼選手と機材サポート契約

GIANTは、マウンテンバイク・クロスカントリーオリンピック(XCO)の国内トップ選手である竹内遼選手と機材サポート契約を締結しました。 マウンテンバイク(MTB)およびシクロクロスをメインに活動する竹内選手は、幼い頃からオフロード競技を経験し、2015年のアジア選手権MTB XCOジュニアクラスで優勝して頭角を現します。 2021年にはエリートクラスで全日本選手権3位に入り、翌2022年には国内シリーズ戦で2勝、アジア選手権に日本代表として参戦するなど、国内MTBレースシーンを牽引するトップアスリートです。 「おりょう」の愛称で親しまれ、ファンも多い竹内選手は、今シーズンANTHEMとともに2024年のパリ五輪出場を目標に活動します。   竹内選手コメント このたび、GIANTとサポート契約を結ぶことになりました竹内遼です。オリンピック選考に関わる大切な年に、活動体制を一新するというチャレンジの中で、自分のパフォーマンスを最大限引き出すことができる機材を選びたいと考えました。そこで、世界最高峰の舞台で進化を続けるGIANTのバイクに乗りたいと強く感じました。ANTHEMの印象は、荒れた路面や急な登坂でもギアをかけていける高い追従性と、前110mm、後100mmストロークとリンクシステムからなるダウンヒルでの安定感が魅力的なバイクです。それでいて上りでは一切もたつきや重さを感じることがないので、想像を超える性能にびっくりしています。現代のXCレースに必要な要素をすべて持っているGIANT ANTHEMとともに今シーズン活動できることを嬉しく思います。 竹内 遼(たけうち りょう) 生年月日:1997年11月10日身長:168cm体重:57kg主な競技カテゴリー: MTB XCO、XCE使用機材:ANTHEM ADVANCED PRO 29ER (Sサイズ)Instagram: https://www.instagram.com/yo_yo_ryo_/ 【主な戦績】マウンテンバイク XCO2022年 Coupe du Japon 菖蒲谷 : 優勝2022年 Coupe du Japon 八幡浜 : 優勝2022年 アジアMTB選手権 : 10位2022年 JCF MTBナショナルランキング : 4位 写真提供 : Ryuta Iwasaki

RACE

2023.03.27

ルーク・マイヤースミスがエンデューロワールドカップ初優勝!

GIANT FACTORY OFF-ROADチームのルーク・マイヤースミス(Luke Meier-Smith)は、タスマニアで初開催されたUCIマウンテンバイク エンデューロワールドカップで、6ステージ中3ステージで勝利し、総合優勝を飾りました。 ルーク・マイヤースミスは、Reign Advanced Proを駆り、エンデューロ ワールドカップ初戦で歴史的勝利を収めた。Sven Martin photo ルークの弟、レミ・マイヤースミス(Remy Meier-Smith)は、男子U21カテゴリーで表彰台に上がり、フランスのユン・デニアー(Youn Deniaud)はエリート男子レースで9位に。チームから3名の選手が、トップ10入りを果たしました。 また先週末は、現在のベルギー男子XCOチャンピオンであるイェンス・シューマンス(Jens Schuermans)が、オーストリアのUCI C1クロスカントリーイベントであるKamptal Trophyを制しました。 シューマンスは、Anthem Advanced Proでシーズン序盤の好調さをアピールした。Robin Nevrala photo マイヤースミス兄弟は今年、新体制のGiant Factory Off-Road Teamに加入し、すぐに活躍の場を広げました。昨年のU21エンデューロ ワールドシリーズで総合優勝した 兄ルークは、20歳にして初めてタスマニアでエリートカテゴリーのレースを経験しました。彼の躍進は、チームにEWS/ワールドカップレベルでの初勝利をもたらしました。 第6ステージのフィニッシュ後、祝福されるマイヤースミス兄弟。Sven Martin photo ルークはレースで勝利した後、このように語っています。「素晴らしい日だ、言葉にならないよ! 1日を通してスムーズで安定した走りを続け、それが功を奏してトップに立つことができた。Reign Advanced Proは、リア27.5インチ、フロント29インチのマレットセットアップを選択したよ。」 今大会は、10年間続いたエンデューロ・ワールドシリーズからワールドカップにステップアップし、新しいUCIマウンテンバイク ワールドシリーズの6種目の1つとして、初めて開催されたものです。ライダーは、ダーウェントバレーのユーカリ林の中で、6つのステージに挑戦しました。総距離は54kmで、1200mの上り坂と3000mの下り坂が続きます。 ルークはオープニングステージで2位となり、その後3つのステージで勝利を収め、終日安定した走りでトップ4以下に順位を落とすことはありませんでした。 「一日を通して路面状況はかなり悪化したけど、慎重さを保ってなんとかミスなく速い状態を維持することができたよ。自分の走りにだけ集中し、結果にとらわれないようにしていたんだ。」 最初の5ステージのうち2ステージを制したルークは、この日最長のステージ6をトップで迎えました。「リードしているのに最終ステージで最後尾に下がったことは、間違いなくプレッシャーになったよ。でも、なんとか持ちこたえて、初めてのエリートカテゴリーレースでトップに立つことができたんだ。」 ルーク・マイヤースミスは、チームに、EWS/ワールドカップレベルで初めての優勝をもたらした。Sven Martin photo さらに、ルークの弟であるレミも Reign Advanced Proを駆って、兄と同じく3つのステージで優勝。男子U21で2位となり、この日 活躍をアピールしました。 18歳のレミ・マイヤースミスは、男子U21で驚異的なスピードと冷静さを見せ、銀メダルを獲得した。Sven Martin photo チームは来週末、タスマニアのダービーで開催されるエンデューロ ワールドカップ第2戦に参加する予定です。   シューマンスがXCレースで優勝 オーストリアで開催されたUCI C1イベント、KTMカンプタールトロフィーでイェンス・シューマンスが優勝を飾った。Robin Nevrala photo オーストラリア勢がタスマニアにいる間、2023年にチームに加わったもう1人の選手、イェンス・シューマンスは、オーストリアで大きな勝利を収めました。シューマンスは、ランゲンローイスで開催されたKTMカンプタルトロフィーに出場し、最高ランクのレースで今シーズン初勝利を収めました。 Anthem Advanced Pro、Giant Rev Proヘルメット、Charge Proシューズを使用し、勝利したシューマンスは、こう語ります。「このレースは、急な登りが長く続く厳しいコースで知られており、フィジカルなレベルで自分が今どのくらいの力を持っているのかを測る、良いテストになりました。シーズン序盤の自分の調子と、新しいレースバイクのスピード感に満足しています。」

RACE

2023.01.12

GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAM 2023年の体制を発表!

GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMは、新しいMTBワールドカップカレンダーに焦点を合わせ、エキサイティングな若き才能と経験豊富な優勝経験者によって強化した2023年のチーム体制を発表しました。 18歳のレミ・マイヤースミスは、現在オーストラリアのU19男子ダウンヒル・ナショナル・チャンピオンである。レミは、昨年ジュニア時代にDHワールドカップシリーズで5つの表彰台を獲得している。 2023年のGIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMは、クロスカントリー(XC)、ダウンヒル(DH)、エンデューロに参戦する10名のアスリートで構成されています。新しいメンバーには、ナショナルチャンピオン、オリンピック期待の星、そして世界で最も権威のあるマウンテンバイクレースのトップ選手達が名を連ねています。 GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMのマネージャーであるセバスチャン・ボイトンは、このように語っています。「今年はチームにとって、様々な面で非常にエキサイティングな1年になるでしょう。5名の新しいアスリートの参加はもちろんのこと、ライダーにとってチームの体制が変わることは大きなことですから、スムーズな移行を実現することが最優先事項でした。彼らの第一印象や自信に満ちた姿を見るのは、本当に素晴らしいことです。これは、業界をリードするスポンサーと昨年から引き続きチームに参加する5名のアスリートがGIANTと協力して新しいバイクを開発したことの証しです。これからの展開が楽しみです。」   クロスカントリー XCチームには、エリートとU23カテゴリーのワールドカップで活躍が期待される3選手が新加入します。ベルギーのエリート男子XCチャンピオン、イェンス・シューマンス(Jens Schuermans)は、2度のオリンピック出場(2016年、2020年)を果たし、ワールドカップで5回の表彰台を経験しています。シューマンスは2022年ワールドカップを総合12位で終え、今年はさらに高い目標を掲げています。 オリンピックに2度出場し、現在ベルギー ナショナルチャンピオンに輝いているイェンス・シューマンスは、今季のチームにさらなるパワーをもたらしてくれるだろう。 「GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMに加入することは、私にとって本当に特別なことだと感じています。2022年シーズンは好調で、ワールドカップで何度かトップ10に入ることができましたが、一方で表彰台のチャンスを2~3回逃してしまいました。表彰台は私の目指すところであり、このワールドクラスのチームとスタッフがその目標を達成する手助けをしてくれると信じています。新しいAnthem Advanced Pro 29erを数週間前からテストしていますが、この新しいレースマシンには本当に満足しています。」 2人目のアレクサンドル・バルマー(Alexandre Balmer)は、GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMでのXC競技とTeam Jayco AlUlaでのワールドツアーロードレースを両立するマルチタレントです。22歳のスイス人は、2018年世界選手権ジュニアカテゴリーで、XCとチーム・リレーで金メダルを獲得しています。同年バルマーは、ジュニアとしてヨーロッパ選手権のXCも制しており、ロードではスイス選手権を何度も制しています。 元XCジュニア世界チャンピオンのアレクサンドル・バルマーは、ロードレースとUCIワールドカップシリーズを行き来する予定だ。 XCチームの3人目の新戦力は、カナダのカーター・ウッズ(Carter Woods)です。21歳の彼は、昨シーズンにU23カナダ男子ナショナルタイトルを獲得し、U23ワールドカップシリーズで総合2位となるなど、ブレイクを果たした選手です。ウッズは1年を通して一貫してトップ選手として活躍し、ワールドカップで1勝といくつかの表彰台を獲得しました。今年はワールドカップでの優勝と、U23世界選手権のタイトルを獲得することを目指しています。 今年から現カナダ男子U23 XCナショナルチャンピオンのカーター・ウッズが加入。21歳の彼は、U23ランクでワールドカップ優勝と表彰台を目指す。 XCチームは、新加入の3名とアントワーヌ・フィリップ(Antoine Philipp)の計4名で構成されます。フランス出身のフィリップは、昨年初めてワールドカップ エリートでトップ10に入る成績を収め、順位を上げています。 XCライダーのアントワーヌ・フィリップは、昨年初めてエリート男子でワールドカップトップ10入りを果たし、2023年にはさらに上を目指す。Michal Cerveny photo XCライダーたちは、レースのコンディションや地形に合わせてバイクを選択します。テクニカルなコースではフルサスペンションのAnthem Advanced Pro 29erを、滑らかで高速なXCレーストラックではXtC Advanced SL 29erを使用します。   DH・エンデューロ グラビティチームには、DHとエンデューロの両種目に秀でたオーストラリア人兄弟、ルークとレミ・マイヤースミスが新たに加わります。20歳のルーク・マイヤースミス(Luke Meier-Smith)は、すでに両種目で素晴らしい実績を残しています。昨年は、ワールドカップDHのエリート男子で2度のトップ10入りを果たし、オーストラリアで開催されたエリート男子DHナショナルチャンピオンシップでは4位に入賞しました。エンデューロレースでは、2022年エンデューロワールドシリーズのU21カテゴリーで5勝し、総合優勝を果たしました。 マイヤースミス兄弟の兄であるルークは、2022年DHワールドカップシリーズで2回のトップ10入りを果たし、2022年エンデューロワールドシリーズのU21カテゴリーで優勝している。 ルーク・マイヤースミスはこう語っています。「2023年からGIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMに参加することができ、本当に光栄だよ。僕はGIANTのバイクに乗って育ったから、すべてが始まった場所に戻ってくるのは本当にクールだ。すでに数週間、新しいバイクに乗り、とても気に入ったよ。気持ちを切り替えて、今年こそはと意気込んでいるんだ。」 ルークの弟で18歳のレミ・マイヤースミス(Remy Meier-Smith)は、現U19オーストラリアDHナショナル・チャンピオンです。昨年はジュニアとしてレースに参加し、ワールドカップで4つの表彰台を獲得、DH世界選手権では銀メダルを獲得しています。 マイヤースミス兄弟は、フランスのDHのベテラン、レミ・シリオン(Rémi Thirion)に加わります。シリオンはワールドカップで表彰台を数回と、1回の優勝経験があります。3名ともGlory Advancedを使用し、チームの技術スタッフとともに新シーズンに向けて次世代モデルの開発・テストにも取り組む予定です。 DHレーサーのレミ・シリオンは、2022年に怪我と闘いながらも、イタリアで開催されたワールドカップファイナルでトップ10入りを果たした。以前のワールドカップ優勝や表彰台を獲得した調子を再び取り戻したいところだ。Sven Martin photo エンデューロレースでは、フランスのユン・デニアー(Youn Deniaud)とカナダのマッケイ・ヴェジーナ(Mckay Vezina)が、2023年も継続してチームに参加します。昨年デニアーは、フランスのルダンヴィエルで行われたファイナルでのステージ優勝を含め、EWSの最後の2ラウンドでベストリザルトを記録しました。 昨年のEWS最終戦でステージ優勝し、2022年EWSプロ男子ランキングで総合16位となったデニアーは、Reign Advanced ProとともにUCI MTB World Cup Enduroを目標に戦う。Sven Martin photo ヴェジーナも、3回のトップ20フィニッシュを達成し、堅実なEWSシーズンを送りました。両選手は、レースバイクのReign Advanced Proに加え、イベントによって、より短いトラベルのTrance X Advanced Pro 29erも使用する予定です。 カナダのエンデューロレーサー、マッケイ・ヴェジーナは2022年、ウィスラーでの15位を含む3回のトップ20入賞を果たし、これまでで最高のEWSシーズンとなった。Sven Martin photo チームを締めくくるのは、E-bikeレースに参戦しているオーストラリアのジョシュ・カールソン(Josh Carlson)です。E-エンデューロ オーストラリア選手権で過去3回優勝しているこのベテラン選手は、2023年のUCI MTBワールドカップE-エンデューロシリーズを目標にしています。カールソンは、主にReign E+ ProとTrance X Advanced E+ でレースに出場しています。 ベテランのジョシュ・カールソンは、E-エンデューロレースで3度のオーストラリアチャンピオンに輝き、2023年にはReign E+ ProとTrance X Advanced E+でUCI MTBワールドカップE-エンデューロイベントを目指す。   チームパートナー バイク機材については、FOXサスペンション、Maxxisタイヤ、Shimanoドライブトレインおよびブレーキコンポーネント、MRPチェーンガイド、HTペダル、PROコックピットコンポーネントなど、2022年からのスポンサーシップの殆どを継続しています。さらに、GIANT ホイール、サドル、ミニツールなどのコンポーネントやギアも追加されます。また、パワーメーターのスポンサーとして、新たにStagesサイクリングが加わりました。 アパレルについては、スイスのCuoreとのパートナーシップを継続し、XCとグラビティレーサーのレースキットを供給します。100%はフルフェイスヘルメット、ボディープロテクション、アイウェア、グローブを供給し、GIANTはXC用のREV PRO、トレイル/エンデューロ用のRAIL SXとREALMなどその他のヘルメットを供給します。また、GIANTはXC用シューズ「CHARGE PRO」、トレイル/エンデューロ用シューズ「LINE」、DH用シューズ「SHUTTLE」などのフットウェアを供給します。 GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMの最新情報は、InstagramとFacebookでご確認いただけます。   2023 GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAM Alexandre Balmer (SUI), XC【アレクサンドル・バルマー(スイス)、XC】Josh Carlson (AUS), E-bike【ジョシュ・カールソン(オーストラリア)、Eバイク】Youn Deniaud (FRA), Enduro【ユン・デニアー(フランス)、エンデューロ】Luke Meier-Smith (AUS), DH and Enduro【ルーク・マイヤースミス(オーストラリア)、DH/エンデューロ】Remy Meier-Smith (AUS), DH and Enduro【レミ・マイヤースミス(オーストラリア)、DH/エンデューロ】Antoine Philipp (FRA), XC【アントワーヌ・フィリップ(フランス)、XC】Jens Schuermans (BEL), XC【イェンス・シューマンス(ベルギー)、XC】Rémi Thirion (FRA), DH【レミ・シリオン(フランス)、DH】Mckay Vezina (CAN), Enduro【マッケイ・ヴェジーナ(カナダ)、エンデューロ】Carter Woods (CAN), XC【カーター・ウッズ(カナダ)、XC】   2023 GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAM スポンサー Suspension forks/shocks: FOXWheels: GiantTires: Maxxis Pedals: HTDrivetrain & Brakes: ShimanoBar/Stem: PROSaddle: Giant and PROSeatpost: FOX dropper and PRO seatpostsCycling Computers: Giant/Stages CyclingPower meters: Stages CyclingGrips: ODIChain guides: MRPTire insert: CushCoreCycling shoes: GiantRace kits: CuoreCycling eyewear: 100%Helmet: Giant & 100% (full-face)Protection: 100%Gloves: 100%Other: Park Tool, Finish Line lube and cleaning products, Stan’s tire sealant, GoPro cameras, Thule gear

BIKE

2022.12.02

エンデューロMTB「REIGN」がフルモデルチェンジ

GIANTは2023モデルとして、エンデューロMTB「REIGN(レイン)」シリーズをフルモデルチェンジいたします。新しいフレームは、リアサスペンションシステムを再設計し、「FLIP CHIP MAESTRO 3」の採用によりジオメトリが3段階で調整可能で、29インチまたは 27.5インチのリアホイールを装着するマレット仕様にも対応します。 新型REIGNシリーズは、GIANTファクトリーオフロードチームのプロのエンデューロレーサーと技術者によって設計・開発された、これまでで最も汎用性の高いREIGNとなります。 日本国内では、フルカーボンフレームの「REIGN ADVANCED PRO 1」とALUXX SLアルミフレームの「REIGN 1」の2モデルを発売いたします。 マエストロ・サスペンションを搭載した最初のGIANT MTBのひとつとして2005年に登場したREIGNは、現代のエンデューロレースが存在する前から、アグレッシブなトレイルライディングの限界を押し広げてきました。そのDNAの中心にはレースがありますが、バイクパークやシングルトラックでのライドにも適しています。 今回第8世代となるREIGNは、さらに汎用性を広げます。先進的なエンデューロジオメトリとさまざまなタイプの地形への適応性により、ライディングスタイルや地形に応じて、ライダーにより多くの選択肢を提供するように設計されています。 今シリーズの開発で重要な役割を果たしたGIANTファクトリーオフロードチームのライダー、ユン・デニアーとマッケイ・ヴェジーナのようなプロのエンデューロレーサーにとって、新型REIGNは、1秒を争う場面で妥協のないスピードとコントロールを提供します。 フランスのルダンヴィエルで開催された2022エンデューロワールドシリーズの最終ラウンドで、プロトタイプを駆りステージ優勝と総合トップ5でフィニッシュしたデニアーは、「新型REIGNの開発では、1年以上かけてすべてを完璧にしたよ。シーズン中、乗り心地がどんどん良くなって、後半にはベストリザルトを出すことができた。このバイクは新たな限界に挑戦させてくれるんだ」とコメントしています。 デニアーは、フルカーボンフレームのフラッグシップモデルである新型REIGN ADVANCED PROのプロトタイプでレースをしていました。新型REIGNのラインナップには、ALUXX SLアルミフレーム採用モデルもあります。 新型REIGNシリーズは29インチホイールをフロントとリアにスペックしていますが、ご自身でリアを27.5インチホイールに交換することもできます。前世代に比べて優れた調整機能を備えており、フリップチップの3通りのセッティングにより、ライダーはフレームジオメトリをすばやく簡単に変更できます。   新型「REIGN」シリーズの特徴 1. レースで育まれたサスペンション エンデューロレーサーやトレイルライダーがアグレッシブな地形で限界に挑み続けるなか、バイクやギアに対する要求は年々高まっていますが、フロントとリアのサスペンション性能が向上した新型REIGNは、ライダーに優位性をもたらします。 新しいマエストロ・リアサスペンションシステムでは、前世代よりも14mm長い、160mmのトラベルを備えています。トラニオンマウントを採用したリアショックは、ストロークが長く(前世代の60mmに対して62.5mm)、さまざまな地形において滑らかでアクティブな感触を実現します。アドバンスド・フォージド・コンポジット製のアッパーロッカーアームがシステムの剛性を高め、コーナーリング、加速、高速の下りでのハンドリングを向上させます。フロントには170mmトラベルのサスペンションフォークを採用し、トレイルの衝撃を吸収してコントロールを向上させます。   2. 調整可能なエンデューロジオメトリ 新型REIGNのフレームジオメトリは、デニアーのようなプロライダーがタイムを秒単位で短縮するために必要な素早さとコントロールを提供するように設計されています。同時に、一般のライダーにとっても安定性と自信を提供し、よりチャレンジングな地形でスキルを向上させます。 新しいフレームは、スタンドオーバーハイトが低く設計されており、より長いリーチとの組み合わせで、バイクの操作が容易になります。タイトでテクニカルなトレイルでの低速のコーナーリングからバイクパークでの高く跳ぶようなジャンプまで、新しいジオメトリによってより簡単に、走行ラインの変更や、障害物の飛び越え、最もチャレンジングな地形の走破が可能となりました。 さらに、3つのポジションに設定可能なフリップチップにより、ライダーはライディングスタイルやトレイルの状態に合わせ、ジオメトリを調整することができます。5mm刻み(35、30、25mm)でボトムブラケットのドロップを調整でき、ヘッドチューブの角度(63.5、63.9、64.2 度)とシートチューブの角度(78.3、78.7、79.0度)が変更されます。 フリップチップの設定をハイポジションにすると、地面とのクリアランスが大きくなり、タイトでテクニカルな地形に適しています。このポジションでは、シートチューブの角度が急になるため、上り坂でのパワーアップに役立ちます。ローポジションに設定すると、ヘッドチューブ角が緩くなり、ボトムブラケットが下がります。これによって、高速域でより自信を持ったハンドリングをすることができます。よりニュートラルなセットアップが必要な場合は、ミドルポジションが汎用性の高い設定になります。 調整可能なジオメトリに加え、新しいフレームには、ダウンチューブの下部にフレームプロテクターが備えられています。これにより、フレームが岩やその他の破片から保護され、静かなライディングも実現します。また、ダウンチューブには新たにストレージが設けられています。さらに、すべてのフレームサイズでウォーターボトルを取り付け可能で、ケーブルポートも刷新され、クリーンな外観とパフォーマンスを実現しています。   3. リアホイールオプション 新しいフリップチップのセットアップでは、29インチだけでなく27.5インチのリアホイールも装着できます(29インチフロントホイールとのペア)。これにより、バイクの後部のサドルとタイヤのクリアランスを広くすることが可能です。一部のライダーは、急でテクニカルな地形においてこの「マレット」仕様(前後異径ホイール)を好みます。 外径の大きい29インチホイールは安定性と走破性を向上させ、27.5ホイールはより高い反応性を提供しますので、リアホイール交換するだけでバイクのハンドリングとフィーリングを素早く簡単に調整可能です。 ※完成車のスペックは前後29インチになります。   新型「REIGN」ラインナップ エンデューロやトレイルでのライドに最適な「レイン」が、レースシーンからのフィードバックに基づき大きく進化。激しいライドでも余裕のある前170mm/後160mmのトラベル量を確保し、ヘッド角、シート角、BB高を3段階に調整できる最新リンクシステム「FLIP CHIP MAESTRO 3」を採用。後輪を27.5インチに換装する「マレット」にも対応可能で、高速コースからテクニカルコースまでセッティングの幅を拡げ、さらにアグレッシブなライドへの挑戦が可能に。 ※完成車スペックは前後29インチホイールです。   REIGN ADVANCED PRO 1 標準価格 : ¥990,000(税込)サイズ : 400 (S),425 (M) mm カラー : ブラックダイヤモンド>>詳しくはこちら   REIGN 1 標準価格 : ¥605,000(税込)サイズ : 400 (S),425 (M) mm 重量 : 16.5kg(M)カラー : エアグロウ>>詳しくはこちら  

RACE

2022.10.26

ヴルーウェンベルダーとカールソンがナショナルチャンピオンに!

アメリカのルーク・ヴルーウェンベルダー(Luke Vrouwenvelder)がUSAサイクリングマラソンMTBチャンピオンシップで優勝し、オーストラリアのジョシュ・カールソン(Josh Carlson)は、E-エンデューロ ナショナルチャンピオンシップでタイトル防衛に成功。2022年シーズンの締めくくりに、GIANT FACTORY OFF-ROAD TEAMは2つの大きな勝利を獲得しました。 ヴルーウェンベルダーは序盤からアタックをかけ、後続の選手を抑えて初優勝を飾った。Photo:@fotoweaver メリーランド州フレデリックで開催された39.2マイルのマラソンMTBチャンピオンシップで、ヴルーウェンベルダーとチームメイトのステファン・ダヴースト(Stephan Davoust)が圧倒的な走りを見せ、それぞれ1位と2位を獲得しました。 ヴルーウェンベルダーは、ガンブリル州立公園のテクニカルなXCコースにマッチするAnthem Advanced Pro 29ERで完璧なパフォーマンスを披露し、勝利を手にしました。ノースカロライナ出身で東海岸の地形に慣れ親しんでいた彼は、序盤からリードを奪いレース中もライバルを寄せ付けない走りを見せました。 27歳のヴルーウェンベルダーは、Anthem Advanced Pro 29ERで東海岸のテクニカルな地形を走破した。Photo:@fotoweaver 「戦略はシンプルなものだった。早い段階でペースを上げ、後ろを振り返らないようにした。自分のペースで走り、東海岸の岩や木の根はAnthem Advanced Pro 29ERの性能に任せたよ」と、GIANT Rev ProヘルメットとCharge Proシューズを着用したヴルーウェンベルダーは語りました。 ダヴーストが優勝し、ヴルーウェンベルダーが2位となった昨年とは打って変わり、圧倒的な強さを見せたヴルーウェンベルダーは、3時間20分05秒のタイムを記録し、2位のダヴーストに約3分、3位のカーソン・ベケット選手に6分以上差をつけ、初優勝しました。 「ナショナルチャンピオンシップでの勝利は、シーズンの最後を飾るにふさわしいものだと思う。今年の素晴らしい締めくくりで、ステファンと表彰台を共有できたことが嬉しいよ。」 昨年のチャンピオンであるダヴーストは銀メダルを獲得し、チームにワン・ツー・フィニッシュをもたらした。Photo:@fotoweaver   カールソンが3連覇を達成 チーム唯一のE-bikeスペシャリストであるジョシュ・カールソンは、オーストラリアE-エンデューロ ナショナルチャンピオンシップ2連覇中のディフェンディングチャンピオンとして参戦しました。男子レース中にビクトリア州の会場を激しい雨が襲いましたが、カールソンはReign E+レースバイクで濡れた滑りやすいコースコンディションを克服し、GIANT Lineシューズを使用して優勝しました。 ビクトリア州で開催されたオーストラリアE-エンデューロナショナルチャンピオンシップで、カールソンは再び圧倒的な強さを見せた。Piper Albrecht photo 3年連続でタイトルを獲得したカールソンは、次のように語っています。「今日はタフな一日だったよ。コースはひどいウェットコンディションに見舞われ、厳しいレース展開となった。各ステージはきつい上りに荒々しいセクション、タイトなコーナーがうまくミックスされていた。」 Reign E+は、走行するコースの特徴に合わせてジオメトリを2段階で調整できるリンクシステム「FLIP CHIP」を備えています。このレースでカールソンは「HIGH」ポジションを選択し、ヘッドチューブとシートチューブの角度を急にすることで素早いハンドリングとよりアグレッシブなクライミングポジションを実現しました。 激しい雨のため厳しいコンディションとなる中、カールソンは8つのステージをコンスタントに走り抜き、タイトルを獲得した。Piper Albrecht photo 「800Whのエナジーパックシステムを使用し、8つのステージを走り切りました。2022年のシーズンをEWS-Eランキング8位で終え、E-エンデューロ オーストラリアナショナルチャンピオンのタイトルを守ることができ、とても嬉しいよ!」 カールソンはオーストラリアE-エンデューロ ナショナルチャンピオンシップで3連勝を達成した。Piper Albrecht photo

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