• Instagram
  • You Tube
  • Facebook

NEWS ShimanoRacing タグ 記事一覧

RACE

2024.05.28

【シマノレーシング】TOJ 2024で山岳賞&ポイント賞を獲得!

5/19(日)から26日(日)までの8日間にわたり大阪~東京間で国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)2024」が開催され、シマノレーシングが参戦しました。UCI2.2クラスのステージレースにはシマノレーシングの他、海外から7チーム、国内から8チーム+ナショナルチームの計16チームが出場しました。 休養日が設定されない8日間連続のハードなステージレースの末、シマノレーシングは寺田吉騎選手がポイント賞を、中井唯晶選手が山岳賞を獲得するなど大活躍でTOJを終えました。 5/19(日)にTOJ第1ステージの前に開催された「堺国際クリテリウム」では、スタート直後から飛び出した寺田選手と山田拓海選手がそのまま逃げ切り、山田選手を先頭にシマノレーシングがワン・ツーフィニッシュを決めました。 第1・堺ステージ個人タイムトライアルでは、寺田吉騎選手が2位になり新人賞リーダージャージを獲得。5位に入部正太郎選手、9位に山田選手が入り、シマノレーシングは地元大阪堺市での開幕ステージを好成績で終えました。 第2・京都ステージでは、2度の山岳ポイントをどちらも先頭通過した中井唯晶選手が山岳賞ジャージを獲得!寺田選手もステージ5位でゴールして、新人賞のホワイトジャージをキープしました。 第3・いなべステージでは、厳しい登り区間を含むコースで中井選手が山岳ポイントを加算してジャージをキープ。9位でゴールした寺田選手は新人賞リーダーを明け渡してしまうものの、4レース連続トップ10ゴールの活躍でファンをわかせました。 第4・美濃ステージでは、中井選手の山岳賞キープ、寺田選手のポイント賞ジャージ獲得、ステージ勝利を目標に積極的にチームが動いた結果、山岳ポイントを2つ先頭で通過した中井選手が山岳賞をキープ。寺田選手がスプリントポイントを先頭で通過して見事ポイント賞ジャージを獲得しました。 第5・飯田ステージでも、中井選手が山岳賞ジャージをキープ。ゴールスプリントとなった先頭争いには石原悠希選手が勝敗にからむものの惜しくも表彰台に届かず4位でゴールしました。 第6・富士山ステージは、スタート地点の富士スピードウェイから平均勾配10%最大勾配22%の「ふじあざみライン」で富士山五合目まで上ってゴールする標高差2260mのヒルクライムステージ。寺田選手は前半の2回のスプリントポイントを先頭と2位追加してポイント賞首位をキープ。あざみラインに入ると外国人勢が先頭集団を形成。シマノレーシングは山田選手が日本人3番目の17位。石原選手が19位で厳しいクライミングコースを走り切りました。 第7・相模原ステージは、山岳賞が確定する重要なステージで、疲労が溜まってライバル選手の動きに対応できなかった中井選手に代わり、入部選手が山岳ポイントを2回トップ通過して中井選手の山岳賞ジャージ確定を見事にサポート。ポイント賞リーダーの寺田選手も着実にポイントを重ねてリーダージャージを保ったまま最終ステージへ。 第8・東京ステージは、大井埠頭の1周6.5kmの周回コースを16周する104kmで開催され、寺田選手のポイント賞を確定すべく集団をコントロールしたシマノレーシングの牽引で、寺田選手は3回ある中間スプリントポイントの内2回を1位通過。レースも9位で終えた寺田選手は見事ポイント賞を確定させました。 TOJ 4賞の内、山岳賞とポイント賞の2賞を獲得するなど大成功で終えたシマノレーシングは、PROPELとTCRを選手の好みやコースによって使い分けています。シマノレーシング各選手のフレームサイズや機材コメントは、チーム紹介ページでご確認いただけます。 https://www.giant.co.jp/giant24/teamsriders/riders/shimano_racing.php   リザルト 堺国際クリテリウム:26.8km1位 山田 拓海(シマノレーシング)2位 寺田 吉騎(シマノレーシング)3位 リース・ブリットン(セント・パイラン 第1ステージ・堺:個人TT 2.6km1位 マックス・ウォーカー(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)2位 寺田 吉騎(シマノレーシング)3位 マッテオ・マルチェッリ(JCLチーム右京)5位 入部 正太郎(シマノレーシング)9位 山田 拓海(シマノレーシング) 第2ステージ・京都:103.6km1位 マッテオ・マルチェッリ(JCLチーム右京)2位 マックス・ウォーカー(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)3位 今村 駿介(日本ナショナルチーム)5位 寺田 吉騎(シマノレーシング) 第3ステージ・いなべ:127km1位 ジョバンニ・カルボーニ(JCLチーム右京)2位 アナトリー・ブディアク(トレンガヌ・サイクリングチーム3位 ドリュー・モレ(キナンレーシングチーム)9位 寺田 吉騎(シマノレーシング) 第4ステージ・美濃:137.3km1位 ジョシュア・ラドマン(セント・パイラン)2位 山本 哲央(日本ナショナルチーム)3位 窪木 一茂(日本ナショナルチーム)5位 寺田 吉騎(シマノレーシング) 第5ステージ・信州飯田:120.9km1位 ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)2位 ダヴィデ・トネアッティ(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)3位 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)4位 石原 悠希(シマノレーシング) 第6ステージ・富士山:67.1km1位 ジョバンニ・カルボーニ(JCLチーム右京)2位 クドゥス・メルハウィ・ゲブレメディン(トレンガヌ・サイクリングチーム)3位 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島) 第7ステージ・相模原:107.5km1位 マックス・ウォーカー(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)2位 アドネ・ファン・エングレン(ルージャイ・インシュアランス)3位 兒島 直樹(日本ナショナルチーム) 第8ステージ・東京:104km1位 マッテオ・マルチェッリ(JCLチーム右京)2位 リース・ブリットン(セント・パイラン)3位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)9位 寺田 吉騎(シマノレーシング)   画像提供 : SHIMANO RACING by Satoru.KATO/cyclowired.jp

RACE

2024.03.25

【シマノレーシング】JPT真岡芳賀ロード&宇都宮清原クリテで石原選手が連日2位に

3/23(土)に栃木県真岡市で開催された Jプロツアー(JPT) 「2024真岡芳賀ロードレース」にシマノレーシングが参戦しました。1周7.2kmのコースを14周する101kmで開催されたレースで、最終周回に石原悠希選手を含む4名の選手が抜け出してゴールスプリントになり、石原選手は惜しくも2位でゴールしました。 翌3/24(日)、同じく栃木県の宇都宮市で開催された Jプロツアー(JPT) 「2024宇都宮清原クリテリウム」は、1周3.0kmのコースを21周する63kmで争われました。 前日に引き続き石原選手がPROPEL ADVANCED SLに乗り、2位でゴールしました。 この結果、石原選手はJPTポイント首位となり、「プロリーダージャージ」を獲得しました。 寺田吉騎選手も個人総合5位で、新人賞の「ネクストリーダージャージ」を守りきりました。   リザルト:真岡芳賀ロードレース 1位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)2位 石原悠希(シマノレーシングチーム)3位 渡邉和貴(アヴニールサイクリング山梨)   リザルト:宇都宮清原クリテリウム 1位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)2位 石原悠希(シマノレーシングチーム)3位 孫崎大樹(キナンレーシングチーム)   画像提供 : SHIMANO RACING @shimano_racing

RACE

2024.03.15

【シマノレーシング】富士クリテリウムで寺田選手が優勝!

3/3(日)に静岡県富士市で開催された「富士クリテリウムチャンピオンシップ」にシマノレーシングが参戦し、先週のJPTに引き続き寺田吉騎選手がPROPEL ADVANCED SLに乗り勝利しました。 前日の予選を通過した76名による決勝レースは、1周1.8kmのフラットなコースを30周する54kmの距離で開催されました。 途中、複数のアタックにより形成された先頭集団が1分以上先行しますが、後半にかけてメイン集団のペースアップで後半には吸収されます。 最終周回、スプリント勝負に向けて各チームの位置取りが激しくなる中、残り200mからアタックした寺田吉騎選手が力強い走りでゴールまで駆け抜けて優勝しました。   リザルト 1位 寺田吉騎(シマノレーシングチーム)2位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)3位 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)   寺田選手コメント 先週の志布志クリテリウムに引き続き富士クリテでも優勝することができました!チームのプラン通り後半待機で臨んだレース、中井さんのアタックで始めての逃げができ、逃げグループが集団に吸収されてからもチームメイトができるだけ位置どり前に押し上げてくれて最後は自分から迷わずロングスプリントすることができました。シマノレーシングチームの監督、スタッフに感謝します。チームメイトにも結果で恩返しすることができてとても嬉しいです。   画像提供 : SHIMANO RACING

RACE

2024.03.04

【シマノレーシング】JPT志布志クリテリウムで寺田選手が優勝!

2/25(日)に鹿児島県志布志市のしおかぜ公園付近を舞台に行われた Jプロツアー(JPT) 「第2回 JBCF 志布志クリテリウム」にシマノレーシングが参戦しました。 小雨が降る中、1周2.9kmのフラットなコースを20周で争うクリテリウムレースがスタート。 大きな展開がないまま集団で進みますが、レース後半に活性化します。 シマノレーシングも残り3周で風間選手がアタックして単独先行するものの、その後集団に吸収。 最終周回にライバルチームの単独アタックに、地元鹿児島県出身の冨尾選手と寺田選手のシマノレーシングコンビが反応して追走。 その後、残り1.5km地点で追いつくと、寺田選手が単独で先行します。 寺田選手はそのままゴールまで逃げ切って、Jプロツアー初勝利を挙げました。 寺田選手はこの勝利で新人賞の証「ネクストリーダージャージ」も獲得しています。   リザルト 1位 寺田吉騎(シマノレーシングチーム) 2位 孫崎大樹(キナンレーシングチーム) 3位 松本一成(チームサイクラーズスネル)   寺田選手コメント シーズン開幕前の沖縄合宿からコンディションが良く、レースでは自分の力をしっかりと発揮することができました。 この初勝利はチームのサポートがあってのことなので、監督、スタッフ、チームメイトに本当に感謝です。 今シーズン、これからも活躍して新人賞ジャージも守り切れるように頑張りますので、応援宜しくお願いします。   画像提供 : SHIMANO RACING

RACE

2023.10.24

【シマノレーシング】Jプロツアー最終戦で寺田選手が2位に。中井選手が総合優勝!

10/22(日)に茨城県土浦市の霞ヶ浦湖畔を舞台に行われた「Jプロツアー(JPT)最終戦 かすみがうらロードレース」にシマノレーシングが参戦しました。 1周4.8kmの平坦基調なコースを23周する計110kmで争ったレースで、シマノレーシングは積極的に動いて前半にできた先頭集団に5名の選手を送り込みます。 先頭集団の中で勝敗を争う展開となった後半に動きがあり、最終的にシマノレーシングの寺田選手とブリジストンサイクリングの3名の計4名が抜け出します。 3対1となったゴール前の波状攻撃に反応し続けた寺田選手ですが、山本選手に一歩及ばず2位でゴールしました。 劣勢な中、最後まで全力を尽くした寺田選手は、敢闘賞を獲得しました。 リザルト 1位 山本 哲央(チームブリヂストンサイクリング) 2時間31分48秒2位 寺田 吉騎(シマノレーシング)  +3秒3位 松田 祥位(チームブリヂストンサイクリング)  +11秒6位 石原悠希(シマノレーシング)  +38秒 第17戦目となる本大会で2023年のJPTが終了してランキングが確定しました。 シーズン途中からリーダージャージを着続けたシマノレーシングの中井唯晶選手が個人ランキングの総合1位に。同じくシマノレーシングの石原選手が2位に。 JPT 2023 総合ランキング 1位 中井唯晶(シマノレーシング)2位 石原悠希(シマノレーシング)3位 孫崎大樹(キナンレーシングチーム) チームランキングでも、シマノレーシングが首位で、個人、チームともにダブルでタイトルを獲得しました。 JPT 2023 チームランキング 1位 シマノレーシング2位 キナンレーシングチーム3位 チームブリヂストンサイクリング GIANTに乗るシマノレーシングへのご声援、誠にありがとうございました。

RACE

2022.09.30

【シマノレーシング】JPTまえばし赤城山ヒルクライムで湊選手が2位に!

9/25(日)に群馬県前橋市の赤城山で開催された「Jプロツアー(JPT)第15戦 まえばし赤城山ヒルクライム」にシマノレーシングが参戦しました。 群馬県内で3日連続開催されるJプロツアーの最終日は、赤城山を舞台に21.5kmのヒルクライムで争われました。 以下、シマノレーシングのレポートを掲載します。   シマノレーシングレースレポート まえばし赤城山ヒルクライム場所:前橋合同庁舎エリアから赤城山総合観光案内所までの特設コース距離:21.5km(標高差 1313m、平均勾配 6.4%、最大勾配 9.4%)出場選手:湊諒、風間翔眞、尾形尚彦、天野壮悠 群馬3連戦の最後に、Jプロツアー第15戦「まえばし赤城山ヒルクライ」に出場しました。シマノレーシングは、クライマー中心のメンバー構成でレースに挑みました。 レースは、中盤までに人数が減るも、シマノレーシングは、湊選手、風間選手、尾形選手、天野選手の4名全員が残ります。そこから、尾形選手が単独でアタックを行います。 残り5kmを切るタイミングで尾形選手は吸収されますが、ライバルチームに足を使わせ、チームメイトの力を温存できました。 残り3kmで7名まで絞られたメイン集団から、フランシスコ・マンセボ選手(マトリックスパワータグ)がアタックし、そのまま後続とタイム差を広げて優勝。後続は、今季限りで引退を表明している、湊選手が得意の赤城山ヒルクライムで最大のパフォーマンスを発揮し、2位表彰台を獲得しました。   リザルト 1位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) 57分47秒2位 湊 諒(シマノレーシング) +13秒3位 加藤辰之介(イナーメ信濃山形) +15秒 6位 風間翔眞 +31秒10位 天野壮悠 +1分17秒12位 尾形尚彦 +1分47秒<   湊選手コメント 群馬3連戦の最終日、過去3回出場し2回4位となっているヒルクライムレースで自分にとって相性の良いレースです。とは言え直近のトレーニングやレースの登りで数年前の身体の感覚ほど良い感触を掴めていなかった為、優勝を目指すと言うより有償候補の選手(マトリックスパワータグ、マンセボ選手/群馬グリフィン、金子選手)に出来るだけ脚を使わずに着いていく。と言う目標を設定して臨みました。チームで綿密な作戦は立てずに各々似たような目標設定だったと思います。 レースが始まってからはメーター上のパワー値の割に身体が軽く、調子の良さを感じました。10人ほどに絞り込まれる終盤に差し掛かるタイミングにシマノレーシングが全員残っていたので精神的余裕もありリラックスして終盤を迎える事ができました。マンセボ選手や金子選手の人数を絞り込む為のペースアップにも対処できましたが残り3キロ、マンセボ選手のアタックには反応出来ませんでした。徐々に広がるマンセボ選手と2位集団の差。ゴールまでのラストスパートが持ちそうなタイミングで力を振り絞りアタックしましたが13秒届かずマンセボ選手とのレベルの差を痛感しました。 終わってみれば8年間のJPT戦の中でベストリザルトでしたが嬉しさよりも驚きの方が大きかったです。引退を目前にして結果を残せたのは集中力を切らさずに最後まで競技に向き合おうと意識していたからかもしれません。ですが今シーズンはチームで勝利が無いので残り数戦で勝利を掴みたいです。 応援ありがとうございました!

RACE

2022.09.30

【シマノレーシング】JPT群馬9月大会Day1で中井選手が2位に!

9/23(金・祝)に群馬県の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットで開催された「Jプロツアー(JPT)第13戦 群馬CSCロードレース9月大会 Day-1」にシマノレーシングが参戦しました。 3日連続で開催された3連戦の初日は、6kmサーキットを反時計回りで25周する150kmで争われました。 6周目に出来た逃げ集団に、中盤メイン集団から単独で飛び出した中井選手がブリッジを成功させて合流します。レース後半、メイン集団とのタイム差を広げた逃げ集団のメンバーでゴールスプリント勝負になり、中井選手は惜しくも2位でゴールしました。 以下、シマノレーシングのレポートを掲載します。   シマノレーシングレースレポート JPT群馬CSCロードレース9月大会 Day-1場所:群馬サイクルスポーツセンター(6km サーキットコース 反時計回り)距離:6.0km × 25周 = 150km出場選手:湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、尾形尚彦、重満丈、佐藤宇志、天野壮悠 Jプロツアー第13戦「群馬CSCロードレース9月DAY-1」に出場しました。 レースはアタック合戦の中から6周目に横山選手、重満選手を含む15名の逃げが形成されます。好調の中井選手を逃げに送り込むために、シマノレーシングはメイン集団を牽引し逃げとのタイム差を詰めます。その後、タイム差が縮まったメイン集団から中井選手が逃げに単独ブリッジを成功させます。 レースは後半になりメイン集団と逃げ集団はタイム差が広がり、逃げ集団での勝負になります。ラスト2周で中井選手がアタックするも決まりません。 ゴールは、10名のスプリント勝負になり、好調の入部選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝。中井選手は惜しくも2位でのゴールとなりました。   リザルト 1位 入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム) 3時間47分29秒2位 中井唯晶(シマノレーシング) +0秒3位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) +0秒 9位 横山航太 +6秒15位 風間翔眞 +5分18位 湊諒 +5分50秒22位 重満丈  +6分2秒DNF 天野壮悠DNF 尾形尚彦DNF 佐藤宇志   中井選手コメント この日は天候も悪く、距離も150km、気温も低くサバイバルなレース展開が予想されました。ライバル勢の愛三は不在、マトリックスからは2名のエントリーでした。つまり、集団の中で人数確保ができるのは、シマノとシエルブルーと弱虫ペダルでした。シマノの作戦としては、自分もしくは風間を含んだ3名以上を逃げに送りこむことをチームの目標としていました。レースが始まりアタック合戦になり、10数名の逃げが形成され、弱虫ペダル、シエルブルーは複数名乗せており、シマノからは横山選手と重満選手が乗りました。自分と風間が逃げにいない状況のため、集団をコントロールし、タイム差を30秒ほど見える距離に広げすぎないようにし、自分もしくは風間のジャンプアップのためにチームメイトのアシストで備えました。タイム差が近づいたところで、単独でアタックし、追走しました。2周かけて追いつき、その時点で残り周回半分ほどでした。ラストに向けて少しずつ人数が減っていきましたが、逃げ切りが濃厚となり、最終スプリントに備えました。弱虫ペダルの入部選手が力があるのが分かっていたので、マークしていましたが、最終のスプリントでそのマークを外されてしまい、先行を許して2位という悔しい結果になりました。

RACE

2022.09.16

【シマノレーシング】ツールド北海道 第3ステージで中井選手が2位に

9/9(金)~11(日)に北海道の道央地区で開催された3日間のステージレース「ツールド北海道2022」にシマノレーシングが参戦しました。 最終日の9/11(日)、182kmの距離で争った第3ステージで、前半に構成された逃げ集団に横山、中井、風間選手の3名を送り込んだシマノレーシング。途中、風間選手がドロップするものの、横山、中井両選手を含む逃げ集団は最後まで逃げ切りスプリント勝負に。中井選手が今村選手(チームブリジストンサイクリング)とゴールを争いますが、僅差で敗れて2位でゴールしました。 以下、シマノレーシングのレポートを掲載します。   シマノレーシングレースレポート ツールド北海道2022 第3ステージ場所:北海道・道央地区距離:182km出場選手:湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞 ツールド北海道第3ステージは、俱知安町から苫小牧市までの182kmで行われました。ここまでで結果に結びつけられていないチームは、最終日のラストチャンスに全てをかけてスタートしました。 レースはスタートから積極的にシマノレーシングが攻撃を仕掛けます。最初のアップダウン区間で形成した10名の逃げに、チームからは、横山選手、中井選手、風間選手の3名が入ります。前日の門田祐輔選手のステージ優勝でリーダーチームとなった、EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームが3分のタイム差でコントロールを続けます。 逃げ集団は順調に走り、125km地点の最後のKOMを通過し、ゴールまでの50kmの下り基調のコースに入ります。メイン集団では、愛三工業レーシングチームも集団牽引に加わり、残り10kmで2分未満までタイム差が縮まりますが、逃げ集団の逃げ切りが濃厚となります。最終局面に横山選手と中井選手が残り、横山選手が中井選手の為にアシストに徹して、中井選手の力を温存させます。 最後は逃げ集団でのスプリント勝負になり、第1ステージでも力をみせた今村駿介選手(チームブリヂストンサイクリング)と競り合いゴールしましたが、中井選手は惜しくも敗れ2位でのゴールとなりました。 リザルト 1位 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング) 4時間14分35秒2位 中井唯晶(シマノレーシング)3位 マルコス・ガルシア(キナンレーシング) 4位 横山航太 +3秒24位 湊諒 +1分4秒37位 風間翔眞 +14分26秒 横山航太選手コメント スタートから逃げたいチームが多く、2人が先行しているところにブリッジする形で10人の逃げが決定。その中に3人と最多の人数で入ることができたので、逃げ切ることを第一優先に考えつつ距離を消化していきました。終盤、他のチームからの攻撃もありましたが、ラスト25km程で逃げ集団でのスプリントが濃厚になったので中井に貯めてもらっていました。僕はローテーションに回り、最終コーナーからロングスパートしましたが決定打にならず、最後、中井が今村選手を追い込んだものの、ステージ優勝に届きませんでした。ステージ優勝を目指してできる限りのトライはできたと思いますが、あと少し力足りずでした。今後もレースが続くので引き続きトライしていきたいと思います。応援ありがとうございました。 野寺秀徳監督コメント 3年ぶりの開催となるツール・ド・北海道は、初日の結果により総合成績の目標が絶えるというネガティブな雰囲気でスタートすることになりました。TOJ等でも初日に崩れる傾向にあり、調整の方法に疑問を感じていましたが、レース以前からのパワーデータ解析の結果、現状の力不足が最も大きな要因であることを再認識しました。状況を受け入れたうえで2日目以降できることに全力でフォーカスし、第3ステージでは強敵に阻まれ勝利には届きませんでしたが最高の形を作り出すことに成功。チームとして戦う意義を明確につかんだ感覚があります。今後のレベルアップに向け収穫のある大会であったことは間違いないと考えています。

EVENT

2022.08.09

第37回 シマノ鈴鹿ロードに出展いたします<8/19更新>

GIANTは今週末の8月20日(土)、8月21日(日)に三重県鈴鹿サーキットで開催される「シマノ鈴鹿ロード」にCADEXとともにブース出展いたします。 GIANTブースでは、本日発表となった2023モデル新型PROPELシリーズの全グレードを展示します。 CADEXブースでは、同じく今週発表となったCADEX 50 ULTRA WheelsystemとCADEX AEROタイヤを含む、革新的な製品群を展示します。 ワールドツアーチームが使用するGIANTの最新エアロロードバイクと、革新的なCADEXコンポーネントを、ぜひブースでご覧ください。 GIANT展示車 ・PROPEL ADVANCED SL 0 (S)・PROPEL ADVANCED PRO 0 AXS (S)・PROPEL ADVANCED 1 (M)・PROPEL ADVANCED SL FRAME SET (XS)・PROPEL ADVANCED PRO FRAME SET (S) CADEX展示品 ・CADEX 50 ULTRA DISC・CADEX 36 DISC・CADEX FOUR SPOKE AERO TUBULAR・CADEX AERO DISC TUBULAR・CADEX AERO TIRE・CADEX RACE TIRE・CADEX CLASSICS TIRE・CADEX BOOST SADDLE・CADEX RACE HANDLEBAR また、大会のホストとしてレースに参戦するGIANTが機材サポートするシマノレーシングチームの活躍にもご期待ください。

RACE

2022.07.01

【シマノレーシング】全日本選手権ロードレースで中井選手が4位に

6/24(金)~26(日)に広島県の広島市立中央森林公園で開催された「全日本自転車競技選手権大会」にシマノレーシングが参戦しました。 大会最終日の6/26(日)に開催されたロードレース・エリートクラスは、1周12.3kmのを15周回する計184.5km、獲得標高3300mのコースで争いました。シマノレーシングの総勢7名は、ナショナルチャンピオンを目指してレースに挑みます。 チームからエースを任された中井選手は、梅雨明け直前の蒸し暑い中で4時間半を超えるサバイバルレースでしっかり最終局面まで残るものの、最終周回直前でかかったアタックで分断した集団に残る形になってしまい、優勝争い3名に続く集団の頭を押さえて4位でゴールしました。 以下、シマノレーシングのレポートを掲載します。   シマノレーシングレースレポート 全日本自転車競技選手権大会ロードレース Menエリート場所:広島県・三原市 広島県立中央森林公園距離:184.5km(12.3km×15周)出場選手:湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、床井亮太、尾形尚彦、佐藤宇志 チームの年間目標である「全日本自転車競技選手権大会ロードレース男子エリート」。 世界を目指すために必要となるナショナルチャンピオンの称号を獲得すべく、持てる力のすべてを尽くして、レースに臨みました。レースは、1周12.3kmを15周回する184.5kmの長丁場で行われ、蒸し暑いコンディションの中でのスタートになりました。 1周目、各チームがお互いを探り合う展開の中で、松田祥位選手(チームブリヂストンサイクリング)がアタックし、独走のまま2周目に入りました。 2周目には、松田祥位選手は集団に戻ります。そこからは、チーム右京が中心に厳しい展開を作るために集団の牽引開始します。 5周目に、床井亮太含む15名程が先行するが、すぐにメイン集団に吸収されます。 6周目に入り、風間翔眞が単独で落車してしまい、後輪をニュートラルサービスで交換後、リスタートします。 6周目、7周目、8周目の三段坂の上り区間でキナンレーシングチームがペースを上げ集団の人数を減らすべく攻撃を開始しました。このペースアップで6周目に尾形尚彦が、8周目に床井亮太が遅れてしまいます。 8周目に阿部嵩之選手(宇都宮ブリッツェン)、小森亮平選手(マトリックスパワータグ)河野翔輝選手(チームブリヂストンサイクリング)の3名が逃げを形成します。 9周目にて白川幸希選手(シエルブルー鹿屋)が単独ブリッジを掛け逃げに追いつきます。 1分前後のタイム差をキープしていた、メイン集団から湊諒、風間翔眞が遅れてしまう。 10周目に入り優勝候補の新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)が動き始める。 各チームの有力選手が動きだしたタイミングで横山航太も遅れてしまい、シマノレーシングはエースを任された中井唯晶が残るのみとなってしまいます。 12周目に逃げ集団を吸収したメイン集団から小石祐馬選手(チーム右京)がアタックし、30秒差を保つ力強い走りで独走を始めます。 14周目に入るホームストレートで先頭小石祐馬選手を追う有力選手6名に中井唯晶が入ります。14周目の3段坂区間で逃げ続けた小石祐馬選手が、再度一つになった中井唯晶含めた14名ほどのメイン集団に吸収されます。 その後の下り区間で山本大喜選手(キナンレーシングチーム)がアタックし、最終周回に突入。10秒差で新城幸也選手、新城雄大(キナンレーシングチーム)が追走します。中井唯晶も後続グループのペースを上げようとするもタイム差を詰めることが出来ません。 最終周、三段坂で先頭は3名となり、そこから更に新城幸也選手がアタックをしかけ、新城雄大選手との一騎打ちに持ち込みます。最後はゴールスプリントの末に新城幸也選手(バーレーン・ヴィクトリアス)が勝利しました。新城幸也選手は圧倒的な強さを示してのナショナルチャンピオン獲得となりました。 中井唯晶は、最後の下り区間でアタックをしかけ、後続グループの先頭4位でゴール。 リザルト1位 新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)4時間36分28秒2位 新城雄大(キナンレーシングチーム)+0秒3位 山本大喜(キナンレーシングチーム)+15秒4位 中井唯晶 +45秒DNF 横山航太DNF 佐藤宇志DNF 湊諒DNF 床井亮太DNF 風間翔眞DNF 尾形尚彦 中井唯晶選手コメント 全日本1週間前のJBCFの大会で好調を見せる事が出来、その結果から全日本では自分を中心にオーダーを組んでもらい、最後の勝負所まで残り勝負をする、エースを任されて走りました。レースは小集団の逃げと集団という展開で進んでいき、キナンチームによる三段坂のペースアップで集団を小さくしながら逃げとのタイム差を小さくしていき、残り3周で逃げを吸収し、チーム右京小石選手が独走を開始し、それを追う集団となりました。そして小石選手を吸収と同時にキナン山本選手が独走を開始し、それを追う集団からバーレーン新城選手とキナンの新城選手のアタックがあり、3名の逃げが出来てしまいました。その3名を追おうと集団の前方でペースを上げようとしましたが、キナンが選手を複数人残しており、集団はペースが上がらず、結局逃げ切られてしまいました。最終周回の三段坂からの下り区間で集団から抜け出しに成功して前を追いましたが届かず4位という結果に終わってしまいました。 表彰台まであと一歩の結果なので悔しいですが、初めて全日本選手権でのシングルリザルトなので少し嬉しい気持ちもあり、次に繋がる結果になったと思っています。 野寺秀徳監督コメント 強豪選手の誰もが最大の集中力を持ち合わせスタートする全日本選手権はある意味シンプルなレース。勝つ事を明確にイメージできる数名の選手を見定め、チャレンジしてゆく事が最低限必要でした。勝利には届かなかったものの、エースを任された中井唯晶が最高の集中力でもぎ取った4位は数字以上に大きな意味があると感じています。チームとしては全く力が足りなかった印象がある一日ですが、これまで行った取り組みが一つの結果を生み出したことで、来年以降のチャレンジに向けたイメージが明確に見えた気がします。

1 2