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10/1(土)にイタリア・トレンティーノで開催された「XTERRA」で、GIANTがサポートするパラアスリートの梶選手(JPF)が優勝しました。
XTERRA世界選手権はイタリアのドロミテ山脈を大胆に使い、エメラルドグリーンの綺麗な湖を泳ぐスイムパートに、MTBバイクパートは距離32kmで獲得標高900mのコースを走り、最終のランは湖の周りと山を繋ぐハイスピードなコースで開催されました。
レース日は気温10℃前後で寒く、MTBコースは5℃まで冷え込みました。さらにレース前日まで降り続いた雨で、MTBコースはよりテクニカルになる厳しいコンディションで行われたレースで、梶選手は万全の寒さ対策を行い、持てる力を存分に発揮します。
MTBコースではGIANT XTC ADVANCED SLとともに、他の選手が降車して押している泥の上りも、シクロクロスで得たスキルで乗車してクリアしていきます。また頂上付近では粘土質な赤土がバイクに詰まり、ほとんどの選手がタイヤが回らなくなるトラブルが発生する中、十分なタイヤクリアランスのXTCに乗る梶選手はノントラブルで走り抜けます。最終のランパートでは、バイクで飛ばし過ぎたため数回脚を攣ってしまったものの、そのままゴールまで走り抜けて、見事パラカテゴリーで優勝しました。