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福島県石川町で7/10(土)に開催された「Jプロツアー(JPT)石川クリテリウム」にシマノレーシングが参戦しました。
梅雨の合間で強い日差しが照り付ける中、開催された石川クリテリウムレースには、シマノレーシングから6名がエントリー。一周1.8kmのコースを18周で争ったレースは、何回か飛び出す選手が出るものの、残り2周で集団が吸収して勝負はゴールスプリントに。横山選手が一時先行しますが、最終コーナー手前とラスト100mのスプリントで差されて惜しくも3位でゴールしました。
以下、シマノレーシングのレポートを掲載します。
石川クリテリウム
場所:モトガッコ付近特設コース
距離:1.8km × 18周 = 32.4km
出場選手:木村圭佑、湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、重満丈
JPT第9戦となる石川クリテリウムが福島県石川町モトガッコ周辺コースにて開催された。レース当日は前日までの雨予報とは打って変わっての快晴。31度を記録する夏日となった。レースは狭くコーナーもある1.8キロの周回コース。飛び出しを図りたい選手が見えるがなかなか決まらず、周回を重ねていく。
シマノレーシングも逃げられて後手を踏まないように前々で展開し、他チームを牽制していく。しかしその中、11周目に入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)と今村駿介(チームブリヂストンサイクリング)の2名が先行する。先行する二人は集団に10秒程差をつけ周回を重ねていくが、残り2周目に集団のペーアップにより吸収。レースは集団でのスプリントとなった。最終周残り200メートル。シマノレーシング横山がうまく先頭に出ることができ最後のコーナーを先頭で周り、残り100メートルの直線にて先行。早駆けの先行策を打った横山がそのまま粘りゴール前の直線を駆けるが、惜しくも吉田隼人(マトリックスパワータグ)とホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)に差され、3位。絶対的なスプリンターが不在のシマノレーシングであったが、勇気ある攻撃により表彰台に登ることができたレースだった。
1位 吉田隼人(マトリックスパワータグ)
2位 ホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)
3位 横山航太(シマノレーシング)
10位:風間翔眞
20位:中井唯晶
26位:重満丈
30位:床井亮太
31位:木村圭佑
マトリックスパワータグのコントロールで進むレースとなった。横山が3位となったが、チームとして主導権を握るためにはスタートから先頭に出なくてはいけない事は明らか。パワーとモチベーションの不足を認識し次へ繋げなくてはいけないと感じた。