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2017年で開催100回目を数える伝統のステージレース「ジロ・デ・イタリア」が、地中海沖のサルデーニャ島で開幕を迎えました。
アルゲーロの港町で行われたチームプレゼンテーションを終え、ライダー達は206kmにおよぶ第1ステージを皮切りに、3週間に渡るレースへと出走していきました。
チーム・サンウェブは才能ある9人のライダーを揃え、ステージ優勝と総合ランキング上位を目指し全21ステージを戦います。
チームを率いるエースのトム・デュムラン(オランダ)は昨年のツール・ド・フランスで2勝、またジロ・デ・イタリアでも第1週にわたりリーダージャージを着用した実績を持ちます。
チーム・サンウェブのコーチであるアイク・ヴィスビークは語ります。
「チームはここまで有意義なトレーニング期間を過ごしてきた。スペインのテネリフェでの高地トレーニングキャンプを終えたあとは、ビデオを使ってカギとなるコースの視察を行い、ライダーが全力で挑めるよう準備を重ねてきた。記念すべき第100回大会へ向けて、最高のモチベーションでレースへ臨むよ」
デュムランの総合上位進出を支えるアシストとして、チームはベテランのローレンス・テンダム(オランダ)やシモン・ゲシュケ(ドイツ)、若手のウィルコ・ケルデマン(オランダ)を起用しています。
ヴィスビークはメンバー構成について語ります。
「タフな3週間となるだろう。難易度の高いステージはゲシュケ、プライドラー、スキョーエスタッドルンケ、ハガがデュムランをサポートする。レース終盤では経験豊富なテンダムと、過去ジロで総合トップ10入りを果たしているケルデマンが重要な役割を担うことになる。スタムスナイデルは平坦、山岳ステージの牽引役として活躍してくれるだろう」
チームライダーはトータルバランスに優れたTCR Advanced SL、タイムトライアルではTrinity Advanced Proに乗りレースへと挑みます。
ヘルメットはコース特性に合わせGIANTのRev、Pursuit、Rivet、Rivet TTを使い分けます。
2017ジロ・デ・イタリアに挑む9人のライダー達は以下の通りです。
フィル・バウハウス(ドイツ)
ローレンス・テンダム(オランダ)
トム・デュムラン(オランダ)
シモン・ゲシュケ(ドイツ)
チャド・ハガ(アメリカ)
ウィルコ・ケルデマン(オランダ)
ゲオルグ・プライドラー(オーストリア)
シンドル・スキョーエスタッドルンケ(ノルウェー)
トム・スタムスナイデル(オランダ)