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5/19(日)から26日(日)までの8日間にわたり大阪~東京間で国内最大規模のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)2024」が開催され、シマノレーシングが参戦しました。UCI2.2クラスのステージレースにはシマノレーシングの他、海外から7チーム、国内から8チーム+ナショナルチームの計16チームが出場しました。
休養日が設定されない8日間連続のハードなステージレースの末、シマノレーシングは寺田吉騎選手がポイント賞を、中井唯晶選手が山岳賞を獲得するなど大活躍でTOJを終えました。
5/19(日)にTOJ第1ステージの前に開催された「堺国際クリテリウム」では、スタート直後から飛び出した寺田選手と山田拓海選手がそのまま逃げ切り、山田選手を先頭にシマノレーシングがワン・ツーフィニッシュを決めました。
第1・堺ステージ個人タイムトライアルでは、寺田吉騎選手が2位になり新人賞リーダージャージを獲得。5位に入部正太郎選手、9位に山田選手が入り、シマノレーシングは地元大阪堺市での開幕ステージを好成績で終えました。
第2・京都ステージでは、2度の山岳ポイントをどちらも先頭通過した中井唯晶選手が山岳賞ジャージを獲得!寺田選手もステージ5位でゴールして、新人賞のホワイトジャージをキープしました。
第3・いなべステージでは、厳しい登り区間を含むコースで中井選手が山岳ポイントを加算してジャージをキープ。9位でゴールした寺田選手は新人賞リーダーを明け渡してしまうものの、4レース連続トップ10ゴールの活躍でファンをわかせました。
第4・美濃ステージでは、中井選手の山岳賞キープ、寺田選手のポイント賞ジャージ獲得、ステージ勝利を目標に積極的にチームが動いた結果、山岳ポイントを2つ先頭で通過した中井選手が山岳賞をキープ。寺田選手がスプリントポイントを先頭で通過して見事ポイント賞ジャージを獲得しました。
第5・飯田ステージでも、中井選手が山岳賞ジャージをキープ。ゴールスプリントとなった先頭争いには石原悠希選手が勝敗にからむものの惜しくも表彰台に届かず4位でゴールしました。
第6・富士山ステージは、スタート地点の富士スピードウェイから平均勾配10%最大勾配22%の「ふじあざみライン」で富士山五合目まで上ってゴールする標高差2260mのヒルクライムステージ。寺田選手は前半の2回のスプリントポイントを先頭と2位追加してポイント賞首位をキープ。あざみラインに入ると外国人勢が先頭集団を形成。シマノレーシングは山田選手が日本人3番目の17位。石原選手が19位で厳しいクライミングコースを走り切りました。
第7・相模原ステージは、山岳賞が確定する重要なステージで、疲労が溜まってライバル選手の動きに対応できなかった中井選手に代わり、入部選手が山岳ポイントを2回トップ通過して中井選手の山岳賞ジャージ確定を見事にサポート。ポイント賞リーダーの寺田選手も着実にポイントを重ねてリーダージャージを保ったまま最終ステージへ。
第8・東京ステージは、大井埠頭の1周6.5kmの周回コースを16周する104kmで開催され、寺田選手のポイント賞を確定すべく集団をコントロールしたシマノレーシングの牽引で、寺田選手は3回ある中間スプリントポイントの内2回を1位通過。レースも9位で終えた寺田選手は見事ポイント賞を確定させました。
TOJ 4賞の内、山岳賞とポイント賞の2賞を獲得するなど大成功で終えたシマノレーシングは、PROPELとTCRを選手の好みやコースによって使い分けています。シマノレーシング各選手のフレームサイズや機材コメントは、チーム紹介ページでご確認いただけます。
https://www.giant.co.jp/giant24/teamsriders/riders/shimano_racing.php
堺国際クリテリウム:26.8km
1位 山田 拓海(シマノレーシング)
2位 寺田 吉騎(シマノレーシング)
3位 リース・ブリットン(セント・パイラン
第1ステージ・堺:個人TT 2.6km
1位 マックス・ウォーカー(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)
2位 寺田 吉騎(シマノレーシング)
3位 マッテオ・マルチェッリ(JCLチーム右京)
5位 入部 正太郎(シマノレーシング)
9位 山田 拓海(シマノレーシング)
第2ステージ・京都:103.6km
1位 マッテオ・マルチェッリ(JCLチーム右京)
2位 マックス・ウォーカー(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)
3位 今村 駿介(日本ナショナルチーム)
5位 寺田 吉騎(シマノレーシング)
第3ステージ・いなべ:127km
1位 ジョバンニ・カルボーニ(JCLチーム右京)
2位 アナトリー・ブディアク(トレンガヌ・サイクリングチーム
3位 ドリュー・モレ(キナンレーシングチーム)
9位 寺田 吉騎(シマノレーシング)
第4ステージ・美濃:137.3km
1位 ジョシュア・ラドマン(セント・パイラン)
2位 山本 哲央(日本ナショナルチーム)
3位 窪木 一茂(日本ナショナルチーム)
5位 寺田 吉騎(シマノレーシング)
第5ステージ・信州飯田:120.9km
1位 ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)
2位 ダヴィデ・トネアッティ(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)
3位 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)
4位 石原 悠希(シマノレーシング)
第6ステージ・富士山:67.1km
1位 ジョバンニ・カルボーニ(JCLチーム右京)
2位 クドゥス・メルハウィ・ゲブレメディン(トレンガヌ・サイクリングチーム)
3位 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島)
第7ステージ・相模原:107.5km
1位 マックス・ウォーカー(アスタナ・カザクスタン・ディベロップメント)
2位 アドネ・ファン・エングレン(ルージャイ・インシュアランス)
3位 兒島 直樹(日本ナショナルチーム)
第8ステージ・東京:104km
1位 マッテオ・マルチェッリ(JCLチーム右京)
2位 リース・ブリットン(セント・パイラン)
3位 岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
9位 寺田 吉騎(シマノレーシング)
画像提供 : SHIMANO RACING by Satoru.KATO/cyclowired.jp