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CCCチームのパトリック・ベヴィンが、2019年ニュージーランドタイムトライアルチャンピオンシップで優勝し、GIANTとCCCチームのパートナーシップは好調にスタートしました。
27歳のベヴィンは、40kmのコースをTRINITY ADVANCED PRO TTバイクで駆け抜け、2位のハミッシュ・ボンドを1:52差で破り優勝。切望していたニュージーランドのナショナルチャンピオンに与えられる“シルバーファーン”ジャージを手に入れました。
2016年以来2度目の優勝を果たしたベヴィンは、「この場所に再び立ち、このジャージを取り戻したかった。とてもハードなレースで、そして2019年最初のレースということもあって目標にしていた。過去の2-3シーズンでタイムトライアルのスキルは進歩してきた。この‟シルバーファーン”ジャージをヨーロッパに持っていけるのは名誉で誇らしいこと。この後のワールドツアーでのタイムトライアルにもフォーカスして取り組んでゆきたい」と語りました。
レースは海沿いの町ネーピアを舞台にした厳しい周回コースで行われ、ベヴィンの平均速度は、47.29km/hでした。使用機材は、GIANT TRINITY ADVANCED PRO TTバイクに、GIANTがCCCチームの協力で開発中の新型ホイールを装備。空気抵抗を抑えるためのGIANT RIVET TT HELMET(日本未発売モデル)を着用しました。
レースについてベヴィンは、「前半は正しいペース配分を意識して力を出し切らないように注意した。後半はペースを上げて二周目よりも早く走れたのが良かった。コンディションにとても左右されるコースで、コンディションの良い日と悪い日とでは、2-3分のタイム差がでるだろう。
ニュージーランドTTチャンピオンのジャージを無事獲得できた。自分にとって4度目のワールドツアーとなる2019シーズンをCCCチームで走れることを楽しみにしている」と感想を述べています。
今シーズンについては、「今年はタイムトライアルにフォーカスしたプログラムメニューを行うので、私はとてもラッキーだった。一週間以上のロングステージレースを沢山こなして、ツール・ド・フランスに向けて調子を上げていきたい。ツール・ド・フランスのステージでシルバーファーンジャージを着るのはすごくクールだろうと思って、楽しみにしている。シーズン後半はヨークシャーでの世界選手権に焦点を当てていくつもりでいる。昨年オーストラリアでの日々が自分をステップアップさせてくれた。今年も進化を続けていけたらと思っている」と語りました。