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NEWS

2023.08.04

INFORMATION

新グローバル・アンバサダーにトム・デュムランが就任

GIANTは新たにトム・デュムランとアンバサダーでのパートナーシップを締結しました。現在32歳のデュムランは2017年ジロ・デ・イタリア総合優勝や世界選手権TT優勝といった数々の記録を打ち立てた後、2022年にプロ引退をしています。今後はGIANTのグローバル・アンバサダーとしてサイクリングへの情熱を分かち合い、より多くの人々にライドへのインスピレーションを与えることが期待されます。 「ジャイアントとは本当に特別な関係だ。ジャイアントのサポートチームと共に過ごした数年間が僕のキャリアの最高潮の時期だった。ジャイアントのバイクに乗って数々の記録を打ち立てたんだ。だから今回ブランドのアンバサダーになれることに感激しているよ。」 デュムランは、2017年にオランダ人選手として初めてジロ・デ・イタリアを制した後、ノルウェーのベルゲンで開催されたUCIロード世界選手権のエリート男子TTで優勝。2018年にはジロとツール・ド・フランスの両方で表彰台に上っています。デュムランはそのキャリアを通して9つのグランツールステージを制しました。これらの輝かしい戦績の数々の大半はジャイアントのバイクと共に成し遂げています。 GIANTチーフ・ブランディング・オフィサーであるフィービー・リューは以下のようにコメントをしています。「トム・デュムランとのパートナーシップを発表できることを嬉しく思います。彼はスポーツサイクリングの最高峰へと上り詰め、我々の革新的で高性能な製品を作る後押しをしてくれました。そして引退後もデュムランはサイクリングへの情熱を持ち続けました。私たちは、彼が世界中の人々にインスピレーションを与えることを確信しています。」 ジャイアントのグローバル・アンバサダーとして、デュムランはジャイアントのイベントに参加し、ロード、グラベル、マウンテンバイクを含む様々なサイクリング種目に参加します。また、オランダの公共放送ネットワークNOSのテレビアナリストとしても活躍し、オランダのマーストリヒトにある自宅近くの新しいバイクパークの運営にも携わっています。トム・デュムラン・バイクパークは、3.2kmのロードコースとマウンテンバイクコース、BMXコースを備え、アスリートを目指す人たちが、安全な環境でトレーニングや経験を積めるように設計されています。 トム・デュムランとジャイアントのアンバサダーコミュニティについては、こちらをご覧ください。

2023.08.01

EVENT

イベント出展レポート:第31回シマノバイカーズフェスティバル

GIANTとLiv、CADEXは、7月29日(土)、30日(日)に長野県諏訪郡の富士見パノラマリゾートで開催された「シマノバイカーズフェスティバル」に、ブース出展いたしました。 気持ちよく晴れた空の下、夏の始まりを告げるシマノバイカーズフェスティバルがスタート!今年はトレイルライドを楽しみ尽くすことのできる種目「Trail Ride+」や、自転車xクルマxアウトドアのライフスタイルを提案する「6Wheel&Campingゾーン」等が追加され、さらに充実したコンテンツを楽しむたくさんのサイクリストの姿が見られました。 標高が高く、日差しは暑いながら森の中や風は涼しい夏の富士見パノラマリゾート 特設試乗コースも3コース用意され、さらに充実。本格的なメイン試乗コース、E-MTBの実力を試すことのできるショート試乗コース、グラベルバイクやMTBビギナーも安心して走行できるグラベル試乗コースを使い分け、GIANT/Livバイクの性能をたくさんの方にご体験いただきました。 多くの方に試乗いただいた「TRANCE E+ PRO」。E-MTBの楽しさを存分に味わっていただきました。 ファミリーでの参加を楽しむ姿も見られ、GIANTの本格キッズMTB「STP」も人気でした。 また、ジャイアントストア港北の及川店長が使用し、MTBダウンヒルのマスターズ全日本チャンピオンに輝いた、新型「GLORY」を展示。熱心にバイクをご覧になる方やまたがってサイズ確認をされる方等、注目を集めました。 イベントではMTB競技の他に南八ヶ岳に広がる美しい自然を楽しむことのできるオンロードライドやグラベルライドなどバラエティー豊かなツアーの数々が開催され、ロードサイクリストの方々にもブースへお越しいただきました。トレイルライドの楽しさをお伝えしマウンテンバイクに興味を持っていただいたり、ハイエンドコンポーネントブランド「CADEX」のプロダクトを見ていただいたりと、たくさんの方とお話をすることができました。 ツアー種目のサポートを終えたシマノレーシングの横山航太選手 ブースへお越しいただいた皆様、ありがとうございました!また来年も皆さまと、富士見パノラマリゾートでお会いできるのを楽しみにしております。

2023.07.31

RACE

MTB全日本DHIで新型GLORYに乗る及川選手がマスターズチャンピオンに

2023年6月7日に世界同時発表となった2024年モデルの新型GLORY ADVANCEDは、GIANTファクトリーオフロードチームが数年間開発に関わり、ワールドカップで好成績をおさめている高性能ダウンヒルバイクです。 新型GLORYの国内デビュー戦となったのは、7月23日に岐阜県郡上市のウイングヒルズ白鳥リゾートで開催された「全日本選手権マウンテンバイク選手権 2023」で、男子マスターズに参戦した及川功申選手が予選からライバルを圧倒するタイムで優勝しました。 全日本選手権のために整備されたウイングヒルズ特設コースは、ハイスピードコーナーや激しいロックセクションが存在する国内でも高難度のダウンヒルコースで、試走で転倒し負傷してしまう選手が続出する中、及川選手も前日の公式練習前半で肋骨と肩を負傷してしまいます。 その後、セッティング幅の広い新型GLORYをコースに合わせてベストな状態に調整した及川選手は、怪我の痛みに耐えながらも前日のタイムドセッション、レース当日の予選、決勝すべての走行でタイムを短縮して、初のマスタークラス全日本チャンピオンの称号を手にしました。   及川功申選手コメント 「全日本選手権への出場に向け、3か月間本格的にトレーニングを行ってきました。痛みに耐えながらのレースとなりましたが、優勝できてホッとしています。新型のGLORYは総合性能が高いだけでなく、調整幅が広いのでコースに合わせて簡単に乗り味をカスタマイズできるのが魅力です。特にコーナーでの反応性が良いので、今回のレースで自信をもって攻め切ることができました。3つのFLIP CHIPシステムで細かくポジションが設定できるため、最初はセッティングに苦労するかと思いましたが、各々の特徴がわかりやすいので、自分に最適なポジションをすぐに見つけることができました。」   及川選手 GLORY ADVANCED セッティング サイズ:S/Mサイズホイール仕様:マレット(前29インチ、後27.5インチ) FLIP CHIPポジションBB:HighREAR DROPOUT:LongHEADSET:Short(-5mm) フロントフォークエア圧:69psiHSC:0LSC:1LSR:15戻しHSR:6戻し リアショックスプリング:400lbsHSC:0LSC:1LSR:11戻しHSR:2戻し タイヤ前:Maxxis Assegai 29x2.5 WT 3C MaxxGrip DH(1.6bar)後:Maxxis Assegai 27.5x2.5 WT 3C MaxxGrip DH(1.6bar)   及川功申 プロフィール 2004~2006年にTEAM GIANTに所属してダウンヒル(DHI)のエリートクラスで活躍。 選手引退後は監督兼メカニックとしてTEAM GIANTに5年間携わり、選手2名をダウンヒルチャンピオンに導く。 2012年にジャイアントストア港北を開業した後、現在ではジャイアントストア3店舗を経営中。

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2023.07.21

INFORMATION

ウェブサイト一時公開停止のお知らせ

日頃はGIANTウェブサイトをご利用いただき、誠にありがとうございます。システムメンテナンスのため、下記日程にてウェブサイトを一時公開停止させていただきます。 お客様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。  <停止日時> 2023年7月26日(水) 18:00 ~ 23:00   なお、ジャイアントストア ウェブサイトにつきましては、 2023年7月25日(日) 10:00 ~ 18:00 の日程で システムメンテナンスを実施予定です。  

2023.07.14

BIKE

「TCR」と「PROPEL」の2024モデルを先行発表

GIANTは2024モデルとして、トータルレースロードバイク「TCRシリーズ」からフレームセット2製品、究極のエアロロードバイク「PROPELシリーズ」から完成車2製品とフレームセット2製品を先行発売いたします。   ■ 同日発表の新製品・価格改定ニュースはコチラ▼ 「TEAM JAYCO ALULA」チームカラーの「PROPEL ADVANCED SL FRAME SET」を発売 >> 「TCR」「E-BIKE」「KIDS」がお求めになりやすい新価格に!>>   TCRシリーズ TCR ADVANCED SL DISC FRAME SET クラス最高の重量剛性比に空力性能を進化させた第9世代のトータルレースバイク「TCR」。特長的なISPに加えて、最大32mm幅まで対応のタイヤクリアランスが快適性とコントロール性を高める。フレームカラーには光の当たる角度によって色味が変化する「デジタルブラープル」、デカールには特徴的なストライプデザインを採用。 標準価格 : ¥462,000 (税込)サイズ : 680 (XS)、710 (S)、740 (M) mm重量 : FRAME / 770g、 FORK / 340g(S)カラー : デジタルブラープル>>詳しくはこちら   TCR ADVANCED PRO DISC FRAME SET 卓越した重量剛性比で高い効率性を実現するアドバンスド・グレードカーボンとVARIANTシートポスト仕様のフレームセット。最新のチューブ形状がエアロ性能を高め、最大32mm幅まで対応のタイヤクリアランスが快適性とコントロール性を高める。 標準価格 : ¥275,000 (税込)サイズ : 425 (XS)、445 (S)、470 (M)、500 (ML) mm重量 : FRAME / 870g、 FORK / 390g(XS)カラー : カーボン>>詳しくはこちら   PROPELシリーズ PROPEL ADVANCED SL 1 ワールドツアーで数々の勝利を量産し続けている至高のエアロロード「プロペル」。前世代からエアロ性能、軽量性、高剛性、快適性のすべてを進化させたフレームに、メンテナンス性を高め、より細かなポジション調整を可能にする独自のコックピットシステムを採用。最高のエアロ性能をサポートする、新型CADEX 50ホイールシステムとAEROタイヤを標準装備。 標準価格 : ¥1,100,000 (税込)サイズ : 680 (XS)、710 (S)、740 (M)、770 (ML) mmカラー : ショアライン>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED SL FRAME SET ワールドツアーで数々の勝利を量産し続けている至高のエアロロードバイク「プロペル」。前世代比較で重量剛性比を26.4%高め、新形状の採用で快適性も向上。独自のケーブル内装システムがエアロ性能とメンテナンス性を両立。 標準価格 : ¥550,000 (税込)サイズ : 680 (XS)、710 (S)、740 (M)、770(ML) mm重量 : FRAME / 920g、 FORK / 395g(S)カラー : ブルードラゴンフライ>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED PRO 1 前世代からエアロ性能、軽量性、快適性のすべてを進化させたVECTORシートポスト仕様の「プロペル アドバンスド プロ」。独自のコックピットシステムがエアロ性能とメンテナンス性を両立して、ライダーのポジション調整も容易に。エアロ性能とタイヤグリップを高めるワイドフックレスリム仕様の「SLR 1 50 DISC」ホイールシステムを標準装備。 標準価格 : ¥770,000 (税込)サイズ : 465 (XS)、500 (S)、520 (M)、545 (ML) mmカラー : マットカーボン>>詳しくはこちら   PROPEL ADVANCED PRO FRAME SET 前世代からエアロ性能、軽量性、快適性のすべてを進化させたVECTORシートポスト仕様の「プロペル アドバンスド プロ」。独自のコックピットシステムがエアロ性能とメンテナンス性を両立して、ライダーのポジション調整を容易に。エアロ形状の専用カーボンコンポジットボトルケージを標準装備。 標準価格 : ¥330,000 (税込)サイズ : 465 (XS)、500 (S)、520 (M)、545 (ML) mm重量 : FRAME / 1120g、 FORK / 395g(S)カラー : マットカーボン>>詳しくはこちら

2023.07.14

BIKE

GIANT2023-24継続モデル 価格改定(TCR ・Eバイク・キッズ)

GIANTの2023モデルの一部を2024モデルとして継続し、よりお求めになりやすい価格に改定いたします。 対象モデルは、空力性能と軽量化を両立し卓越した重量剛性比で高い効率性を実現するトータルレースバイク「GIANT TCRシリーズ」、そして、幅広い年齢層にスポーツバイクの楽しみを提供するEバイクおよびキッズバイクです。   TCRシリーズ 空力性能と軽量化を両立し卓越した重量剛性比で高い効率性を実現するトータルレースバイク TCR ADVANCED SL 0 DISC 標準価格:¥1,540,000 (税込) → ¥1,265,000(税込) TCR ADVANCED SL 1 DISC FORCE ETAP 標準価格:¥1,100,000 (税込) → ¥957,000(税込) TCR ADVANCED SL 1 DISC ULTEGRA DI2 標準価格:¥990,000 (税込) → ¥847,000(税込) TCR ADVANCED SL DISC TEAM FRAME SET 標準価格:¥506,000 (税込) → ¥462,000(税込) TCR ADVANCED SL DISC FRAME SET 標準価格:¥506,000 (税込) → ¥462,000(税込) TCR ADVANCED SL FRAME SET 標準価格:¥473,000 (税込) → ¥396,000(税込) TCR ADVANCED PRO 0 DISC 標準価格:¥825,000 (税込) → ¥704,000(税込) TCR ADVANCED PRO 1 DISC AR 標準価格:¥770,000 (税込) → ¥660,000(税込) TCR ADVANCED PRO 1 DISC 標準価格:¥638,000 (税込) → ¥572,000(税込) TCR ADVANCED PRO DISC FRAME SET 標準価格:¥308,000 (税込) → ¥275,000(税込) TCR ADVANCED 1 DISC KOM 標準価格:¥462,000 (税込) → ¥418,000(税込) TCR ADVANCED 2 DISC KOM 標準価格:¥352,000 (税込) → ¥275,000(税込) TCR ADVANCED 2 KOM 標準価格:¥308,000 (税込) → ¥242,000(税込)

2023.07.14

BIKE

「TEAM JAYCO ALULA」チームカラーのPROPELフレームセットを発売

7月中旬より、「Team Jayco AlUla(チーム・ジェイコ・アルウラー)」チームカラーのフレームセットとして、GIANT「PROPEL ADVANCED SL TEAM FRAME SET」を発売いたします。 「ジロ・デ・イタリア 2023」での成功に続き、現在開催中の「ツール・ド・フランス 2023」での活躍も期待される「Team Jayco AlUla」。6月に発売したチームジャージ&ビブショーツに加え、選手達が実際に使用しているハイエンドのフレームセットが今回発売となります。   PROPEL ADVANCED SL TEAM FRAME SET 前世代からエアロ性能、軽量性、高剛性、快適性のすべてを進化させ、重量剛性比を26.4%高めた至高のエアロロード「プロペル」に、ワールドツアーで数々の勝利を量産し続けている「ジェイコ・アルウラー」のチームカラー仕様が新登場。 標準価格 : ¥550,000 (税込)サイズ : 680 (XS)、710 (S)、740 (M) mm重量 : FRAME / 920g、 FORK / 395g(S)カラー : コバルト>>詳しくはこちら

2023.07.05

RACE

カーター・ウッズがチームを率いてワールドカップで勝利!

カナダのカーター・ウッズ(Carter Woods)がイタリアのバル・ディ・ソーレで行われた最新のMTBワールドカップで圧倒的なパフォーマンスを見せ、U23男子カテゴリーのショートトラック(XCC)とクロスカントリー(XCO)のレースで優勝しました。ウッズは、2023年のワールドカップシーズン前半において、あらゆるMTBレースの種目で成功を収めており、GIANT Factory Off-Roadチームの存在を輝かせています。 ウッズは、今年チームに加入した新人ライダーであり、現在のカナダナショナルチャンピオンとして、クロスカントリーレースの若手トップ選手の一人として台頭しています。22歳の彼は、スイスのレンツァーハイデで行われたXCワールドカップ第2戦でXCOでは2位、XCCでは3位となり、2つの表彰台を獲得しました。今回のイタリアでの2つの勝利により、ウッズは現在、XCCランキングで2位、XCOランキングで3位となっています。 ウッズは、木曜日のXCCレースで強力なスプリントを見せ、バル・ディ・ソーレでのレースを制しました。彼はAnthem Advanced Pro 29、Giant Rev ProヘルメットとCharge Proシューズを使用し、ペースの速い20分間のレースで常に先頭集団にいました。最終周回では4人のライダーによるバトルが展開され、ウッズが最も強力なスプリントでフランスのルカ・マルタンとアドリアン・ボイシュを抑え、それぞれ2位と3位に入りました。 「テクニカルなロックガーデンがあり、ギャップが形成されていたので、エネルギーを節約するかただ前に行くか迷いました」と、勝利後にウッズは語りました。「しかし最後の周回の展開を見て、私はただ前に進むことにし、小さなギャップを作りました。上りでアタックし、そのギャップを保ったまま最終のストレートに入り、最後まで突き進みました」。 2日後、ウッズはXCOレースでも再び躍り出ました。「XCCで優勝して自信がついたので、クロスカントリーでも挑戦したいと思っていました。厳しいスタートの後、自分が追いかける立場になりましたが、数周後には先頭集団に入ることができました。1人の選手が先頭からアタックしましたが、私は安定したペースで行くことを選びました。このテクニカルなトラックでは、小さなミスだったとしても、そこからあっという間に戦えなくなってしまうことがあるからです」。 ウッズはポジションを保ち、最終周回で攻撃を仕掛けました。「3位にアタックして、先頭が見える中で2位を確保した時、最後の半周しか残っていないところで『前輪がパンクした』という声が聞こえました。それから私は全力を出して勝利しました。XCCとXCOのダブル優勝を達成するのは信じられないことです。今は1か月後の世界選手権に向けて集中しながら、故郷で過ごす時間を楽しみにしています」。   男子エリート XC 今年新たにチームに加入したベルギーのイェンス・シューマンス(Jens Schuermans)も、オーストリアのレオガンでは4位、バル・ディ・ソーレでは5位と、ワールドカップシーズンの前半から安定した成績を残しており、第4戦を終えて現在はランキング13位に位置しています。現在のベルギーナショナルチャンピオンであるシューマンスは、シーズン後半に向けてワールドカップでの表彰台を目指しています。 エリート男子カテゴリーのチームのもう1人のライダー、フランス人のアントワーヌ・フィリップ(Antoine Philipp)は、チェコ共和国のノヴェメストで行われたXCOワールドカップシリーズのオープニングラウンドでクラッシュし、左親指の骨折を負ったため次のラウンドを欠場しました。フィリップは懸命にトレーニングを重ね、順調な進歩を見せています。彼はオーストリアの第3戦で復帰し、XCOで50位でフィニッシュ、バル・ディ・ソーレの第4戦では23位に飛躍しました。 Photos: Robin Nevrala   ダウンヒル GIANT Factory Off-Roadチームは、ダウンヒルレースでも新たな選手を迎えています。オーストラリアの兄弟、ルーク・マイヤースミス(Luke Meier-Smith)とレミ・マイヤースミス(Remy Meier-Smith)が加わりました。現在のオーストラリアのエリート男子DHナショナルチャンピオンであるルークは、タスマニアで行われた初のワールドカップエンデューロレースで歴史的な勝利を収め、ワールドカップのダウンヒルレースに向けても意気込んでいましたが、残念ながらスイスのレンツァーハイデでのトレーニング中のクラッシュで鎖骨を骨折してしまいました。ルークはスコットランドで来月開催されるUCI世界選手権での復帰を目指して、リカバリーに努めています。 一方、ルークの弟であるレミは、エリート男子クラスでの初のワールドカップダウンヒルシーズンを、印象的にスタートさせました。新しいGlory Advancedチームバイクに乗るレミは、バル・ディ・ソーレでトップ10フィニッシュを果たし、エリートとしてのワールドカップ参戦がわずか3回目ながら、素晴らしいパフォーマンスを見せました。18歳のレミは、シーズン後半にトップ20ランキング(総合19位)をキープし、成績を上げ続けることを目指しています。 「前回のレオガンでの19位から、順位を上げることを期待してバル・ディ・ソーレのレースに臨みました。決勝ラン直前に雨が降り始め、心配せずにはいられなかったです。途中で大きなミスをしてほぼクラッシュしかけましたが、そこから一層頑張ってゴールまで突き進み、順位を取り戻しました。タイムは保たれ、エリートワールドカップで3回目のレースで、10位でフィニッシュすることができました。この結果をとても嬉しく思い、努力を続ければさらに上位を目指せると感じています」と、レミは語りました。 チームの3人目のDHスペシャリスト、フランス人ライダーのレミ・シリオン(Rémi Thirion)も、バル・ディ・ソーレでの最後のラウンドで素晴らしい結果を残し、15位でフィニッシュしました。   エンデューロ 今年初めてUCIワールドカップに組み込まれたエンデューロレースでは、ユン・デニアー(Youn Deniaud)がチームのリーダーとしてReign Advanced Proチームバイクで活躍しています。このフランス人ライダーは安定した走りを見せ、最初の5戦で4回の総合トップ10フィニッシュを果たしました。デニアーは現在、シーズン後半の最後の2戦に向けて総合ランキングで8位に位置しています。 デニアーのチームメイトであるカナダのマッケイ・ヴェジーナ(Mckay Vezina)も国際的なエンデューロレースで強さを見せ、好調なシーズンを送っています。彼は数回のトップ20フィニッシュを果たし、7戦中5戦終了後の総合ランキングで17位に位置しています。   E-MTB 最後に、チーム唯一のE-MTB競技者であるオーストラリア人のジョシュ・カールソン(Josh Carlson)は、E-EDRワールドカップで素晴らしい成績を収めており、エリート男子総合ランキング10位に位置しています。彼はTrance X Advanced E+ E-bikeに乗り、最後のラウンドであるイタリアのバル・ディ・ファッサで自己最高位の4位フィニッシュを果たしました。 Photos: Sven Martin

2023.07.03

EVENT

第31回 シマノ・バイカーズフェスティバルに出展いたします

GIANTとLiv、CADEXは、7月29日(土)、30日(日)に長野県富士見パノラマリゾートで開催される「シマノ・バイカーズフェスティバル」にブース出展いたします。 ブースでは、先月発表になったばかりの新型「GLORY ADVANCED」を、展示いたします。 また、トレイルライドを身近にするEマウンテンバイク「TRANCE E+ PRO」の試乗車をご用意。パワフルながら自然なアシストを試乗コースでご体験いただけます。 その他、リアサスペンションシステムを再設計し、ジオメトリが3段階で調整可能で、29インチまたは27.5インチのリアホイールを装着するマレット仕様にも対応する新型「REIGN」や、海外サイクリングメディア「BikeRader」のグラベルバイク オブ ザ イヤーを受賞した「REVOLT X」をはじめ、試乗車を多数ご用意。 ジュニア用ハードテイルMTBの「STP」シリーズは、20インチから26インチまで全サイズを試乗いただけます。お子様のバイク選びの参考に、ぜひお役立てください! CADEXブースでは、CADEXグラベル用コンポーネントはもちろん、その他下記リストにある多数のCADEX製品も展示。実際に手に取ってご覧いただける、貴重な機会となっております。 さらに、シマノ・バイカーズフェスティバル期間中ブースにて試乗いただいた方限定で、SNSキャンペーンを実施いたします。試乗後にバイクの感想をブランドアカウントのタグ付きでSNSに投稿いただいた方に、GIANTステッカーキットをプレゼントいたします。プレゼントは無くなり次第終了とさせていただきます。 イベント期間中は、ぜひGIANTブースへお立ち寄りください。   試乗車 日時:7/29(土)9:00~17:30、7/30(日)9:00~13:30 ブランド モデル名 サイズ GIANT REVOLT X ADVANCED PRO 0 450(S) GIANT REVOLT ADVANCED PRO 1 450(S) GIANT REIGN 1 400(S) GIANT ANTHEM ADVANCED PRO 29ER 2 420(M) GIANT STP 26 340 GIANT STP 24 300 GIANT STP 20 260 GIANT TRANCE E+ PRO 405(S) Liv DEVOTE ADVANCED 2 390(XS) Liv INTRIGUE LT ADVANCED PRO 1 370(XS) Liv LURRA 1 360(XS)   展示車 ブランド モデル名 サイズ GIANT GLORY ADVANCED 430(S/M)   CADEX展示製品 ブランド モデル名 サイズ CADEX CADEX 50 ULTRA DISC TUBELESS ー CADEX CADEX 36 DISC TUBELESS ー CADEX CADEX AR 35 DISC TUBELESS ー CADEX CADEX AR TUBELESS 700x40C CADEX CADEX GX TUBELESS 700x40C CADEX CADEX AR HANDLEBAR 420mm CADEX CADEX GX HANDLEBAR 440mm CADEX CADEX RACE HANDLEBAR 400mm CADEX CADEX BOTTLE CAGE ー CADEX CADEX BOOST ー   SNS投稿キャンペーン 日時:7/29(土)9:00~17:30、7/30(日)9:00~13:30 試乗をお楽しみいただいた後、SNSで感想を投稿しスタッフに見せていただくと、先着で「GIANTステッカーキット」をプレゼントいたします。投稿には「@GIANT JAPAN」のタグを付けてください。※ノベルティには数に限りがございます。あらかじめご了承ください。

2023.06.28

RACE

ジェイコ・アルウラーがツール出場メンバーを発表!

チーム ジェイコ・アルウラーは、2023年のツール・ド・フランス出場メンバーを発表しました。このメンバーは、スプリントと山岳ステージに重点を置いたバランスの良い布陣となっており、世界最高峰のステージレースにに向けて集中力を高めています。 今年すでに6勝を挙げているフルーネウェーヘンは、自信に満ち溢れステージ優勝を目指す準備を整えています。 第110回ツール・ド・フランスは、7月1日にスペインのバスク地方で始まります。ビルバオとサン・セバスティアン地域で2つの山岳ステージを経て、フランス南西部に進入し、ピレネー山脈へ進みます。ツアー序盤に、早くも重要な戦いを迎えるという異例のスタートとなります。最初の山頂フィニッシュも1週目に含まれています。 今年のチーム ジェイコ・アルウラーは、スプリントステージと山岳ステージの両方に対応できる布陣となっています。オランダの強力なスプリンター、ディラン・フルーネウェーヘンは、過去ツール・ド・フランスで5つのステージ優勝を果たしており、今年もステージ優勝を目指します。一方、イギリスのクライマー、サイモン・イェーツは、山岳ステージでチームリーダーとして活躍するでしょう。 イェーツは今年のツールに向けて、レース出場数を減らしてトレーニングに重点を置いてきました。 「スプリントステージと山岳ステージともに目標を掲げており、大会に向けて懸命に努力をし準備したことが、昨年同様に良い結果となるよう願っています。このレースはあらゆる面で最も激しくチャレンジングなレースのひとつであり、それゆえに特別なものとなり勝利はさらにこの上ない喜びとなるのです」とチームのゼネラルマネージャー、ブレント・コープランドは述べています。 6回目のツール出場となるフルーネウェーヘンとイェーツに加えて、ベテランライダーも出場メンバーに含まれます。オーストラリアのルーク・ダーブリッジは、9回目のツール・ド・フランス出場となります。また、デンマークのクリストファー・ユールイェンセンは、6回目のツール・ド・フランスのスタートを切ります。 スロベニアのルカ・メズゲッツは、フルーネウェーヘンのスプリントを支える重要選手です。 スロベニアのルカ・メズゲッツは、フルーネウェーヘンの信頼できるリードアウト役として、4回目のツール・ド・フランス出場を果たします。また、過去複数回アメリカのタイムトライアルチャンピオンに輝いたローソン・クラドックは、3回目の出場となります。さらに、オーストラリアのクリス・ハーパーとオランダのエルマール・レインデルスは、今年初出場となります。   スプリント勝利を目指して フルーネウェーヘンは今年、Propel Advanced SLチームバイクですでに6勝を挙げており、プロトンをコントロールできるチームメンバーのサポートを得て、自信を持ってスタートしています。 「ルカ・メズゲッツや他のリードアウトトレインとの連携が非常にうまくいっており、レースに自信を持って臨んでいます。体調も良く、チームも強い。もちろん、ステージの最後の数メートル次第だけどね。できる限り最善の準備をし、勝利を目指すチーム体制で臨みます。今年のツールは良い大会になると思いますし、チームスピリットも非常に高く、ジロ・デ・イタリアでの成功を見た後、やる気に満ちています」とフルーネウェーヘンは述べています。   山岳での野望 6年ぶりにジロ・デ・イタリアをスキップし、ツール・ド・フランスに向けて準備を進めているイェーツは、バスク地方での山岳スタートを楽しみにしています。クライマーにとってのチャンスが早い時点で訪れ、初日からの活躍を目指しています。 「紙面上ではとても良いコースで、自分にとても合っているように見えます。バスク地方でのレースが大好きなので、そこからスタートする今年のツールは非常に特別に感じます。狭い道路、急な上り坂、素晴らしいバスクのファンたち、それらは本当に忘れられないものになるでしょう。今年はツールの準備として、レース出場を減らし、トレーニングを重視しました。良い感触があるので、楽しみですね」とイェーツは語りました。 ローソン・クラドックは、山岳ステージでイェーツをサポートする重要なライダーのうちの一人です。 山岳ステージでのイェーツの主なサポートメンバーは、ハーパーとクラドックです。ダーブリッジとユールイェンセンは、平坦区間でのパワーとコントロールを提供し、重要な上りへのアプローチで良いポジションにつけるよう、イェーツをサポートします。 ベテランライダーのルーク・ダーブリッジは、チームに貴重な経験とパワーをもたらします。 ユールイェンセンはこれまでに5回ツールに出場しており、平坦ステージでのコントロール役を担います。   バイクとギア チーム ジェイコ・アルウラーのライダーは、ステージのルートや地形によって最適なバイクとCADEX WheelSystemsを選択します。フラットなステージやスプリントにはPropel Advanced SLが使用され、山岳や起伏のあるステージではオールラウンダーのTCR Advanced SL Discが使用されます。そして、重要な第16ステージのタイムトライアルにはTrinity Advanced Pro TTマシンが用意されています。 第16ステージの個人タイムトライアルでは、Trinity Advanced Pro TTバイクを使用します。 ギアについても、ライダーは数種類のGIANTヘルメットやシューズを選ぶことができます。スプリンターの多くはPursuitヘルメットを最も選ぶ傾向にありますが、クライマーや総合優勝候補のライダーは通常、Rev Proを好んで使用します。イェーツを含む一部のライダーは、新しいSurge Proシューズを使用する予定です。   以下は、チーム ジェイコ・アルウラーが発表したツール・ド・フランス出場メンバーと、ライダーの統計情報です。 <2023 Team Jayco-AlUla Tour de France roster> 選手名 国籍 ツール出場回数 ローソン・クラドック(Lawson Craddock) USA 3 ルーク・ダーブリッジ(Luke Durbridge) AUS 9 ディラン・フルーネウェーフェン(Dylan Groenewegen) NED 6 クリス・ハーパー(Chris Harper) AUS ー クリストファー・ユールイェンセン(Chris Juul-Jensen) DEN 6 ルカ・メズゲッツ(Luka Mezgec) SLO 4 エルマール・レインデルス(Elmar Reinders) NED ー サイモン・イェーツ(Simon Yates) GBR 9   <Tour de France Team Stats> 最年少選手: クリス・ハーパー(28歳) 最年長選手: ルカ・メズゲッツ(34歳) ツール初出場選手: クリス・ハーパー、エルマール・レインデルス ツール最多出場選手: ルーク・ダーブリッジ(9回) エルマール・ラインダースは、ツール・ド・フランスに今年初めて出場します。 Photo:Cor Vos

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