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NEWS

2022.09.30

RACE

【シマノレーシング】JPT群馬9月大会Day1で中井選手が2位に!

9/23(金・祝)に群馬県の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットで開催された「Jプロツアー(JPT)第13戦 群馬CSCロードレース9月大会 Day-1」にシマノレーシングが参戦しました。 3日連続で開催された3連戦の初日は、6kmサーキットを反時計回りで25周する150kmで争われました。 6周目に出来た逃げ集団に、中盤メイン集団から単独で飛び出した中井選手がブリッジを成功させて合流します。レース後半、メイン集団とのタイム差を広げた逃げ集団のメンバーでゴールスプリント勝負になり、中井選手は惜しくも2位でゴールしました。 以下、シマノレーシングのレポートを掲載します。   シマノレーシングレースレポート JPT群馬CSCロードレース9月大会 Day-1場所:群馬サイクルスポーツセンター(6km サーキットコース 反時計回り)距離:6.0km × 25周 = 150km出場選手:湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞、尾形尚彦、重満丈、佐藤宇志、天野壮悠 Jプロツアー第13戦「群馬CSCロードレース9月DAY-1」に出場しました。 レースはアタック合戦の中から6周目に横山選手、重満選手を含む15名の逃げが形成されます。好調の中井選手を逃げに送り込むために、シマノレーシングはメイン集団を牽引し逃げとのタイム差を詰めます。その後、タイム差が縮まったメイン集団から中井選手が逃げに単独ブリッジを成功させます。 レースは後半になりメイン集団と逃げ集団はタイム差が広がり、逃げ集団での勝負になります。ラスト2周で中井選手がアタックするも決まりません。 ゴールは、10名のスプリント勝負になり、好調の入部選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)が優勝。中井選手は惜しくも2位でのゴールとなりました。   リザルト 1位 入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム) 3時間47分29秒2位 中井唯晶(シマノレーシング) +0秒3位 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ) +0秒 9位 横山航太 +6秒15位 風間翔眞 +5分18位 湊諒 +5分50秒22位 重満丈  +6分2秒DNF 天野壮悠DNF 尾形尚彦DNF 佐藤宇志   中井選手コメント この日は天候も悪く、距離も150km、気温も低くサバイバルなレース展開が予想されました。ライバル勢の愛三は不在、マトリックスからは2名のエントリーでした。つまり、集団の中で人数確保ができるのは、シマノとシエルブルーと弱虫ペダルでした。シマノの作戦としては、自分もしくは風間を含んだ3名以上を逃げに送りこむことをチームの目標としていました。レースが始まりアタック合戦になり、10数名の逃げが形成され、弱虫ペダル、シエルブルーは複数名乗せており、シマノからは横山選手と重満選手が乗りました。自分と風間が逃げにいない状況のため、集団をコントロールし、タイム差を30秒ほど見える距離に広げすぎないようにし、自分もしくは風間のジャンプアップのためにチームメイトのアシストで備えました。タイム差が近づいたところで、単独でアタックし、追走しました。2周かけて追いつき、その時点で残り周回半分ほどでした。ラストに向けて少しずつ人数が減っていきましたが、逃げ切りが濃厚となり、最終スプリントに備えました。弱虫ペダルの入部選手が力があるのが分かっていたので、マークしていましたが、最終のスプリントでそのマークを外されてしまい、先行を許して2位という悔しい結果になりました。

2022.09.29

EVENT

イベントレポート:3年ぶりの「ツール・ド・東北 2022」

2022年9月17日(土)-18日(日)に、宮城県の南三陸エリアで実施された「ツール・ド・東北2022」。ジャイアントは今年もオフィシャルメカニックとして参加してまいりました。 大会当日の夜明け前から参加者を待ち受けるオフィシャルメカニックサポートブース。   ■ 3年ぶりのリアル開催「ツール・ド・東北」は、復興支援と震災の記憶継承を目的に2013年から開催されているロングライドイベントです。私たちジャイアントは大会趣旨に強く賛同し、第1回大会の準備段階から「オフィシャル・テクニカル・サプライヤーパートナー」として運営協力を継続しています。しかしながら、「10年間継続してサイクリスト経由で復興の軌跡を伝える」という高邁な決意も世界的なコロナ禍には抗えず、本来は第8回大会となるはずだった一昨年は中止に。1年繰り越された昨年の第8回大会も会期直前で通常開催を断念し、ツール・ド・東北フレンズなど一部関係者のみによるバーチャル開催となりました。 ※以下の「ツール・ド・東北 2021 ダイジェスト動画(ロングバージョン)」もぜひご覧ください。  こうした経緯から、今回3年ぶりのリアル開催となった「9回目のツール・ド・東北」は、参加者はもちろん、エイドステーションや沿道で参加者を応援してくださる地元の皆さま、そして大会関係者まで、すべての人にとって待望の特別な大会となりました。   ■ 9月17日(土):大会前日今回は感染予防措置として参加定員をコロナ前の半数以下に抑え、大会受付を当日のみとしたことで、土曜日の大会会場はかなりゆったりとした状況でしたが、それでもおそらく100名から200名ほどの参加者がメカニックサービスエリアにいらっしゃいました。想定以上に初参加の方が多く、なかには重篤な整備不良バイクもありましたが、いつもの年に比べれば余裕をもって作業できましたので、全員の完走を期して最大限対応しました。 参加者のバイクを整備。普段は他ブランドのバイクに触る機会のない本社スタッフには良い勉強の機会でもあります。 「応援飯」は地元に食で貢献する当大会独自の取り組み。スタッフのお昼も石巻やきそばやカキフライなどのご当地尽くし。   ■ 9月18日(日):大会当日心配されていた台風の進行が少し遅れ、朝から最高の秋晴れに恵まれた日曜日。私たち「オフィシャル・テクニカル・サプライヤーパートナー」は、朝5時前からメカニックサービス対応を開始しましたが、大会受付がスタート順に応じた時間帯指定となったせいか、メンテナンス希望者が重なることもなく落ち着いて対応できました。   検車で不備が見つかったバイクにすぐ対応できるよう最後尾のサポートカーを召集ゲート脇に配置。 もっとも、大会当日のメカニックサービスは、会場内よりもスタート後にコース上で対応する時間の方が長く、より重要です。メカニックサービスを行うサポートカーは、会場から時差スタートしていく参加者概ね200人毎に1台がコースに出て、参加者と混走しながら大会本部からの救援要請連絡で現場に移動して修理作業等に対応します。 また、私たちジャイアントは、大会PRについても貢献したいという思いから、ツール・ド・東北フレンズやタレントなどのゲストが大会に参加するためのバイクやギア類も毎回ご用意しています。 東松島市ご出身のパンサー尾形さんはご自分の愛車「ジャイアント・プロペル」で「女川・雄勝フォンド」に参加。 フレンズの中西哲生さんは今年から当地「いしのまき観光大使」に就任。尾形さんとはサッカーつながりで仲が良い。 スタートセレモニーでは必ず全員で黙祷。左は大会オフィシャルアドバイザーとして安全を担う安藤隼人さん。 今回の参加者数は2019年の概ね半分でしたが、メカニックサポートカーは2019年大会と同数の、SHIMANOさんx3台、IRCさんx1台、ジャイアントx3台、トータル7台とかなり潤沢でしたので「あまり出番は無いのでは?」とタカをくくっていました。しかしながら、少なくとも「女川・雄勝フォンド(65km)」の最後尾を担当した筆者(ジャイアント広報担当)が運行した7号車は、会場出発の直後からフィニッシュ制限時刻の17時まで概ね稼働し続けていましたので、サポートカー7台のフル体制とした甲斐はあっただろうと感じています。 トラブル対応の最多はやはりパンク。ご自身で対応できる上級者でもサポートカーのフロアポンプに安堵の表情。 「女川・雄勝フォンド」を親子で満喫される参加者。偶然ジャイアントストア仙台のお客様とあって二重に感激。 体調不良でリタイアされる参加者をサポートライダーと協力してケアするのもメカニックサポートカーのお仕事。 もちろん、ライド途中でのトラブルなど無いに越した事はないのですが、サイクリングには熱中症や落車のリスクがつきものですし、事前にどれだけ整備してもパンクなどの機材トラブルは一定数発生してしまいます。そうした局面でサイクリストのお役に立つ機会をいただくことで、私たち「オフィシャル・テクニカル・サプライヤーパートナー」も大会の一部となり、僅かながらも地域復興への一助となる。そうした関係性に大きな意義とやりがいを感じて、ともに大会協力を継続しています。 エイドステーションでも「応援飯」。復興著しい女川町ではサンマすり身がタップリの「女川汁」が美味しい。 雄勝エイドでは恒例の「焼きホタテ」と「宮城米のおにぎり」。サポートスタッフにも振る舞われるのが本当に嬉しい。 「北上フォンド(100km)」71km地点の北上エイドは三陸の定番「めかぶ」と「塩ウニ」でスペシャルな塩分チャージ。 おかげさまで、今回も大きな落車や事故はなく、天候も夜まで持ち堪えてくれたため、参加者も大会関係者も久しぶりのリアルなツール・ド・東北を最後まで楽しむことができました。来年の「ツール・ド・東北 2023」はいよいよ節目となる第10回大会。多くのサイクリストと再び現地でお目に掛かることを心から楽しみにしています。 2022年9月 ジャイアントジャパン広報・イベント担当 渋井亮太郎

2022.09.28

EVENT

10/2(日)の「稲城クロス」に出展いたします

GIANTは10月2日(日)に東京都稲城市稲城北緑地公園で開催される「稲城クロス」にLivとともにブース出展いたします。 ブースでは、ピュアシクロクロスバイクGIANT TCXとLiv BRAVA、およびグラベルバイクのGIANT REVOLTとLiv DEVOTEを展示するほか、「あなたのTCX見せてください」キャンペーンや、TCX友の会公式ステッカーの配布などを行います。 当日は、稲城クロスのGIANT/Livブースにぜひお越しください。 <GIANT/Livブース内容>1. GIANTとLivのシクロクロスバイクとグラベルバイクの展示2. TCXユーザー対象「あなたのTCX見せてください」キャンペーン3. TCXユーザー対象「TCX友の会ステッカー」配布4. 女性シクロクロッサー対象「#シクロクロス女子」ステッカー配布5. C1登録スタッフによるワンポイントアドバイス   1. 展示車・2022 TCX ADVANCED PRO 1 (S)・2022 REVOLT ADVANCED 2 (M)・2021 Liv BRAVA ADVANCED PRO(XS)・2021 Liv DEVOTE ADVANCED 2(XS) 2. 「あなたのTCX見せてください」キャンペーンTCXおよびLiv BRAVAユーザーと愛車を撮影した写真を、公式SNSやウェブサイトに掲載させていただきます。 3. 「TCX友の会」ステッカー配布アンケートにお答えいただいたTCXユーザーに、「TCX友の会」公式ステッカーを配布いたします。全国のTCX仲間とつながる公式ステッカーをぜひゲットしてください。 4. 「#シクロクロス女子 by Liv」ステッカー配布アンケートにお答えいただいた女性シクロクロッサーに、「#シクロクロス女子 by Liv」ステッカーを配布いたします。 5. C1登録スタッフによるワンポイントアドバイス2021全日本選手権6位のC1登録スタッフが、シクロクロスに関するご質問にお答えします。

2022.09.29

INFORMATION

新型PROPEL&TCR with CADEX 試乗ツアー 10/1-12/25開催

GIANTはこの度、「All-New PROPEL / TCR EXPERIENCE TOUR with CADEX」と題して、全国のジャイアントストアにおいてハイエンド製品の試乗ツアーを実施いたします。 本ツアーでは、2023年モデルとしてフルモデルチェンジしたエアロロードバイク「PROPEL」に加え、トータルレースバイク「TCR」、プレミアムコンポーネントブランド「CADEX(カデックス)」のホイールもご用意し、ハイパフォーマンスな製品をご体験いただける機会となっております。 特に今年8月の発表以降、大変ご好評をいただいております「新型PROPEL」は、試乗車として店頭に並ぶ機会がまだ少ない状況です。今回はさらに「TCR」のトップエンドモデルを同時に試乗でき、その違いを体感できるまたとないチャンスです。 最新のエアロロードに生まれ変わり、オールラウンドに乗りやすくなったPROPEL。 卓越した重量剛性比で、登りでも推進力を発揮するトータルレースバイクTCR。 ご体験後、アンケートにご回答いただいた方には、GIANTオリジナルステッカーをプレゼントいたします。 ※数に限りがございます。予めご了承ください。   期間 2022/10/1(土)〜 2022/12/25(日)   開催日 開催日 実施店 試乗モデル(A/Bグループについては後述) 10/1(土) ジャイアントストアいわき ●PROPEL ADVANCED SL 0 (XS, S)●PROPEL ADVANCED PRO 0 FORCE ETAP (XS, M)●CADEX 50 ULTRA DISC TUBELESS & CADEX AERO TUBELESS (25C)●CADEX 36 DISC TUBELESS & CADEX RACE TUBELESS (25C) 10/2(日) ジャイアントストア水戸 ●PROPEL ADVANCED SL 0 (XS, S)●PROPEL ADVANCED PRO 0 FORCE ETAP (XS, M)●CADEX 50 ULTRA DISC TUBELESS & CADEX AERO TUBELESS (25C)●CADEX 36 DISC TUBELESS & CADEX RACE TUBELESS (25C) 10/8(土)・9(日) ジャイアントストア仙台 A+Bグループ 10/15(土)・16(日) ジャイアントストア川越 A+Bグループ 10/22(土)・23(日) ジャイアントストア目黒通り Aグループ 10/22(土)・23(日) ジャイアントストアつくば Bグループ 10/29(土)・30(日) ジャイアントストア厚木 Aグループ 10/29(土)・30(日) ジャイアントストア二子玉川 Bグループ 11/5(土)・6(日) ジャイアントストア名古屋 A+Bグループ 11/12(土)・13(日) ジャイアントストアびわ湖守山 Aグループ 11/12(土)・13(日) ジャイアントストア京都紫明通 Bグループ 11/19(土)・20(日) ジャイアントストア大阪 Aグループ 11/19(土)・20(日) ジャイアントストア奈良 Bグループ 11/26(土)・27(日) ジャイアントストア神戸 A+Bグループ 12/3(土)・4(日) ジャイアントストア岡山 Aグループ 12/3(土)・4(日) ジャイアントストア尾道 Bグループ 12/10(土)・11(日) ジャイアントストア高松 Aグループ 12/10(土)・11(日) ジャイアントストア広島宇品 Bグループ 12/17(土)・18(日) ジャイアントストア熊本 Aグループ 12/17(土)・18(日) ジャイアントストア今治 Bグループ 12/24(土)・25(日) ジャイアントストア福岡 A+Bグループ ※一部店舗では、事前予約制にて受付いたします。詳細は、開催店舗のブログにてご確認ください。   試乗車・ホイール リスト <Aグループ> 試乗モデル サイズ(適応身長cm) 備考 PROPEL ADVANCED SL 0 XS(155-170) ISPモデル(BB-TOP:660-695mm) PROPEL ADVANCED SL 0 M(170-185) ISPモデル(BB-TOP:720-755mm) PROPEL ADVANCED PRO 0 FORCE ETAP S(165-175)   TCR ADVANCED SL 0 DISC (2021) S(165-175) ISPモデル(BB-TOP:685-730mm) TCR ADVANCED PRO 1 DISC (2021) S(165-175)   CADEX 50 ULTRA DISC TUBELESS & CADEX AERO TUBELESS (25C) 試乗車PROPEL ADVANCED SL 0と同時運用 CADEX 36 DISC TUBELESS & CADEX RACE TUBELESS (25C)     <Bグループ> 試乗モデル サイズ(適応身長cm) 備考 PROPEL ADVANCED SL 0 S(165-175) ISPモデル(BB-TOP:690-725mm) PROPEL ADVANCED PRO 0 FORCE ETAP XS(155-170)   PROPEL ADVANCED PRO 0 FORCE ETAP M(170-185)   TCR ADVANCED SL 0 DISC (2021) M(170-185) ISPモデル(BB-TOP:715-760mm) TCR ADVANCED PRO 1 DISC (2021) XS(155-170)   CADEX 50 ULTRA DISC TUBELESS & CADEX AERO TUBELESS (25C)   CADEX 36 DISC TUBELESS & CADEX RACE TUBELESS (25C)     PROPEL ADVANCED SL 0 ¥1,595,000(税込)重量:6.8kg(M)SPEC:SHIMANO DURA ACE Di2 24s,CADEX 50 ULTRA DISC WHEELSYSTEM PROPEL ADVANCED PRO 0 FORCE ETAP ¥946,000(税込)重量:7.6kg(M)SPEC:SRAM FORCE eTap AXS 24s,GIANT SLR 1 50 DISC WHEELSYSTEM TCR ADVANCED SL 0 DISC (2021) 重量:6.6kg(M)SPEC:SRAM RED eTap AXS 24s,CADEX 42 TUBELESS DISC WHEELSYSTEM TCR ADVANCED PRO 1 DISC (2021) 重量:7.4kg(S)SPEC:SHIMANO ULTEGRA 22s,GIANT SLR 1 42 DISC WHEELSYSTEM CADEX 50 ULTRA DISC TUBELESS フロント:¥165,000(税込),リア:¥220,000(税込)CADEX AERO TUBELESS ¥12,100(税込) CADEX 36 DISC TUBELESS フロント:¥154,000(税込),リア:¥209,000(税込)CADEX RACE TUBELESS ¥11,000(税込)  

2022.09.27

RACE

ロード世界選手権でマシューズが3位表彰台を獲得!

ウロンゴンで開催された2022年UCIロード世界選手権の男子ロードレースに、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのマイケル・マシューズ(Michael Matthews)が、オーストラリア代表として出場しました。マシューズは、ガッツある追走とスプリントでホームの観衆を沸かせ、銅メダルを獲得しました。 距離266kmに及ぶレースは、ニューサウスウェールズ州の海岸地帯で行われ、長く混沌とした戦いとなりました。オーストラリアチームのリーダーであるマシューズは、レース後半に小集団に分かれた際にも決して諦めずに、奮闘しました。CADEX 50 Ultra WheelSystemを搭載したPropel Advanced SL Discを駆るマシューズは、チームメイトの助けも借りてスプリントを行い、メダル獲得に手が届く位置へつくことができたのです。 レースを振り返って、マシューズは以下のようにコメントしています。 「母国オーストラリアの観客の前で表彰台に上がることができ、これ以上の喜びはないよ。残念ながら、胸に虹色はないけれど、努力が足りなかったわけではないんだ。今日のチームワークは素晴らしかったし、自分のレースをして3位になれたんだから。 はじめの数周は、観衆の声援を受けて集団の前方で走っていたけれど、その後レースモードに切り替えた。ラスト2周になると観客の盛り上がりは一段と増し、登りをハイスピードで駆け上がっても脚の痛みを感じないほどの応援だった。とても特別な気分で、涙があふれてきたよ。」 優勝したベルギーのレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)は、最後の25kmで単独アタックをかけて独走勝利しましたが、その背後では優勝候補とされていた選手たちによる激しい表彰台争いが繰り広げられていました。レース無線もなく、6時間を超える長丁場のレース終盤にはプロトンもバラバラになり、選手達にとって状況を読み取るのが難しい状況でした。7月のツール・ド・フランスで単独ステージ優勝を果たし、開催国代表としての期待を背負っていたマシューズは、最終スプリントに差し掛かるタイミングで集団に追いつき、着々と前へ出ていきました。 「ただひたすら、集団を追い続けていたよ。最後の500メートルになってもね。スプリントで10位以内に入るのは無理だろうと思っていたら、フランスチームが(クリストフ)ラポルトのために並んでいるのが見えたので、その後ろに飛び乗ってスプリントで自分の力を発揮したのさ。その後も、自分が何位でフィニッシュしたのかよく分からなかった。数分後に3位だとわかったよ。」 マシューズは、2015年にアメリカで開催された世界選手権 男子ロードレースでも銀メダルを獲得しており、現在3つの世界選手権メダルを獲得しています。しかし彼は、ウロンゴンでの今回のメダルが一番だと言っています。 「ホームでのレースは間違いなく、最も特別なものだ。年々、自転車競技のレベルは高くなっていると思う。ここで銅メダルを獲得できたことは、信じられないくらいだよ。」 この銅メダルは、マシューズにとって今大会2つ目の銅メダルでした。最初のメダルは、TTミックスリレーで獲得しました。 CADEX Aero WheelSystemを装着したTrinity Advanced Pro TTバイクを駆るマシューズは、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのチームメイト、ルーク・ダーブリッジ(Luke Durbridge)、そして女子チームのアレクサンドラ・マンリー(Alexandra Manly)とジョージア・ベイカー(Georgia Baker)を含む6人チームの一員でした。 また、同じくチーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのチームメイトであるイタリアのマッテオ・ソブレロ(Matteo Sobrero)は、TTミックスリレーで銀メダルを獲得しています。 Photos: Cor Vos photo

2022.09.16

RACE

【シマノレーシング】ツールド北海道 第3ステージで中井選手が2位に

9/9(金)~11(日)に北海道の道央地区で開催された3日間のステージレース「ツールド北海道2022」にシマノレーシングが参戦しました。 最終日の9/11(日)、182kmの距離で争った第3ステージで、前半に構成された逃げ集団に横山、中井、風間選手の3名を送り込んだシマノレーシング。途中、風間選手がドロップするものの、横山、中井両選手を含む逃げ集団は最後まで逃げ切りスプリント勝負に。中井選手が今村選手(チームブリジストンサイクリング)とゴールを争いますが、僅差で敗れて2位でゴールしました。 以下、シマノレーシングのレポートを掲載します。   シマノレーシングレースレポート ツールド北海道2022 第3ステージ場所:北海道・道央地区距離:182km出場選手:湊諒、横山航太、中井唯晶、風間翔眞 ツールド北海道第3ステージは、俱知安町から苫小牧市までの182kmで行われました。ここまでで結果に結びつけられていないチームは、最終日のラストチャンスに全てをかけてスタートしました。 レースはスタートから積極的にシマノレーシングが攻撃を仕掛けます。最初のアップダウン区間で形成した10名の逃げに、チームからは、横山選手、中井選手、風間選手の3名が入ります。前日の門田祐輔選手のステージ優勝でリーダーチームとなった、EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームが3分のタイム差でコントロールを続けます。 逃げ集団は順調に走り、125km地点の最後のKOMを通過し、ゴールまでの50kmの下り基調のコースに入ります。メイン集団では、愛三工業レーシングチームも集団牽引に加わり、残り10kmで2分未満までタイム差が縮まりますが、逃げ集団の逃げ切りが濃厚となります。最終局面に横山選手と中井選手が残り、横山選手が中井選手の為にアシストに徹して、中井選手の力を温存させます。 最後は逃げ集団でのスプリント勝負になり、第1ステージでも力をみせた今村駿介選手(チームブリヂストンサイクリング)と競り合いゴールしましたが、中井選手は惜しくも敗れ2位でのゴールとなりました。 リザルト 1位 今村駿介(チームブリヂストンサイクリング) 4時間14分35秒2位 中井唯晶(シマノレーシング)3位 マルコス・ガルシア(キナンレーシング) 4位 横山航太 +3秒24位 湊諒 +1分4秒37位 風間翔眞 +14分26秒 横山航太選手コメント スタートから逃げたいチームが多く、2人が先行しているところにブリッジする形で10人の逃げが決定。その中に3人と最多の人数で入ることができたので、逃げ切ることを第一優先に考えつつ距離を消化していきました。終盤、他のチームからの攻撃もありましたが、ラスト25km程で逃げ集団でのスプリントが濃厚になったので中井に貯めてもらっていました。僕はローテーションに回り、最終コーナーからロングスパートしましたが決定打にならず、最後、中井が今村選手を追い込んだものの、ステージ優勝に届きませんでした。ステージ優勝を目指してできる限りのトライはできたと思いますが、あと少し力足りずでした。今後もレースが続くので引き続きトライしていきたいと思います。応援ありがとうございました。 野寺秀徳監督コメント 3年ぶりの開催となるツール・ド・北海道は、初日の結果により総合成績の目標が絶えるというネガティブな雰囲気でスタートすることになりました。TOJ等でも初日に崩れる傾向にあり、調整の方法に疑問を感じていましたが、レース以前からのパワーデータ解析の結果、現状の力不足が最も大きな要因であることを再認識しました。状況を受け入れたうえで2日目以降できることに全力でフォーカスし、第3ステージでは強敵に阻まれ勝利には届きませんでしたが最高の形を作り出すことに成功。チームとして戦う意義を明確につかんだ感覚があります。今後のレベルアップに向け収穫のある大会であったことは間違いないと考えています。

2022.09.16

INFORMATION

カタログ送付を廃止いたしました

日頃より弊社製品をご愛顧いただき厚く御礼申し上げます。 大変恐縮ながら、弊社では環境保護の観点から、お客様への「カタログ送付」を廃止いたしました。 ※弊社にカタログのご請求をいただいても、郵送されません。 「カタログ送付」を楽しみにしていただいていたお客様には、大変申し訳ございませんが、 ご理解を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 製品情報の確認につきましては、本ウェブサイトをご活用いただきますよう、お願い申し上げます。

2022.09.09

INFORMATION

製品情報を2023年モデルに更新いたしました

本日9月9日付で製品コンテンツを2023モデルに更新いたしました。   バイク ロードバイクでは、この8月に第3世代となる新型「PROPEL」を先行発表。そして本日、トータルレースバイク「TCR」、エンデュランスロード「DEFY」も公開。多くのモデルで最新コンポーネントや独創的なNewカラー&グラフィックテクノロジーを採用しています。 以下の3モデルは、話題の12速セミワイヤレスコンポーネント「新型 SHIMANO 105 Di2」を採用。  TCR ADVANCED PRO 1 DISC  TCR ADVANCED 1 DISC KOM  DEFY ADVANCED 1 「TCR」シリーズには、28Cタイヤとワイドレシオギアを標準装備したオールロードコンセプトの「TCR ADVANCED PRO 1 DISC AR」と、ご要望の多かった「ADVANCED PRO」フレームセットを新たにラインナップ。  TCR ADVANCED PRO DISC FRAME SET  TCR ADVANCED PRO 1 DISC AR クロスバイクでは、人気の「ESCAPE R3」と「ESCAPE R DISC」のフレームカラーを一新。また、上級クロス「ESCAPE RX」シリーズには、ハイエンドロードバイク同様の高級感あるペイントを採用しています。  ESCAPE R3  ESAPE R DISC  ESCAPE RX 世界的トレンドのグラベルカテゴリーでは、「ADVANCED」グレードのカーボンフレームにSRAM無線コンポーネントやグラベル用カーボンホイール「CXR2」を採用する上級モデル「REVOLT ADVANCED PRO 1」が新登場。ラインナップを拡充しています。  REVOLT ADVANCED PRO 1 キッズバイクでは、26、24、20インチの3モデル展開となる本格オフロードバイク「STP」が新登場。サイズに応じた最適なサスペンションストローク設定に加え、油圧ディスクブレーキや上級コンポーネントを採用。大人用のバイクにも匹敵するハイスペックで、キッズ&ジュニアのバイクスキル向上をサポートいたします。  STP 26  STP 24  STP 20   ギア COMPONENTカテゴリでは、新型PROPELと同時に開発された新型PROPEL専用コックピット、リムビード厚のワイド化によってエアロダイナミクスを高めた50mmハイトの「SLR 50 DISC」ホイールシステムをラインナップ。 BIKE GEARカテゴリでは、高輝度ディスプレイを採用した高機能サイクルコンピューター「DASH」が新登場。 RIDER GEARカテゴリにおいては、高機能なCUORE製のアパレルや刷新された防寒アパレル、チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのライダーも使用する「SURGE PRO」シューズ、アッパーを刷新したエントリーロードシューズ「BOLT」が新たにラインナップに加わるなど、幅広いジャンルで製品を拡充しています。   ジャイアントの2023ラインナップをぜひご高覧ください。

2022.09.08

RACE

トライアスロン・ロングディスタンス日本選手権で小田倉選手が優勝!

9/4(日)新潟県佐渡島で開催された「第26回 トライアスロン・ロングディスタンスナショナルチャンピオンシップ」で、GIANTがサポートする小田倉真選手(三井住友海上/東京)が優勝しました。 ロングディスタンスに初挑戦した小田倉選手は、国内トップ選手17名が出走したレースで2kmのスイムを2位で終えると、平坦基調の80km+起伏が激しい28kmによる計108kmのバイクコースに「PROPEL ADVANCED SL DISC」+「CADEX 65 DISC TLホイール」を選択してトップタイムを出しレースをリードします。小田倉選手は得意のランで、21.1kmをトップタイムで走り抜けて優勝しました。 小田倉選手コメント 以前から興味があったロングディスタンスに初めて挑戦しました。苦手なバイクパートを強化していくなかで、ドラフティングができず単独走となるロングディスタンスで走力を確認したい思いもありました。機材は、佐渡の108kmのコースプロファイルを最速で走る抜けるために、エアロロードのPROPELと65mmハイトのCADEXを選択しました。他の全参加者がTTバイクを選択する中、唯一ロードバイクで走りましたが、後半の上り坂を含めてPROPELの性能を十分に発揮してバイクラップを最速で終えることができました。最後のランニングでも100km以上走行したとは思えないほど脚が残っていて、最後まで崩れることなく優勝することができました。 来年はパリ五輪に向けてオリンピックディスタンスに集中しますが、世界ロングディスタンス選手権やアイアンマン70.3への挑戦も考えていきたいと思います。

2022.09.01

RACE

グローブスがブエルタ・ア・エスパーニャでスプリント勝負を制す!

チーム・バイクエクスチェンジ・ジェイコのカーデン・グローブス(Kaden Groves)は、ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージでスプリントを決め、自身初のグランツールステージ優勝を獲得しました。 エルポソ・アリメンタシオンからカボ・デ・ガタまでの191.2kmの第11ステージは、スプリンターたちの活躍が期待される1日でした。スペイン南部を走るほぼ平坦なルートは、うだるような暑さと横風でライダーたちを苦しめました。残り26kmで3人の逃げ集団が捕まると、ステージ優勝を狙うチーム同士の位置取り争いが始まります。その結果、バイクエクスチェンジ・ジェイコは最も良い位置を取り、グローブスはこれまでのキャリアで最大の勝利を手にすることになりました。 CADEX WheelSystemを搭載した新しいエアロロードバイク、Propel Advanced SLを駆るグローブスは、チームメイトの完璧なリードアウトに続き、残り約100メートルでスプリントを開始。オランダのスプリンター、ダニー・ファンポッぺルとベルギーのティム・メルリールを抑えて、フィニッシュしました。 「残り50mから100mの地点で、他の選手よりも余力を残せていた。そして有難いことに、良い位置からスプリントを始めることができたんだ。グランドツアーで初めて優勝できたのは、この上ない喜びだよ。ここで勝てたのは本当に嬉しいし、まだまだステージは続くよ」と、グローブスは語っています。 グローブスは今シーズン、ツアー・オブ・ターキーとボルタ・ア・カタルーニャでもステージ優勝しており、今季3つ目の勝利となりました。 この日、総合5位につけていたチームリーダーのサイモン・イェーツ(Simon Yates)は、スタート前に新型コロナウイルスの陽性反応により、ツアーを棄権せざるを得なくなりました。グローブスがもたらした今年のブエルタでの初勝利は、エースのリタイアによって失望していたチームを盛り上げました。 「関係者全員にとって、本当に感動的な一日だった。サイモンの欠場という知らせで目が覚めたが、そこから気持ちを切り替えるのは大変なことだ。しかし、みんなは集中力を高め、体制を立て直し、カーデンをフィニッシュさせるための素晴らしい計画を立ててくれた。全員が自分の役割を果たし、全員が素晴らしい仕事をし、リードアウトも完璧だった」と、チームのスポーツディレクターであるジーン・ベイツは語っています。 「みんなに感謝しなければならない。ルーク(Luke Durbridge)は一日中走り回ってくれ、強風のために早めに準備をした。もう少し早くから横風が吹くと思っていたけれど、最後の4キロで先頭を引くまで何もなかった。みんなが完璧な仕事をしてくれたから、僕が前方で余力を残しておくことができたんだ。」 ブエルタ・ア・エスパーニャは、本日の第12ステージに続き9月11日にマドリードで幕を閉じます。

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