女性向けバイクは「Liv」のウェブサイトへ
GIANTは、10月22日(日)に千葉県九十九里町の片貝中央海岸で開催された「BEACH CROSS Crit 99」にLivとともにブース出展いたしました。
このイベントは、ヨーロッパで人気のビーチを使ったオフロードレース「ビーチレース」の日本初となる大会で、九十九里町の砂浜をダイナミックに使用した競技で、「ビーチライフ in 九十九里町」というビーチバレーやビーチサッカー、ステージでのライブなどを含む、通年でビーチを活用することを主旨としたイベントの1つとして開催されました。
ビーチレースの機材は、シクロクロス、グラベルバイク、マウンテンバイク(MTB)など、タイヤ幅の最低基準をクリアしていれば種類問わず参加可能で、初回参加者の多くはシクロクロスとMTBでしたが、小径車や固定ギアのピストバイクで参加する方もいました。
ブースではビーチレースにも対応するシクロクロス、グラベルバイク、MTB、Eバイクをご用意して、ご試乗いただきました。
レースは一周3.7kmのコースを、午前中のカテゴリーは4.5周(約17km)、午後のレースは8.5周(約32km)しました。前日に降った雨の影響で午前中のレースは砂浜が硬く締まり乗車率が高かった印象です。
午後のオープンクラス男女には、弊社スタッフ2名とLivアンバサダーの平良エレアさんも参加しました。スタッフ斎藤はTCXにCADEX AR 40Cタイヤを装着して、スタッフ髙橋はXTCに2.25インチのノブが低いMTBタイヤを装着したビーチクロス仕様で挑みました。
オフロードレースに初参戦となる平良エレアさんは、DEVOTE ADVANCED 2を市販仕様のままポジションと空気圧を調整して、制限時間2時間半のタフなレースに挑みます。
午後は路面に含まれた水分が乾燥して、サラサラとなった砂浜が自転車に乗車したままでの走行を難しくします。8.5周回の間で毎周回変化する路面状況に参加者は苦しめられながらも、九十九里の広大な景色と併催イベント参加者を含むたくさんの応援に後押しされて、辛い中でも笑顔で走るライダーが多かった印象です。
オープンクラスレースでは、前半から松尾選手(Champion System Japan Test Team)と弊社スタッフ斎藤(RIDELIFE GIANT)、プロロード選手の畑中選手(KINAN Racing Team)が抜け出し、中盤以降はTCXにCADEX AR 40Cタイヤを装着した斎藤が、波打ち際の長いストレート区間でアドバンテージを得て後続を離して独走しますが、MTBに太いタイヤを選択した松尾選手が最終周回で猛追して逆転優勝。斎藤は2位に。XTCに2.25インチのMTBタイヤを装着した弊社スタッフ髙橋(RIDELIFE GIANT)も3位から30秒遅れの5位でゴールしました。
オープン女子に参戦した平良エレアさんは、初めてのオフロードかつ砂浜での走行に序盤は苦戦するものの、持ち前のセンスで上手くバイクコントロールしながら、乗車できない区間はランニングで対応します。辛い中でも終始笑顔で8.5周回を走り切ったエレアさんは、見事2位でゴールしました。
国内初開催のビーチレース、オープン女子の表彰台に載った3名のバイクは「Liv Brava Advanced Pro」、「Liv Devote Advanced」、「GIANT TCX ADVANCED PRO」でした。入賞の皆さま、おめでとうございます!
GIANTとLivに乗る参加者に、BEACH CROSS仕様のバイクセッティングを教えていただきました。
この大会の主催者でもあるチャンピオンシステムジャパン代表の棈木さん。記念すべき国内初のビーチレースに向けて、愛車のTCXにIRC BOKEN PLUS 42Cを装着して午後のオープンクラスに参戦しました。
レースの前日に購入されたばかりのTCXで参戦のユーザー様。フレーム以外でお気に入りのポイントは、軽量でワイドなGIANT CXR 1カーボンホイールとのこと。タイヤがシクロクロス用だったため、ビーチレースでは苦戦されていましたが、シクロクロスレースでのご活躍を期待しています。
シクロクロスレースで全国を遠征するOさん。TCXに装着可能な最大幅のPANARACER GRAVELKING SS 45Cをセッティングして、平坦なビーチレースのためにフロントギアを50Tに変更してきたとのこと。機材の準備に気合を入れたOさんは、当日ジャージを忘れてしまったようで、弊社スタッフの予備ウェアをお貸出しさせていただきました。
普段はシクロクロスレースに参戦するユーザー様。愛機TCXに、ビーチレースのためにセンタースリックのグラベルタイヤ「IRC BOKEN PLUS」を装着してマスタークラスにエントリーされました。
フレームとホイール以外を交換して本格MTB仕様にカスタムしたATXでこの大会にエントリーしたユーザー様。ビーチレースに向けては特にバーツの変更はしていないとのこと。
かなり難しいコースコンディションの中、見事8.5周を完走してオープンクラス女子で3位になったN様。TCX友の会に入りたくて選んでくださったお気に入りカラーのTCXに、普段グラベルライドで使用している「IRC BOKEN DOUBLECROSS」を装着して、国内初のビーチレースを堪能されていました。
Liv BravaにCADEX AR 40Cを選択して、オープンクラスの男子に迫る力走で優勝したBicicletta SHIDOのレジ番ことA様。CADEX ARを選んだ理由は「ノブのパターンが砂向けなのと、何よりも同じ仕様の他製品と比較して425gと軽量なところが決め手になりました」とのこと。優勝おめでとうございます!
BEACH CROSS Crit 99の詳細なレポートは、ウェブメディア「シクロワイアード」で公開されています。