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NEWS (RACE)

2017.07.21

RACE

バルギルがツール第18ステージで優勝、山岳賞トップへ前進!

チーム・サンウェブのワレン・バルギル(フランス)がツール・ド・フランス第18ステージのイゾアール峠山頂フィニッシュを制し、自身2度目のツールステージ優勝を達成しました。バルギルは山岳賞トップを示す水玉ジャージ「マイヨアポア」の防衛をより確実なものとし、さらに総合ランキングを1つ上げて9位へと躍進しました。 第18ステージは179km先のイゾアール峠頂上を目指すタフなコースで、山岳賞と総合ランキングを争う最終決戦の舞台となりました。ここまで山岳賞で大幅なリードを得たバルギルは、総合ランキングでの上位入賞を目指し、元ツール王者のアルベルト・コンタドール(スペイン)とのバトルを繰り広げました。 バルギルはレースを振り返り、以下のようにコメントしました。 「信じられない!まるで夢のような3週間を過ごしているよ。今日はレースが動き出すのを待って、コンタドールから少しでもタイムを奪おうと考えた。アタックの末にバウケ・モレマをキャッチし、そのまま千切ってマイペースで登り続けたんだ」 TCR ADVANCED SLに乗るバルギルはイゾアール峠で逃げ集団を次々にパスし、驚異的なクライミング能力を発揮します。そして、さらなるペースアップとともにダルウィン・アタプマ(コロンビア)を残り800mで捉え、ツール最大標高となる2,360mの頂上ゴールへと先頭で駆け上がりました。 「先頭にアタプマが見えたんだ。ツール・ド・スイスでは彼に敵わなかったんだけど、今日は競り勝てて嬉しいよ」 バルギルとマシューズはチーム・サンウェブにツール4勝をもたらし、さらに山岳賞とポイント賞でそれぞれトップに立つ快挙を達成。ツール期間中ルームメイトである2名は、キャリア最大の成功を喜び合いました。 「昨夜はマシューズとチームの成功について語り合ったんだ。ツール開幕前は、まさか山岳賞とポイント賞両方でトップに立てるだなんて想像もしてなかった。本当に信じられないよ!」 続く第19ステージは比較的フラットなコースで、集団スプリントまたは逃げ切りが決まるレース展開が予想されます。残るパリまでのステージで、マシューズはマイヨヴェールの防衛とステージ優勝を、バルギルは総合ランキングトップ10のキープに挑戦します。

2017.07.19

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マシューズ、ツールでステージ2勝目!

チーム・サンウェブのマイケル・マシューズ(オーストラリア)がツール・ド・フランス第14ステージと第16ステージで立て続けにスプリント勝利をあげました。 チームは、第13ステージのワレン・バルギル(フランス)の優勝と合わせて通算3勝目を達成しました。また、現在バルギルが山岳賞リーダーで、マシューズがポイント賞僅差の2位に位置しています。 第14ステージは、2つのカテゴリー山岳、横風区間、登りスプリントゴールの待つクラシックレースのような、まさにマシューズの得意とするレイアウトでした。 残り10kmで集団が人数を減らす中、アシストのニキアス・アルント(ドイツ)がライバルの逃げを封じ込めます。残り1kmからマシューズはTCR ADVANCED SLとともに急勾配を駆け上がり、リオ五輪金メダリストのグレッグ・ヴァンアーベルマート(ベルギー)を下す快勝を飾りました。 第14ステージ勝利の後、マシューズは以下の様にレースを振り返りました。 「チームの働きに報いることができて、とてもハッピーだ。様々なプレッシャーがある中で、チームは集中してレースを展開した。最高のチームワークがあったからこそ、バルギルに次いで2日連続ステージ優勝を成し遂げられたんだ。これ以上のものは望まないよ!このステージは優勝目指して準備を進めてきた。チーム全員にとってスペシャルな勝利となったはずだよ」 コーチのアイク・ヴィスビークはレースについてコメントしました。 「今日はマシューズにチャンスがあることがわかっていたので、レースを積極的にコントロールしようと考えた。長く険しいステージの最中、チームの働きは素晴らしいものだったと思う」 第16ステージは、2つの山岳と横風区間を経てローヌ川渓谷を目指す全165kmで行われました。 マシューズのスプリントでレースを狙う作戦のチームは、序盤の3級山岳からライバル達のふるい落としにかかりました。 ポイント賞ジャージを着るマルセル・キッテル(ドイツ)がメイン集団から遅れると、チームは先頭でプレッシャーを掛け続け、中間スプリントでマシューズが先頭で通過します。 ゴールスプリントは写真判定に持ち込まれる接戦となり、ライバルのエドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー)とヨーン・デーゲンコルプ(ドイツ)をかわしたマシューズが今ツールのステージ2勝目を掴み取りました。 2勝目をあげたマシューズは、第16ステージの後、以下のようにコメントしました。 「昨年のツールは1勝したけど、2勝目はそう簡単に達成できるものじゃないんだ。この勝利を実感するには明日の朝までかかりそうだ。とにかく信じられないよ!」 「キッテルが登りで1分遅れていると聞いて、さらに攻撃を仕掛けようと決めた。彼のいないスプリントでは勝機があると信じて、中間スプリントとゴールでしっかり先着できた。今日は50ポイントを稼いだから、キッテルとの差を詰めることができたよ」 ツールは第3週を迎え、チームはマシューズのさらなるステージ優勝とスプリントポイントの獲得、さらにバルギルのマイヨアポア防衛に挑戦します。アルプスに突入する第17ステージは、4つのカテゴリー山岳を超えるタフなコースが待ち受けます。

2017.07.19

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<TEAM GIANTレースレポート> 7/16-7/17 CJ-1 田沢湖MTBフェスティバル

7/16(日)-17(月)、秋田県仙北市で開催されたCoupe du Japon「CJ-1 田沢湖MTBフェスティバル」にTEAM GIANTのライダーが参戦しました。 DHI決勝ラウンドで浅野善亮が3位、青木卓也は10位でレースを終え、翌日のXCO男子エリートに出場した門田基志は9位でゴールしました。 DHI決勝当日は県内の広い範囲で大雨洪水警報が発令されたため、予選無しで決勝のみでレースは行われました。 大雨で泥が流され大きく変わったコースコンディションの中、浅野は一度大きく減速を強いられたものの、その後を冷静にまとめた走りで3位に。 2008年に同会場で開催した全日本選手権男子ジュニアで優勝経験がある浅野は、優勝こそ逃したものの約10年ぶりの田沢湖大会で再び表彰台を獲得しました。 青木は前日のタイムドセッションで3位と好調でしたが、決勝はコース中盤でのスリップが影響してしまいタイムが伸びず10位となりました。 翌日のXCOも濃霧と時折強い雨が降ったものの、レース時刻に天候は回復。 XCOも前日の試走が豪雨のため中止になったため、門田は当日朝の短時間の試走でコースを確認し、泥の残るコースにXTC ADVANCED SLを選択。 スタートで若干の遅れをとった門田はペースアップを試み、下りで前の選手との差を詰めますが、死角になっていた岩を踏んでしまい後輪をパンク。 フィードゾーンでのホイール交換後、前の集団を追走し順位を上げましたが9位でゴールしました。 大雨で流れた大量の泥の影響でコース上の多数の岩の餌食となり、男子エリートTOP10のうち4名がパンクという過酷なレースとなりました。 皆様の応援ありがとうございました。 次回、TEAM GIANTは長野県富士見パノラマで開催される「全日本MTB選手権」に出場します。 <浅野善亮レース使用機材>フレーム:GIANT GLORY ADVANCED L sizeフロントサス:ROCKSHOX BOXXER TEAM SOFT SPRING       リバウンド(全締めから)8クリック戻し       コンプレッション(全開放から)5クリック締めリアサス:ROCKSHOX VIVID R2C COIL 400lbs     リバウンド(B) 6クリック戻し     リバウンド(E) 0クリック締め     コンプレッション 0クリック締めコンポーネント:SHIMANO SAINTクランク:SHIMANO SAINT 38T クランク長170mmチェーンデバイス:SHIMANO SM-CD50ブレーキ:SHIMANO SAINTハンドルバー:TRUVATIV DESCENDANT DH BAR 780mmグリップ:GIANT SOLE-O MTB DOUBLE LOCK-ON GRIPステム:GIANT CONTACT SL DHサドル:GIANT CONTACT SLR NEUTRALホイール:DT SWISS FR570 + 360 HUBタイヤ:SCHWALBE MAGIC MARY EVO TLE F1.5 / R1.6気圧ペダル:SHIMANO M647シューズ:SHIMANO SH-AM9ウエア:FOX FLEX AIR DHヘルメット:FOX RAMPAGE PRO CARBONアイウエア:FOX AIRDEFENCEケミカル:WAKO'S CHL CHAIN LUB <青木卓也レース使用機材>フレーム:GIANT GLORY ADVANCED L sizeフロントサス:ROCKSHOX BOXXER WC 57.5psi       MRP Ramp Control Cartridge 3クリック締め       リバウンド (全締めから)7クリック戻し       コンプレッション (全開放放から)3クリック締めリアサス:ROCKSHOX VIVID R2C COIL 300lbs     リバウンド(B) 9クリック戻し     リバウンド(E) 3クリック戻し     コンプレッション 2クリック締めコンポーネント:SHIMANO SAINTクランク:SHIMANO SAINT 36T クランク長165mmチェーンデバイス:MRP G3ブレーキ:SHIMANO SAINTハンドルバー:GIANT CONTACT SL DH 800mmグリップ:ODI RUFFIAN LOCK-ONステム:GIANT CONTACT SL DHサドル:WTB VOLT Carbonホイール:DT SWISS EX471 + SHIMANO SAINT HUBタイヤ:CONTINENTAL DER KAISER F1.4 / R1.5気圧ペダル:SHIMANO M647シューズ:GIRO CAHMBERウエア:GIANT TRANSFER LS JERSEYヘルメット:TROY LEE DESIGNS D3 STARBURSTアイウエア:SPY OPTIC KLUTCH <門田基志 使用機材>フレーム:GIANT XTC ADVANCED SL L sizeフロントサス:ROCKSHOX SID BOOST 100mm 105psi        ボトムレストークン1個       リバウンド 12クリック戻し       ロースピードコンプ 0クリック締めコンポーネント:SHIMANO XTR Di2クランク:SHIMANO XTR 34T×24T クランク長175mmスプロケット:SHIMANO XTR 11S 11-40Tブレーキ:SHIMANO XTRハンドルバー:GIANT CONTACT SLR XC RISER 670mmステム:GIANT CONTACT SLR OD2 100mmペダル:SHIMANO XTRサドル:GIANT CONTACT SLR FORWARDボトルケージ:OGK PC-3メーター:PIONEER SGX-CA500ホイール:GIANT XCR 27.5 0 BOOST WHEELSYSTEMタイヤ:(前)SCHWALBE ROCKET RON EVO TLE 2.1 1.30気圧    (後)SCHWALBE ROCKET RON EVO TLE 2.1 1.30気圧シューズ:SHIMANO S-PHYRE XC9ウエア:WAVEONE レジェフィットプロヘルメット:OGK KABUTO ZENARDグローブ:OGKドリンク:スーパーMEDALIST 9000+電解質パウダーエナジージェル:MEITAN CYCLE CHARGE

2017.07.15

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フランス革命記念日のTdF第13ステージでバルギルが勝利!!

現在山岳ポイント賞リーダーを着るチーム サンウェブのワレン・バルギル(フランス)が、フランス革命記念日のピレネー山岳短距離ステージで、フランス人として、そして自身初のステージ優勝となる記念すべき勝利を飾りました! 第13ステージは、わずか100km超の距離にピレネー山脈の3つの峠を越える厳しいレイアウトで争われました。レース中盤から逃げていたアルベルト・コンタドール(スペイン)とミカエル・ランダ(スペイン)に対し、3つめの1級山岳ミュール・ド・ペゲールでナイロ・キンタナ(コロンビア)と共に前を追ったバルギルは、頂上付近で先頭の2人に合流します。そのままメイン集団を引き離すことに成功した4名で争ったゴールスプリントは、先に仕掛けたコンタドールに好反応したバルギルがTCR ADVANCED SLと共に制して、記念すべきツール1勝をあげました。 レース後バルギルは次のようにコメントしました。 「信じられない勝利だよ!若いころから憧れていたコンタドールとの競り合いに勝った意味は大きいし、もちろんフランス革命記念日の今日勝てたことは勝利をさらに特別なものにしてくれるよ」 第13ステージ終了時点でバルギルは総合15位、山岳賞トップに位置します。今回のステージでさらに山岳ポイントを獲得したバルギルは、2位のランダから大きなリードを得て赤玉模様のマイヨポアをキープしています。

2017.07.10

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バルギル、ツール第9ステージで山岳賞!

ツール・ド・フランス第9ステージは、ナンテュア~シャンベリーまで7つの難関山岳を含む全長181kmで争われ、今大会最難関のクイーンステージでもあるこのステージで、チーム・サンウェブのワレン・バルギル(フランス)がTCR ADVANCED SLとともにガッツのある走りで山岳ポイントを大量に稼いだ後、最終ゴールスプリントで僅差の2位になったものの、レース後山岳賞ジャージ「マイヨポワ」を獲得しました。 この日3つの超級山岳と終盤のモン=デュ=シャのテクニカルな下りに挑む過酷なコースで、チームは計画通りの完ぺきな走りを見せました。メイン集団に5人のライダーを送り込み、バルギルを中心に山岳でのポイント稼ぎとステージ優勝を狙います。最初の超級山岳ビシュ峠でバルギルは12ポイントを獲得、更に続く超級山岳グランコロンビエール、モン=デュ=シャでこの日の最高ポイントを稼ぎます。 バルギルはゴール後以下のようにコメントしています。 「今日は自分もチームもベストな走りだった。逃げ集団に5人行けたのはよかったね。マイケル・マシューズ(オーストラリア)が中盤のスプリントを制した後、チームは僕のために動いてくれたから良い状態で峠に挑めた。ビシュ峠ではサポートに応える最高の走りが出来て、トップで山頂を通過できたし本当に嬉しいよ」 最後の山岳を超えたのち、バルギルはTCR ADVANCES SLのコントロール性能を生かして後続に追いつかれることなくテクニカルな下りをクリアし、ゴールのシャンベリーへと駆け抜けます。しかし最終スプリント手前で後続グループに吸収されます。そしてスプリントを争ったリゴベルト・ウラン(コロンビア)とのゴールは写真判定に持ち込まれた結果、僅差で2位となりました。 チーム・サンウェブはバルギルの勇猛な走りでレース序盤を終え、最初の休息日を迎えます。7/7(金)の第7ステージではマシューズがプロトタイプのPROPELと共に3位を獲得。総合ポイント賞争いで現在2位につけるマシューズは今後もポイント賞ジャージ「マイヨヴェール」を狙います。 休息日明けの7/11(火)に、ペリグー~ベルジュラックまでの平坦基調な全長178kmで争われる第10ステージで、ツール・ド・フランス中盤戦が再スタートします。

2017.07.04

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ツール・ド・フランスでマシューズが好発進!

チーム・サンウェブのマイケル・マシューズ(オーストラリア)がツール・ド・フランス第3ステージのゴールスプリントを争い2位を獲得しました。この結果マシューズは総合3位となり、序盤から好調な滑り出しとなりました。 今年のツールはドイツで開幕し、ベルギー、ルクセンブルグを経て、第3ステージでいよいよフランスへ入ります。 その第3ステージは全長212kmの丘陵地帯を抜けるコースで、最終ゴール手前から登りのスプリントステージ。 TCR ADVANCED SLを駆るマシューズはチームメイトのサポートと共に最終スプリントへ挑みましたが、惜しくも世界チャンピオンであるペテル・サガン(スロバキア)の後塵を拝する結果となりました。 チーム・サンウェブのコーチであるアイク・ヴィスビークは以下のようにコメントしています。 「今日のレースは、終始先頭集団でローレンス・テンダム(オランダ)を中心としたコントロールが出来ていた。戦略通りに進んで、最後の登りに入る時点で前方にワレン・バルギル(フランス)とシモン・ゲシュケ(ドイツ)が揃っていたけど、マシューズが2人と離れてしまいスタミナを温存できず、僅差で負けてしまう残念な結果だった。でもステージ全体としては良いタイミングで動けたし、良いレースだった。マシューズはこのまま調子を上げていけば勝ってくれるはずさ」 第3ステージ終了後に総合3位へと順位を上げたマシューズは、この3日で3種異なるバイクで出場しました。 第1ステージの個人TTでは、TRINITY ADVANCED PROを駆り16位に。 チームとしてはニキアス・アルント(ドイツ)が11位でトップリザルトでした。 ドイツのデュッセルドルフからベルギーのリエージュまで平坦基調の203kmを走る第2ステージで、マシューズはプロトタイプのPROPELを選択。 雨の影響で残り30km地点で大規模なクラッシュが発生したものの、サンウェブのライダー達は難を逃れました。 最終スプリントはタフな争いとなり、残念ながらマシューズは位置取りに失敗して9位でした。 マシューズはPROPELと共に駆けた第1ステージ終了後、以下のようにコメントしています。 「今日このバイクで走れたのは最高だった。エアロダイナミクスを存分に発揮してくれた。速く走りたいときには最適なバイクさ」 第4ステージはモンドール=レ=バンからヴィッテルまで、4級山岳も含む207kmの平坦基調のコースを争います。

2017.06.28

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チーム・サンウェブ、ツール・ド・フランス2017メンバー発表!

チーム・サンウェブは7/1(土)に開幕する「ツール・ド・フランス2017」(以下ツール)参加メンバーを発表しました。 チームはイタリアでの高地トレーニングキャンプを経て、3週間にわたる世界最高峰のステージレースに挑みます。 今年のツールは開幕の地「グランデパール」をドイツに迎えてスタートとなり、ドイツ籍のチーム・サンウェブにとっても今年のツールは意義深いものとなります。 全21ステージに及ぶ戦いは、デュッセルドルフ市街のライン川と並走する14kmの個人TTで幕を開けます。 第2ステージはデュッセルドルフから国境を越え、スプリングクラシックの舞台として名高いベルギーのリエージュまで、203.5kmが設定されています。 過去4年のツールで通算11回ステージ優勝をしているチーム・サンウェブは、今年のツールでもエーススプリンターのマイケル・マシューズを中心に勝利量産を目指します。 今季「ツール・ド・スイス」第3ステージでスプリント勝利して調子を上げているマシューズは、ツール開幕を見据えて以下のようにコメントしました。 「自分の脚質に合う数ステージをターゲットに、チームのサポートを受けて勝ちを狙いに行くよ。チームは皆モチベーションが高い状態だよ」 コーチのアイク・ヴィスビークはツール2017のメンバー構成に付いてコメントしました。 「チームはマシューズのステージ優勝にフォーカスし、彼をサポートする強い意志を持つ9名を選んだ。強力なスプリントトレインを組めるメンバーを揃えているよ」 今季1勝を挙げたニキアス・アルントをリードアウトの主軸に据え、オランダチャンピオンのラモン・シンケルダム、マイク・テウニッセン、アルバート・ティマー、ロイ・カーヴァスがトレインの牽引役を担います。 スプリントステージでのチャンスに加え、チームは山岳コース、そして総合ランキングでの上位進出も狙えるメンバー構成で臨みます。 過去ブエルタ・ア・エスパーニャで総合トップ10入りを果たしたワレン・バルギルを山岳エースに起用し、シモン・ゲシュケやローレンス・テンダムがアシストを務めます。 チームは、TCR ADVANCED SLとTRINITY ADVANCED PROを今ツールで使用し、全てのバイクにGIANT CONTACT SLRサドル、ハンドル、ステム、そしてNEOS TRACKサイクルコンピューターを装備します。ヘルメットは、REV、PURSUIT、RIVET、RIVET TTをコースにより使い分けます。 【ツール・ド・フランス2017 出走メンバーリスト】ニキアス・アルント(ドイツ)  スプリンターワレン・バルギル(フランス)  クライマーロイ・カーヴァス(オランダ)  キャプテン/オールラウンダーシモン・ゲシュケ(ドイツ)  オールラウンダーマイケル・マシューズ(オーストラリア)  スプリンターラモン・シンケルダム(オランダ)  スプリンターローレンス・テンダム(オランダ)  クライマーマイク・テウニッセン(オランダ)  リードアウトマンアルバート・ティマー(オランダ)  オールラウンダー

2017.06.27

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チーム・サンウェブの3ライダーがナショナルチャンピオン獲得!

6/24(土)-25(日)の2日間、ナショナル選手権タイムトライアル(TT)およびロードレースが世界各国で開催され、チーム・サンウェブの3名のライダーがナショナルチャンピオンジャージを獲得しました。 オランダ選手権では、デュムランがTTを、シンケルダムがロードレースを制して、チームで2冠を達成しました。 ジロ・デ・イタリア2017を制したトム・デュムランがオランダ選手権TTを制した後、オーストリア選手権でもゲオルグ・プライドラーがTTを制してナショナルチャンピオンジャージに袖を通しました。 デュムランはジロ閉幕後のリカバリー期間を経て、TRINITY ADVANCED PROと共に自身3度目のチャンピオンタイトル獲得を達成しています。 レース後、デュムランは以下のようにコメントしました。 「ここ数週間、心身ともに良いコンディションで過ごすことができて予想以上に調子が良かったんだ。もう1年ナショナルチャンピオンジャージを着られて誇りに思う」 もう1人のチャンピオンとなったプライドラーもまた、TRINITY ADVANCED PROに乗りアップダウンを含むコースで2位から40秒の差をつけ、2015年に続く2度目の頂点を勝ち取りました。 プライドラーはレース後、以下のようにコメントしました。 「優勝できてとてもハッピーだ。おそらく表彰台には登れるだろうと思っていたけど、優勝は本当に予想外だった。全てを出し尽くすとても厳しいレースだったけれど、自分が最速であることを証明できた。またチャンピオンジャージを着られて本当に嬉しいよ」 またデュムランとプライドラーのほか、デンマーク選手権TTではセーレンクラーグ・アンデルセンが4位を獲得しています。 TTでの活躍に加え、スプリンターのラモン・シンケルダムがオランダ選手権ロードレースで飛躍をみせ、チームに3枚目のナショナルチャンピオンジャージをもたらしました。レース序盤にアルバート・ティマーとトム・スタムスナイデルが逃げ集団に加わり、中盤には積極的なカウンターアタックでライバル達を疲弊させ、チームの連携がシンケルダムのスプリント勝負を後押しする形となりました。 勝負はゴール前までもつれ込み、力強いリードアウトを受けたシンケルダムがそのまま先着し、僅差のスプリント争いを制しました。 レース後、シンケルダムは以下のようにコメントしました。 「チーム、そして自分にとって素晴らしい勝利だ。チームメイトが終始自分のために動いてくれて、完璧にプラン通りのレース運びとなった。おかげで終盤まで脚を残すことができて、勝利をもってチームの働きに報いることができた。スタッフとチームメイトのサポートが、こうして実を結んだことが誇らしいよ」

2017.06.22

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デュムランがオランダ選手権TTで3度目のチャンピオンに!

チーム・サンウェブのトム・デュムランが、モンフェランで行われたオランダ選手権個人タイムトライアル(TT)で優勝し、自身3度目のナショナルチャンピオンジャージを獲得しました。 デュムランはジロ・デ・イタリア第10ステージでの優勝、さらに最終日の逆転総合優勝を演じた時と同じくTRINITY ADVANCED PROを駆り、2位のステフ・クレメントに24秒、3位のロバート・ヘーシンクに59秒差をつける力走でタイトル防衛を成功させました。 レース後、デュムランは以下のようにコメントしました。 「TTで連覇することが本当にハッピーさ。コースは自分向きで、暑さは厳しかったけど力を出し切ることができた。ここ数週間、心身ともに良いコンディションで過ごすことができて予想以上に調子が良かったんだ。もう1年ナショナルチャンピオンジャージを着られて誇りに思う」 チーム・サンウェブのトレーナーであるアドリアン・ヘルマンテルは、デュムランのジロ終了後のリカバリー期間、そしてナショナル選手権での走りについてコメントしました。 「ジロ閉幕後の数週間、デュムランは充実したリカバリー期間を送り、今日のレースはフレッシュな状態で迎えることができた。チームはリカバリー期間のスケジュールを完璧に組み上げ、彼が集中できる環境を作ったんだ。連覇のかかるタフなメンタルゲームが予想されたものの、彼はタイトル防衛に向けてとても高いモチベーションを見せてくれた」 「スタートして前半は数秒遅れていたものの、彼はうまく自分のペースを刻んでいた。以降は中間計測ポイントのたびにリードを広げ、最終的には24秒差をつけ優勝してくれた。素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれたと思うよ」

2017.06.13

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マシューズがツール・ド・スイス第3ステージ優勝。総合首位に!

スイスを舞台にした9日間のステージレース「ツール・ド・スイス」第3ステージで、チーム・サンウェブのマイケル・マシューズ(オーストラリア)がスプリント勝利を挙げました。 初日のタイムトライアルで4位と好位置につけていたマシューズは、第3ステージで現ロード世界チャンピオンのピーター・サガンを破り、10秒のボーナスタイムを得て総合ランキング首位へと浮上しました。 3つのカテゴリー山岳を越えて160km先のベルンへとゴールする第3ステージは、スプリンターにとってタフなコースとなりました。序盤は2名のエスケープが9分以上先行したものの、チームはマシューズのスプリントを狙うべくメイン集団をコントロールし続けました。 残り13kmで逃げを捉えると、マシューズは3人のチームメイトとともにポジション争いへと合流。ゴールへと至る登りで力を温存したマシューズは、ニキアス・アルント(ドイツ)の巧みなリードアウトを受けて先頭へと飛び出しステージ優勝を掴み取りました。 チームはマシューズのリーダージャージ獲得に加え、ジロ優勝者のトム・デュムラン(オランダ)が10秒差の総合2位につける理想的な展開で第4ステージへと進みます。 マシューズはレース後、以下のようにコメントしました。 「登りではそこまで調子が良くなかったけど、ゴール前に残るためには十分だった。素晴らしいアシストをしてくれるアルントが近くにいてくれたことで、レース中モチベーションを保てたんだ。彼のおかげで、完璧なタイミングでスプリントを開始できたよ」 「明日のレースでリーダージャージを着られて嬉しい。ジロ・デ・イタリアで優勝した経験が、チームをより強くしてると感じているよ」

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