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NEWS (RACE)

2018.12.19

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CCCチームが2019年シーズンに使用するチームキットを公開

CCCチームは来シーズンに向けて準備を進めています。 この度チームは、アパレルパートナーであるEtxeondo製の新しいチームジャージ、GIANT製のヘルメットのビジュアルを公開しました。 間もなく始まる2019シーズン、オレンジ色の集団にご期待ください! Photos by (c) Chris Auld Photography

2018.12.14

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2019年シーズン、GIANTがパートナーシップを結んだCCCチームの使用機材を公開

CCCチームの発表からはじめてのチームミーティングがスペインで行われ、メンバーたちに新しいGIANT TCR ADVANCED SL TEAMが紹介されました。 美しいブラックカラーのTCR ADVANCED SLフレームにGIANT製CONTACT SLR COMPOSITEハンドルバー、CONTACT SLステム、サドル、ボトルとケージに加え、NEOSTRACK GPSサイクルコンピューターが装備されています 現在、チームはGIANT製新型ホイールセットのテストを行い、開発に関わっています。 同じく今回紹介されたTRINITY ADVANCED PRO TT TEAM、ライダーたちは早くこのマシンに乗りたくて仕方ない様子でした。 世界戦で勝利した美しいフレームセットに、ジャイアント製のAERODRIVE COMPOSITE BASE BAR、SPEEDCONTROL SL ブレーキ、NEOSTRACK GPSサイクルコンピューター、そしてチームのために特別に開発されたTTサドルを採用しています。 2019年のレースシーズンの開幕が待ち遠しく感じられます。 Photos by (c) Chris Auld Photography

2018.10.06

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GIANTとLivはCCCチームと2019シーズンパートナーシップ契約を締結

GIANTとLivは、2019年初からCCCチームと新しいパートナーシップを開始することを発表いたします。このスポンサー契約には、ワールドツアープロチームの「CCC チーム」、アンダー23男子の「CCC ディベロップメント」、さらにエリート女子の「CCC-Liv チーム」が含まれます。   GIANTとLivは過去5年間、チーム・サンウェブのオーナーであるSMS CYCLING B.V社とパートナーシップを続けてきました。レースから製品開発まで渡ったこのパートナーシップは、男女チームともにプロロードレース界で数々の大勝利を残してきました。 パートナーシップのハイライトとしては、世界選手権、グランツールステージ優勝、ジロ・デ・イタリア総合優勝などがあります。さらに、チーム・サンウェブとGIANTは、サイクリング界の最大イベントであるツール・ド・フランスで2017年にポイント賞と山岳賞を獲得するだけではなく、今年はトム・デュムランが表彰台を獲得するなど大成功を収めました。 GIANTグループ ブランディング最高責任者(CBO)のフィービー・リューは、新しいパートナーシップについて以下の通りコメントしています。 「プロロード界はチームとスポンサーが常にダイナミックに動いています。私たちは、選手がベストパフォーマンスを出せることをサポートするミッションに沿って、最高のパートナーを見つけることに努めています。これらのパートナーシップは、あらゆるレベルのサイクリストにとって良い製品を開発する上で重要な役割を果たしています。チーム・サンウェブで達成したことを誇りに思うとともに、有望なCCCチームと新しいパートナーシップを始めることができることをとても誇りに思います」。 CCCチームを運営するCONTINUUM SPORTS社は、新しいタイトルスポンサーのCCCと、2019年以降GIANTとのテクニカルパートナーシップを歓迎しています。ポーランドに拠点を置くCCCは、世界19ヶ国に1000を超える店舗をもつヨーロッパ最大のシューズブランドの一つです。GIANTはワールドツアープロチームに加えて、CCCはコンチネンタルU23チームのテクニカルスポンサーとなり、Livはエリート女子チーム WaowDealsのタイトルスポンサーとなります。この3つのCCCチームとGIANTとLivの関係は、現時点では3年間で合意しています。 CONTINUUM SPORTS社のジェネラルマネージャー、ジム・オコビッツは以下の通りコメントしています。 「CCCチームのテクニカルパートナーとしてGIANTを歓迎しています。世界最高のバイクの一つであるGIANTに乗った選手たちがレースで活躍する、私たちの新しい章がスタートします。GIANTのバイクはこれまで、タイムトライアル、クラシックレース、グランツールを含む様々なワールドツアーレースで結果を残してきました。これはテクノロジーとデザインに裏付けられた素晴らしい高性能の証です。CCCチームとして、CONTINUUM SPORTS社が来る2019シーズンにおいて新しい目標を達成するために、GIANTとのパートナーシップは最大限の自信を与えてくれ、一緒にワールドツアーレベルで成功を掴めるであろうことに興奮しています」。 男子ワールドツアーチームは、リオ五輪王者のグレッグ・ヴァンアーヴェルマートを中心に構成します。ヴァンアーヴェルマートは、パリ~ルーベや多くのクラシックレース、ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャのステージでも優勝経験があるベルギーのスターです。 女子チームでは、世界チャンピオンを11回、オリンピックチャンピオンを2回獲得しているマリアンヌ・フォスがCCC-Livチームの中心となります。世界最高の女性サイクリストの一人として常に注目されるオランダのスーパースターは、過去チーム・ラボバンクの選手時代にGIANTとLivを愛用してきました。 プロ男子チーム、U23ディベロップメントチーム、Livがサポートするプロ女子チームのフルメンバーは、今年の年末に発表される予定です。 最高峰のロードレースサポートをGIANTは20年以上、Livは10年間行なうことで、両ブランドとも選手のパフォーマンスを高めることができる最先端のバイクとギアを開発する使命を果たしています。 プロ男子チームは、ロードバイクのTCR、DEFY、PROPELとTTバイクのTRINITYを使用します。プロ女子チームは、LANGMAとENVILIVエアロバイクを使います。 また全3チームは、GIANTとLivが高性能なヘルメット、シューズ、サドル、コックピットパーツ、ホイールシステムを開発する上で、重要な役割を果たしてくれます。 CCCチームのフルメンバーやGIANTとLivの使用機材情報については、追って詳細を発表予定です。

2018.09.11

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マシューズがワールドツアー2連勝!

チーム・サンウェブのマイケル・マシューズは、カナダで開催されたワールドツアー2連戦となるグランプリ・シクリスト・ド・ケベック(GPケベック)とグランプリ・シクリスト・ド・モンレアル(GPモンレアル)で、2戦連続で優勝しました。 GPケベックは、ケベック市内のアップダウンを含む12.6kmを16周する201.6kmのコース。GPモンレアルは、モントリオール市内中心部の12.5kmを16周する195.2kmで、こちらはGPケベックよりも1週当たりの高低差が大きいコース。チーム・サンウェブは、これらのコースでTCR ADVANCED SLバイクとPURSUIT AERO ROADヘルメットをまとい、レースに挑みました。 GPモンレアルでは、最終ラップで数回のアタックが続き、勝敗を分ける最後のマウント・ロイヤルの登りでは3名のライダーが前に出たが、チーム・サンウェブは落ち着いていて、完璧に追いつきました。最後のコーナーを回ると、勾配4%のゴールに向けてマシューズがスプリントの口火を切り、登りスプリントを制しました。 GPモンレアの勝利後、マシューズはこのように語りました。「ワオ!なんて言ったら良いんだろう、全然言葉が思いつかないよ。とても苦しいシーズンを通して、僕を信じてサポートしてくれたチームとチームメイトには、いくら感謝しても足りないよ」。今年初めにケガや病気に苦しんだ後、マシューズは確固たる成果を上げようと努力していました。彼はカナダ入りした家族とひとつになって戦い、彼の最初の勝利を妻と娘に捧げました。 レース後、チームコーチのアーサー・ヴァン・ドンゲンは「カナダで2連勝するためにチーム全体で取り組んでいたし、そのハードワークの成果が得られた。3日の間に2つのワールドツアーでの優勝、信じられない」と話しています。

2018.08.01

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デュムランがツール・ド・フランス2018で総合2位!

3週間にわたり全21ステージで開催されたツール・ド・フランス2018(以下、ツール)は、7月29日(日)にパリでゴールを迎え、チーム・サンウェブのトム・デュムラン(オランダ)は、総合2位でレースを終えました。 今年は、チームがツールの総合順位に目を向け、チームリーダーのデュムランのために全力を尽くした初めての年。そこで表彰台を獲得できたのは、チーム・サンウェブとデュムランの歴史的な瞬間でした。 チーム・サンウェブのコーチであるルーク・ロバーツは次のようにコメントしています。 「私たちがここに向かう目標は、結果に対する具体的な期待を持たずに、総合順位に向けて準備をし、このレースから何を得ることができたかをみるプロセスだった。そして、間違いなく目標を達成した。パリのゴールに行けなかったライダーの数をみると、それがどれほど難しいのかがわかる。そして、チームが2位でパリにたどり着けたことを誇りに思うことができる」。 デュムランは最初から最後まで好調でした。第1週から積極的で、ルーベの石畳を含む第9ステージでは総合順位を狙うライバルたちを突き放しました。そして、第12ステージのラルプデュエズ頂上ゴールを含む山岳ステージでは2位でフィニッシュしています。 第20ステージの個人タイムトライアルでは、2位のクリストファー・フルーム(チームスカイ)に1秒差でステージ優勝を収めました。     「ツールを2位で終えることは、本当に特別なことであり、結果にとても満足している。私たちはレースに入り込んだ。もちろん、総合順位に向かっていたが、表彰台が重要ではなかったので、私とチームがここで成し遂げたことと結果を誇りに思うよ」とデュムランは話します。 8人のライダーのうち7人がレースを完走しました。昨年のツールでポイント賞を獲得したマイケル・マシューズ(オーストラリア)は、体調不良のため第4ステージ終了後にレースを降りました。 ツール初出場となったセーレンクラーグ・アンデルセン(デンマーク)は、7ステージでホワイトジャージをキープ、第20ステージの個人タイムトライアルでは、ステージ5位の成績を残しました。 チーム・サンウェブのライダーは、地形や競技に合わせて4種類のバイクを使用。デュムランのお気に入りの「TCR ADVANCED SL」をはじめ、平坦コースではエアロロード「PROPEL ADVANCED SL」を、またルーベの石畳ステージでは、「DEFY ADVANCED SL」、タイムトライアルでは「TRINITY ADVANCED PRO TT」を選択しました。 その他、「REV」、「RIVET TT」ヘルメットや、#overachieveのラベルが貼られた、チーム・サンウェブとGIANTが共同開発したホイールとコックピットコンポーネント、さらに新シューズ「SURGE TEAM HV 2018」を使用しました。 チームキャプテンのニキアス・アルント(ドイツ)は、以下のように語っています。 「スタッフ全員のサポートは素晴らしかった。バイクはいつも完璧で、ソワニョール(セラピスト)はいつも私たちをよく見ていてくれたし、コーチたちも、みんな。今はチームとして一緒に祝う時だね」。

2018.07.25

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ディクソンがアイルランド選手権ダウンヒルで2度目のチャンピオンに!

GIANTファクトリーオフロードチームのジェイコブ・ディクソンは、アイルランドナショナル選手権ダウンヒルエリートクラスで、昨年に続きタイトルを獲得。ジュニアとアンダー23時代を含む6度目のタイトルとなりました。 「ナショナル選手権のために自宅に戻って、楽しい時間を過ごしたよ。6度目のタイトルが取れて本当にうれしい。トラックは砂ぼこりが上がっていたけれど、とても楽しかった」とGLORY ADVANCEDに乗り、 SHUTTLEの靴を履いたディクソンは言いました。 今回のディクソンの勝利で、チームにとって先月のマルセロ・グティエレス(コロンビア)の勝利に続いて、2人目のダウンヒルナショナルチャンピオンとなりました。 同週末に開催されたアメリカナショナル選手権のクロスカントリーレースでは、アンダー23クラスで20歳のコール・パトンは5位、エリート男子に出走したカール・デッカーは17位でゴールしました。ともにANTHEM ADVANCED 29 PROに乗り、CHARGE XCシューズを履いています。またダウンヒルでは、GLORY ADVANCEDに乗ったエリオット・ジャクソンが、8位でゴールしました。

2018.07.05

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チーム・サンウェブ、ツール・ド・フランス2018メンバー発表

チーム・サンウェブは、7月7日(土)に開幕する「ツール・ド・フランス2018」(以下ツール)参加メンバーを発表しました。 昨年のツールでは、4つのステージ優勝に加え、ワレン・バルギル(フランス)が赤玉の山岳賞ジャージ「マイヨアポア」を、マイケル・マシューズ(オーストラリア)がグリーンのポイント賞ジャージ「マイヨヴェール」をそれぞれ獲得し、チーム史上最高の成功を収めました。今年も高い期待と強いラインナップで、3週間にわたる世界最高峰のステージレースに挑みます。 今年のツールでは、チームメイトの強力なサポートのもと、デュムランはイエロージャージを狙います。 チームのトップライダーの一人であるウィルコ・ケルデマンは、先週のオランダナショナル選手権ロードレースでのクラッシュで肩を負傷し、残念ながらツール直前の欠場となりました。ケルデマンに代わり、自身10度目のツールとなるベテランのローレンス・テンダムが出場します。 この他、チャド・ハガ、セーレンクラーグ・アンデルセン、シモン・ゲシュケは山岳ステージで、エドワード・トゥーンスとマイケル・マシューズはフラットステージで、それぞれデュムランをサポートします。 チームは、ロードステージではTCR ADVANCED SLとPROPEL ADVANCED SL DISCを、第3ステージのチームタイムトライアルと第20ステージの個人タイムトライアルでは、TRINITY ADVANCED PRO TTバイクを使用します。 全てのバイクにGIANT CONTACT SLRサドルとコックピットコンポーネントで構成され、チームとGIANTが共同開発した「# OVERACHIEVE」のラベルが貼られたプロトタイプのホイールを、キーステージで使用します。この他、REVヘルメット、タイムトライアル用のRIVET TTヘルメット、シューズを着用します。 なお、今シーズンのチームレプリカモデル「PROPEL ADVANCED PRO DISC TEAM」「TCR ADVANCED SL TEAM FRAME SET」を数量限定で発売いたします。 また、選手が着用するジャージやヘルメットなど様々なアイテムは「2018 TEAM SUNWEB COLLECTION」として、全国のGIANT取扱ディーラーにて販売中です。 GIANTディーラー検索>> 【ツール・ド・フランス2018 出走メンバーリスト】 セーレンクラーグ・アンデルセン(デンマーク)  オールラウンダーニキアス・アルント(ドイツ)  スプリンター/オールラウンダートム・デュムラン(オランダ)  TTスペシャリスト/クライマー/GCライダーシモン・ゲシュケ(ドイツ)  オールラウンダーチャド・ハガ(アメリカ)  オールラウンダー/TTスペシャリストマイケル・マシューズ(オーストラリア)  スプリンターローレンス・テンダム(オランダ)  クライマーエドワード・トゥーンス(ベルギー)  クラシックハンター

2018.06.27

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グティエレスがコロンビア選手権ダウンヒルで8度目のチャンピオンに!

GIANTファクトリーオフロードチームのマルセロ・グティエレス(コロンビア)が、コロンビアのナショナル選手権ダウンヒルで優勝し、8度目のナショナルチャンピオンのタイトルを獲得しました。 28歳のグティエレスは、ドライで岩の多いロングコースを、GLORY ADVANCEDとともに8度目の勝利後、次のように話しています。 「多くの人が僕の優勝は確実だと思っているが、決してそうではない。少しのミスやメカトラブルにより、タイトルを逃す可能性がある。今年もワールドレースでコロンビアチャンピオンジャージを着ることができて、本当にうれしい」。 今年のナショナル選手権は、グティエレスが今までレースをしたことのない、新しいコースで開催されました。 「これまでにない場所でのおもしろいレースだった。このエリアは過去数年間に多くの戦争があったが、今は地域の人たちのポジティブさと成功への熱意のおかげで変わってきている。コースは高速で長く、たくさんのジャンプがあった。コーナーは簡単だったけれど、埃っぽい岩が多くてコントロールが難しかった」。 8度目のチャンピオンジャージを手に、グティエレスは2018年UCIワールドカップシリーズの後半戦にむけてヨーロッパに戻っています。

2018.06.15

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セーレンクラーグ・アンデルセンがツール・ド・スイス第6ステージ優勝!

スイスで開催中の9日間のステージレース「ツール・ド・スイス」第6ステージで、チーム・サンウェブのセーレンクラーグ・アンデルセン(デンマーク)が今大会最大獲得標高差の山岳ステージで、シーズン初勝利を獲得しました。 「まだ信じられない。今朝起きた時には、この勝利を予想していなかった。逃げ集団に入るチャンスをくれたチームに感謝している」と、23歳のアンデルセンはコメントしています。 1級山岳と超級山岳とゴール直前の急勾配が特徴の第6ステージでは、TCR ADVANCED SLとREVヘルメットを選択。アンデルセンは、最初の1級山岳フルカ峠で抜け出した18人の逃げ集団に加わりました。2つめの超級山岳クラウセン峠と谷を通過する間にグループは数名に絞られ、最終の登りへ向かいます。 マイケル・ゴーグル(トレック・セガフレード)がアタックしたものの、アンデルセンは着実に差を詰め先頭を奪い、そのままゴールラインを通過しました。 「ゴーグルがアタックした時に、誰も追わなかったことに驚いた。ハードなレースができるのを待っていた。とてもハードな一日たっだ。僕の体重はヒルクライムにはかなり重いけれど、ここ数週間のハードトレーニングの成果が出せたよ」 チーム・サンウェブはアンデルセンのステージ優勝の他、総合順位ではウィルコ・ケルデマン(オランダ)がトップから32秒差の2位とサム・オーメン(オランダ)が3位につけています。 また、スプリンターのマイケル・マシューズ(オーストラリア)は、第4ステージで2位を獲得しており、チームはツール・ド・フランスへの重要なこのレースで、調整が成功しているようです。 2018年のツール・ド・スイスは、残り3ステージ。金曜日の山岳ステージ、土曜日の平坦ステージと日曜日の34kmタイムトライアルで勝者が決まります。

2018.05.28

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デュムランがジロ・デ・イタリアで総合2位!

3週間にわたり全21ステージで争ったジロ・デ・イタリアは、5/27(日)にローマでゴールを迎え、チーム・サンウェブのトム・デュムラン(オランダ)は総合2位でレースを終えました。また、チームメイトのサム・オーメン(オランダ)も総合トップ10入りの活躍を見せました。 2017年ジロ総合王者のデュムランは、今年は総合優勝のクリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)に続いて2位でジロを終えた後、このように語りました。 「チームメイトと一緒に素晴らしい3週間が過ごせたし、みんなには感謝している。自分のできることは全て試したけどフルームはもっと強かったよ」 イスラエルでスタートした今年のジロは、シチリア島やイタリアアルプスの高峰を含む3週間の壮大なドラマを終えました。 チームとデュムランは、グランツアーの初戦でもある101回目のジロで、3週間レースの中心に居続けました。 デュムランはイルラエルでの開幕ステージ、個人タイムトライアルでTRINITY ADVANCED PRO TTに乗り見事勝利し、ピンクのリーダージャージ「マリアローザ」を獲得しました。 第2ステージでマリアローザを失ったデュムランでしたが、総合争いは終盤のイタリア本土がキーポイントになることを確信していました。 最初の大きなポイントはシチリア島での第6ステージで、オーメンとチャド・ハガ(アメリカ)のサポートにより2位でゴールしたデュムランは、この日ステージ優勝してジロ終盤までマリアローザを守ったサイモン・イエーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット)に続いて総合でも2位をキープしました。 次の大きなポイントは第11ステージで、TCR ADVANCED SLチームバイクに乗り、GIANT REVヘルメットを着用したデュムランは、イエーツの攻撃に唯一対応して2秒差をつけられたものの総合2位をキープしました。 タイムトライアルの現世界チャンピオンでもあるデュムランは、34kmの重要な長いタイムトライアルレースを楽しみにしていました。 チームとGIANTが共同開発した、「#OVERACHIEVE」のラベルが貼られたプロトタイプのリアディスクホールを使用したデュムランは、総合リーダーのイエーツより1分15秒速いタイムでゴールし、総合タイム差を1分以内に縮めました。 デュムランはTCR ADVANCED SLを使用するロードステージでも、「#OVERACHIEVE」のコックピットコンポーネントを使用し、他のチームメイトも「#OVERACHIEVE」ホイールでジロを戦いました。 第18ステージはアッビアテグラッソから1級山岳プラートネヴォソの山頂をゴールとする196km で、最後の13kmは登りのタフなコース。デュムランは最後の登りでアタックして、イエーツに28秒差をつけて総合タイム差を短縮することに成功。残された2つの厳しい山岳ステージに希望を繋げました。 「アタックに最適な瞬間を待っていたけど、ゴールまで残り2km地点でアタックしたよ。イエーツは最初のアタックに反応したけど、その後フルームがアタックしたとき自分とドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、バーレーン・メリダ)はついていけたけど、イエーツは千切れたんだ」 それは何かの前兆でした。 翌日の第19ステージは4つの厳しい山岳を通るクイーンステージで、総合順位が大きく入れ替わりました。 フルームが残り80km地点からアタックして、総合首位のイエーツは40分近くタイムをロスします。 デュムランは果敢にフルームを追い、このステージを5位で追え、新リーダーのフルームから40秒差の総合2位をキープしました。 「デュムランは今日、最後まで諦めずにペダルを踏み続ける勇気を見せてくれた。我々はやれることは全てやったが、リードを取るには足らなかった」とコーチのマーク・リーフは語っています。 この厳しい山岳ステージの間にオーメンは総合順位を9位まで上げ、チームはトップ10に2名のライダーを入れることに成功しました。 「自分自身とチーム、そしてデュムランを誇りに思うよ。最後までデュムランのサポートをやり遂げたから自動的に総合順位も上がっていった。総合トップ10はデュムランの表彰台と並んで、自分にとって信じられない結果だよ」オーメンはローマのゴール後に語っています。 「この3週間、チームは勝利のためにできることは全て試してきたけど、人生で勝利を勝ち取るのに最も過酷なグランツアーだったから、総合2位の結果には満足している。チームで素晴らしい3週間を経験して得た結果を誇りに思うよ」 デュムランはジロ連覇を逃し失望したものの、チームと自分のパフォーマンスには満足してることをゴール後に語りました。

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