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シクロクロス東京 男子エリートTOP35にTCXライダーが参戦2023.02.22

2月11日(土)、12日(日)に東京都・お台場海浜公園で5年ぶりに開催された「シクロクロス東京2023」は、初日に7000人、2日目に9500人の観客を動員して盛り上がりを見せました。

大会2日目に行われた国内最高峰JCXシリーズの最終戦「男子エリートTOP 35」クラスは、ランキング35位以内の選手と、前日の36位以降の選手によるレースでの上位3名のみに参加資格が与えられ、合計30名の選手がスタートラインに並びました。その内、7名の選手がGIANT TCXとともに、お台場海浜公園の砂浜と林間区間のテクニカルなコースに挑みました。

TCXを駆りシクロクロス東京に挑んだ6名の選手に、TCXを選んだ理由やこだわりポイント、シクロクロス東京のバイクセッティングや感想などを伺いました。
 

岩田祐樹(36隊/cyclespaceHalo)

身長172cm / 体重 65kg
TCXフレームサイズ:S
レース結果:11位
JCX総合ランキング:32位

東海地区を中心に活動する岩田さんは、シクロクロス歴18年のベテラン選手。初日のレースで2位になりTOP35の参加資格を獲得後、翌日もパワフルな走りで最高尾から順位を上げる走りで11位になり、TCX選手権でも堂々の2番手に。

Q) TCXを選んだ理由
価格とスペックと性能のバランスです。特に軽さが気に入っています。

Q) シクロクロス東京でのタイヤセッティング
砂に重点を置きつつ、林間の根っ子でパンクしないようなバランスの空気圧にしました。
前:CHALLENGE CHICANE TU 1.30 bar
後:VITTORIA TERRENO DRY TU 1.30 bar

Q) レースを振り返って
今シーズンはシクロクロス東京でTOP35エリートレースに出ることが目標だったので、初日に参加資格を獲得して実現できたのは良かったです。ここでしか味わえない特別な雰囲気の中でベストな走りができました。
 

山田 誉史輝(PAXPROJECT)

身長172cm / 体重 55kg
TCXフレームサイズ:S
レース結果:13位
JCX総合ランキング:17位

MTB選手として第一線で活躍した山田さんは、27歳にしてシクロクロス歴19年のベテラン選手。今シーズンはJCX10戦中8戦に参戦して、UCIポイントを獲得するなど全レースで安定した成績を残している。

Q) TCXを選んだ理由
価格とスペックと性能のバランスが決め手で、新型発表初年度に2台購入しました。直進安定性や振動安定性など色々ある中でも、コーナリング性能がとても気に入っています。自分の行きたいラインに素直にバイクが曲がってくれるので扱い易く。オフロードならではの、路面変化での急なライン変更にも対応しやすいからです。

Q) シクロクロス東京でのタイヤセッティング
砂区間だけに合わせるならもっと低い空気圧にしますが、コーナーの多い林間でタイヤが潰れすぎないようにしたかったのでこの空気圧にしました。
前後:DUGAST SMALL BIRD TU 1.45 bar

Q) レースを振り返って
スタートループで遅れてしまい、そこから追い上げるレースとなってしまいました。得意ではない砂なのでミスも多く、前とも思ったように差が詰まらなく苦しかったですが、多くのPAX応援団のおかげで踏ん張ることが出来ました。沢山のご声援ありがとうございました。
 

松田 賢太郎(無所属)

身長171cm / 体重 65kg
TCXフレームサイズ:M
レース結果:14位
JCX総合ランキング:12位

シクロクロスは「平凡な日常の生活に必要な程よい刺激になっている」と語る松田さんは、MTB XCOをメインに活動し、5年目のシクロクロスでもJCX蔵王大会で5位に入るなど近年着実に力を付けてきている選手。

Q) TCXを選んだ理由
価格、スペック、性能のバランスが良いのと、販売店や友人に勧められたから自信をもって購入できました。レースでも練習でも使い倒せる耐久性とスペックが気に入っています。

Q) シクロクロス東京でのタイヤセッティング
砂区間が多いのとそれ以外のセクションはドライコンディションで路面も硬かったのでドライタイヤを選択しました。
前後タイヤ:Challenge Chicane TU 1.50 bar

Q) レースを振り返って
スタートは上手く決まりましたが、その後思い通りに行かず苦戦するレースでしたが、諦めずに走り途中から順位を上げることができたので満足です。 また、都市部でのレースならではのたくさんの応援の中で走ることができ最高の気分でした。
 

重田 兼吾(Team CUORE)

身長175cm / 体重 59kg
TCXフレームサイズ:M
レース結果:22位
JCX総合ランキング:19位

シクロクロスは「沢山の仲間との繋がりを作ってくれた大事な存在」と語る重田さんは、過去JCXシリーズで表彰台経験もある実力派。「シゲゴン」の愛称で呼ばれファンも多い28歳。

Q) TCXを選んだ理由
価格、スペック、性能のバランスが良いため。ハンドリングにクセがなく、意のままに操れるところが気に入っています。

Q) シクロクロス東京でのタイヤセッティング
他の選手とはだいぶセッティングが異なりますが、砂のレースの時はフロント高めリア低めのセッティングにしています。色々試してみて、体重が乗るリアタイヤは空気圧を低めにしてトラクションがかかるようにして、フロントは比較的高めにして沈み込みさせすぎず、砂を掻いていくようなイメージの方が速いと個人的に感じています。
前タイヤ:IRC SERAC CX EDGE TLR 1.90 bar
後タイヤ:IRC SERAC CX EDGE TLR 1.55 bar

Q) レースを振り返って
圧倒的に周りの選手に比べてフィジカルが弱く、砂浜のストレートで抜かれてしまい辛かったです(泣)。来シーズンはもう少し力つけて臨みたいと思います。モアパワー!!
 

折橋 孝治(MiNERVA-asahi)

身長171cm / 体重 53kg
TCXフレームサイズ:S
レース結果:25位
JCX総合ランキング:27位

ヒルクライムからシクロクロスに転向した折橋さんは、身長171cmで体重53kgと超軽量級のボディーを武器に、上りがキツイコースを得意とする。

Q) TCXを選んだ理由
スペック、性能のバランスが良いのと、カラーもGIANTブランドも好きだからです。実際乗ってみて、速くて軽くてカッコ良いので気に入っています。

Q) シクロクロス東京でのタイヤセッティング
チューブラータイヤの選択も考えたが、使い慣れた機材の方がトラブルなく確実に扱えるため、チューブレスタイヤでいつも通りの空気圧で走りました。
前後タイヤ:IRC SERAC CX TLR 1.45 bar

Q) レースを振り返って
TOP35の参加資格はギリギリでしたが、このレースを走れたのは嬉しかったです。シーズン締めくくりのレースを、大勢のギャラリーの中で走れて楽しめました。レース内容は、序盤良い位置で走れたけど、後半はお台場の砂に沈みました。来シーズンはさらに良い順位を狙っていきます。
 

斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT)

身長166cm / 体重 53kg
TCXフレームサイズ:XS
レース結果:15位
JCX総合ランキング:13位

走り方を工夫して機材の性能を最大限に引き出すことで、フィジカル差を補えることに気づいてシクロクロスに魅了されてしまった45歳。全国のTCX乗りと繋がりたい思いから #TCX友の会 を作った、自称TCXを日本一愛するGIANT JAPAN中の人。

Q) TCXを選んだ理由
2014年に初代TCX DICSに乗ってから上位で走れるようになり、新型となった2021モデルでは待望のXSサイズも出たことで、自分の人生で無くてはならない存在です。特にOD2によるハンドリング性能と、圧倒的な泥はけ性能がお気に入りです。

Q) シクロクロス東京でのタイヤセッティング
砂区間と林間区間どちらも大事なレイアウトのお台場だけど、今年は砂区間が比較的走りやすかったので、通常よりは0.1bar低いが低すぎない空気圧に。リアタイヤは秘蔵のSERAC CX SANDを導入して砂区間の走行抵抗を減らすことができました。
前:IRC SERAC CX EDGE TLR 1.35 bar
後:IRC SERAC CX SAND TL 1.35 bar

Q) レースを振り返って
ゼッケン15番で3列目スタートだったけど、砂区間の中盤で皆と別ラインを走行したことで一気に順位を上げ1周目を8位で通過。中盤まで10位前後で走行した後、レース後半に砂区間で転倒した際に脚が攣ってしまい順位を落としてしまったのが悔やまれるレースでした。しかし、5年ぶりに開催したシクロクロス東京で、たくさんの観客に応援してもらいながら走れた1時間は最高の時間でした。応援ありがとうございました!
 

画像提供 : Kensaku SAKAI/FABtroni+camera

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